女性と手をつなぐとき「手が汗ばんでいたらどうしよう」と困った経験がありませんか?
また、足汗が酷くて足から強烈が臭いが・・・。なんて経験をした方もいると思います。
ここでは多汗症に関する情報をまとめています。
実は多汗症にもいろんな種類があるのをご存知でしょうか?
多汗症の種類から改善方法までを紹介していきますので、同じ悩みを抱えている方は、ぜひご覧ください!
目次からササッとチェック
多汗症の種類について
という事で、まずは多汗症の種類から紹介します。
多汗症と言っても、部分的に多汗症になる方と、全身が多汗症の方がいます。
それぞれどんな症状なのか?まずは簡単にまとめていきます。
多汗症に悩んでいる人は、自分がどの症状に当てはまるのか?確認していきましょう。
掌蹠多汗症(手のひら・足)
掌蹠多汗症は、大きく分けて以下の2つです。
・手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)・・・・手のひらが汗ばむ。
・足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)・・・足が汗ばむ。
多汗症を発症する時期は、主に幼少期から思春期にかけてで、寝ている時には汗ばんでない事が多く、起きた状態の時に起こることが多いです。
多汗症には症状のレベルがあり、軽い症状であれば、そこまで気にしなくても良いレベルですが、酷いレベルの場合には、汗が溜まったり、水滴ができるほどで、普通に生活するにも辛い症状となります。
特に仕事や勉強の時には紙が湿ってしまう事や、電化製品を破損させてしまう程の方もいるようです。
腋窩多汗症(脇から)
腋窩多汗症(えきかたかんしょう)は、主に緊張感や不安感を感じた時に出てくる汗です。
人前で話すのが苦手な方などに多く、極度の緊張から脇汗が止まらなくなってしまい、場合によっては臭いを発症する事もあり、汗そのものは抜く事で改善できるとしても、臭いがとれないケースもあります。
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上半身の片側発汗(顔・首)
上半身の片側発汗は、多汗症とは少し異なりますが、顔や首から汗が出たり、交感神経が損傷している事が原因で起きたりします。
顔が紅く火照ったり、発汗する人はこの手の多汗症に該当する場合があり、別名「ハーレクイン症候群」とも呼ばれています。
頭部の多汗症
多汗症は、首から下だけではなく、頭にも起こることがあります。
体温が上がったり、発汗する事で、交感神経が刺激され、汗を出していく事があります。
対面で話をする時なども、頭部から汗が流れる事があり、周囲から見ても異常なほど汗をかいている人は多汗症の可能性があります。
周囲から気づかれやすく、なかなか隠し通せないのがネック。
多汗症の改善方法について
多汗症を改善する方法はいくつかあります!主な改善方法は以下の通りです。
・塩化アルミニウム液の外用
・ボトックス注射
・イオントフォレーシス
・皮膚を切り取る手術
多汗症のレベルによっても異なりますが、まず第一に大切な事は、専門医に相談して治療有無や治療の判断を仰いでみるのが最適です。
交感神経やその他の身体の部位に病を抱えている事で、多汗症になっている可能性もあり、この場合、自分ではなかなか改善できない場合もあります。
ここからは、上記の代表的な改善方法についての内容をまとめていきますが、あくまでも手法の1つとしてお考え下さいね。
塩化アルミニウム液の外用
まず1つ目に、多汗症を改善する場合、塩化アルミニウムが配合されているクリームなどを使用する方法があります。
塩化アルミニウムが配合されたクリームを皮膚に塗る事で、一時的にではありますが、汗を抑制する作用が期待できます。
長期的な手法とは言えませんので、あくまでも一時の対策として使用する方法です。
市販で有名なものだと、汗の分泌を抑える効果の期待できる「オドレミン」という商品が販売されています。
ボトックス注射
次にボトックス注射をする方法です。
多汗症の改善には、比較的有効な手段として「ボトックス注射」も1つの改善方法です。
これは自分では出来ないので専門機関で行う必要があり、ボツリヌス菌を注射する事で、汗が出るのを抑えていく効果が期待できます。
汗を発生させる原因となるアセチルコリンを抑える事が、ボトックス注射の主な使用目的です。
ただし、注射する部位によっては保険が適用外となり、効果の持続期間も3~6ヶ月程度なので、定期的に注射をする必要があります。
イオントフォレーシス
イオントフォレーシスは、弱めの電流を流している水に手や足を浸けるという改善方法です。
浸ける事によって、汗腺の穴を小さくする影響を与え、汗が出にくくなります。一般的にも一番多い手法と言えるかもしれません!
ただし、週に1~2回程度の通院が必要となるので、その点が唯一のデメリットだとも言えます。保険は適用になる事がボトックス注射と異なる点です。
また、妊娠中の女性や体内に機械が埋め込まれている方など、一部対応できない方もいますので、事前に相談してみたほうが良いかもしれません。
皮膚を切り取る手術
あまりにも多汗症の症状が酷い場合には、手術して治療する方法もあります。
手術内容としては、交感神経を切断して多汗症が出ないようにします。手術した当日に帰宅できるので、お金に余裕のある方にはオススメです!
費用の相場としては、安くても10万円程度は考えておいたほうが良さそうです。
多汗症を自力で改善したい場合
多汗症を根本から自力で改善するのは、正直難しいかもしれません。
しかし、手術や注射など医療に頼りたくないという方もいると思いますので、こちらでは自分でもできる多汗症の改善方法・対策方法などまとめておきましょう。
自分で出来る改善方法としては、以下の通りです。
- 【食事の改善・見直し】
- ・発汗を抑える作用のある、大豆や豆腐などを食べるようにする。また、逆に香辛料・カフェインなどは避けるようにする。
- 【発汗を抑えるツボ押し】
- ・ツボフェチの方ならわかると思いますが、合谷(ごうこく)、労宮(ろうきゅう)、後谿(こうけい)など、リラックス効果のあるツボや健康促進に良いツボを押すのもオススメ。
- 【発汗作用を抑えるクリームを使う】
- ・少し前の項目でも簡単に紹介していますが、制汗クリームを試しに使ってみるのも良いかもしれません。また、多汗症が原因で体臭などが気になる方にも臭いを抑えるデオドラントクリームなどがオススメです。
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病気が原因で起こる事もある
これまで一般的な多汗症の原因や改善方法についてまとめてきましたが、実は病気が原因で汗をかきやすくなってしまう事もあります。
例えば、新陳代謝が活発になる「バセドウ病」、自律神経が乱れる「糖尿病」、ホルモンバランスの乱れによる「更年期障害」なども、汗をかきやすくなる要因の1つとされています。
もし、少しでも思い当たる部分があるという方は、自分で改善してみてもm効果が無い場合には、早めに病院に行って診断してもらうようにしましょう。
多汗症と体臭の関係とは?
少し前の項目でも簡単に紹介していますが、多汗症の中でも脇汗が凄い場合には、体臭の原因となる可能性もあります。
また、脇汗だけに限らず、足汗が凄い場合にも臭ってしまう事があります。
多汗症を発症している方で、臭いを気にするポイントは主に「脇汗・足汗」の2つが多いです。
どちらも衣類に包まれている部分であり、臭いのもとを含んでいる汗が出される事もあります。
どうしても臭いが気になる方は、臭いを防ぐことを考えるか、多汗症を改善する事を考えたほうが良いでしょう。
多汗症の改善に関するまとめ
多汗症の改善方法についてはいかがでしたか?
多汗症になったことがある方ならわかると思いますが、結構辛いです。
女性と手をつなぐ時も、手汗が気になりますし、脇汗や足汗が酷い場合には、体臭まで気にしなければなりません!
出来る事なら、病院で治療するのが好ましいですが、そうも言っていられない状況もあると思いますので、まずは自分で改善できる事から実践していきましょう。
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