現代の日本は良くも悪くも昔からある偏見に捉われている傾向があります。
今回の記事では、その1つとも言えるタトゥーに対する偏見について調べてみましたので、それを議題にしてお伝えしたいと思います。
以前よりも気軽に彫れるようになったタトゥーに対して、なぜ悪い偏見がつきまとうのか?日本でタトゥーが好まれない理由などを紹介しつつ、タトゥーを彫る事によるデメリットなどもまとめていきます。
目次からササッとチェック
日本でタトゥーが好まれない理由

そもそも、なぜ日本でタトゥーが好まれないのか?
予測できる理由を以下3つのポイントにまとめてみました。
- ・そもそも海外との文化が違う
- ・バブル以前の世代には根強い偏見がある
- ・「タトゥー=反社会勢力」のイメージ
これらについて、もう少し詳しく理由を解説したいと思いますので、日本人がタトゥーに対して偏見を持つ理由を知りたい方は参考にしてみよう!
①そもそも海外との文化が違う
ご存知の通り、海外ではタトゥーに対して特別な偏見はありません。
単純にオシャレ・ファッションの一環としてタトゥーを入れている方が多く、日本人から見ても外国人のタトゥーはファッションの一環だという事がわかります。
これに関しては、単純に文化の違いがあると考えられます。
海外の民族などでも独自の方法でボディーアートを伝承している事があったりもするので、その点日本ではタトゥーの文化が浸透していないという事が言えます。
②バブル以前の世代には根強い偏見がある
現代の若者はバブル世代の大人よりも間違いなく考え方が柔軟になっていると言えます。
仕事に対する考え方、教育に対する考え方など、古き良き時代を継承する考え方を否定するわけではありませんが、その内の1つとしてタトゥーに対しても日本全体が時代に合わせて考え方を見直す時期になっているのかもしれません。
基本的に、タトゥーにが彫ってあるとバブル世代以前のほとんどの大人達からは良い印象を持たれず、若者が「オシャレ」と言ってもうまく伝わらないという現状があります。
また、日本の現状から考えても「タトゥーがあると就活が不利」「タトゥーがあると温泉に入れない」など、偏見と言わざるを得ない状況にあると言えるでしょう。
③「タトゥー=反社会勢力」のイメージ
上記2つの理由もそれなりに納得できると思いますが、なんだかんだで日本人がタトゥーを嫌う理由は「タトゥー=反社会勢力」のイメージだと思います。
昔の人からすれば、入れ墨・刺青などはヤ〇ザが彫っているイメージが強く、それをタトゥーと言い換えたところで偏見はなくなりません。。。
また、ヤ〇ザが彫っているのは基本的に和彫りと言われるものですが、現代の若者でも和彫りを好む人が多く、それもまた誤解されたり偏見を持たれる理由の1つとなっているのでしょう。
例えば、これが「☆」や「♪」のタトゥーであれば、きっと大人たちもそこまで偏見を持たなかったのではないかと考えられます。
日本の若者がタトゥーを入れたがる理由
日本の若者がタトゥーを入れたがる理由はいくつかあります。
例えば、、、
・単純にカッコイイから
・タトゥーがあれば気持ちが強くなる
・オシャレの一環
・憧れている人が彫っている
・目標や夢を体に刻む
などなど、若者に限ったことではありませんが、タトゥーを彫る日本人の多くはこれらに該当すると思います。
これに関しては、結局のところ自己責任で彫っているわけですから、周りがとやかく言う必要はないと思いますし、日本国内でのタトゥーに対する偏見は今も昔もそこまで変わらないので、現状考えられるデメリットを覚悟した上で彫る事を考えればそれ以外は個人の自由だと思います。
ぶっちゃけタトゥーは自由だが損する事も多い

という事で、日本ではまだまだタトゥーに対して偏見を持っている現状があるという事はご理解頂けたかと思いますので、今後タトゥーを彫る方に関しては上記でお伝えしたことを覚悟して彫るようにしましょう。
また、偏見だけでなくタトゥーを彫る事で生活に支障をきたす事もあります。
ご存知の方もいるかもしれませんが、タトゥーを彫るデメリットや損するポイントもピックアップしてみたので、以下ご参照ください。
タトゥーで損する5つのポイント
- ・生命保険に加入できない
- ・死亡保険が支払われない
- ・公共施設が利用できない
- ・人付き合いに制限がかかる
- ・除去するにもお金がかかる
など、普通の人なら当たり前の事でもタトゥーを彫っていると当たり前じゃなくなってしまいます。
「プールや温泉に入れなくて後悔」
「タトゥーが入っていた家族の死亡保険が支払われなかった」
「後悔したので消したが、莫大な費用がかかった」
こういったケースも多々ありますので、もしタトゥーを彫るのであればこれらのデメリットがあるという事を前提に考えてみてくださいね。
タトゥーを彫って後悔した方へ
すでにタトゥーを彫って後悔してしまった方もいると思いますが、まだ諦めるのは早いです!
それなりにお金はかかってしまいますが、美容外科クリニックなどではタトゥーを除去する事もできるので、本当に後悔しているのであれば消すことも前向きに考えてみましょう。
まだ間に合う!刺青を消す方法
日本は先進国であり医療技術も年々進化しています。
タトゥー除去に関しても、以前は「皮膚切除」「皮膚移植」「皮膚剥削」などしか対応できなかったものが、現代ではレーザー治療などで痛みも傷跡も軽減されるようになりました。
今現在クリニックで対応できる施術としては、
・レーザー治療
・ピコレーザー治療
・アブレーション
・移植
・切除
・剥削
・クイックリムーブ法
などが挙げられます。
ちなみに、タトゥー除去を検討しているのであれば、クリニックによって対応している施術と対応していない施術があるので、そこをしっかりと見極めて判断する事が大切です。
タトゥー除去で相談するべき場所
もしタトゥー除去を真剣に考えているのであれば。まず相談するべき場所として大手の美容外科クリニックでのカウンセリングをおすすめします!
「湘南美容クリニック」「共立美容外科」「城本クリニック」など、施術実績が豊富で全国展開しているクリニックで相談する事で、ある程度の相場観を把握できますし実際の施術例も参考にすることができます。
基本的にはカウンセリングも無料で対応してくれる所がほとんどですし、全国展開しているという点で自宅からも通いやすい場所にクリニックが展開されている事が多いです。
また、タトゥー除去に関しては、施術方法の選定も大事ですが「誰が施術を担当するか?」も重要なポイントとなりますので、実績のある医師が在籍するクリニックを選ぶのが得策だと言えるでしょう!
【まとめ】タトゥーは自己責任なら全然OK!

まずは、長々とお読みいただきましてありがとうございます。
ここまでの内容で、タトゥーに対する日本の偏見やタトゥーを彫る事のデメリット、タトゥー除去の豆知識などは概ねご理解頂けたかと思います。
ただ、現状はタトゥーや入れ墨に対してあまり良いイメージが持たれていませんが、少なくとも昔よりはだいぶ寛容的になっている事は間違いありません!
もしかすると、今後は生命保険にも加入できたりプールや銭湯が気軽に利用できるようになるかもしれませんので、現時点でタトゥーを彫る事を決めている方に関しては、現状のデメリットを把握しつつ日本全体のタトゥーに対する考え方の変化に期待するしかないでしょう。
海外からの観光者も年々増えていますし、2020年の東京オリンピック開催などもあるので、それを境にタトゥーに対する対応がどうなっていくのかも期待してみよう♪