手汗がひどい時にすぐ止める対処法とは?手汗って病気なの?

緊張したときや、夏の暑い日には脇汗手汗がどうしても噴出しやすいですが、この噴出をできれば抑えたいですよね。

特に手汗がひどいときは握手なんてできるわけもなく、すぐ止める対処法があれば事前に噴出を回避できるのにと思うことでしょう。

今回は手汗がひどいときにすぐ止める対処法をお送りしますが、病気レベルの手汗は治療が必要な場合もあります。

汗のメカニズム

汗

汗をかくことは生きていく上でとても重要です。

進化の過程で、人は活動範囲を広めることを選び、それ以外の動物は縄張りを形成することを選んだ結果、人は【動き回る=体温上昇】という生命の危機の対応をすべく、体毛が薄くそして汗腺が発達するようになりました。

全身に汗腺を分布し、運動による体温上昇を抑制させるために発汗させるその機能ですが、自分の意志で発汗量をコントロールすることはできません。

【心臓よ止まれ!】ってまるでデスノートのようなことが自分や他人の意志でできないのと同じで、【汗よ止まれ!】なんてことは自分の意志ではできません。

交感神経が発汗のスイッチ

脳スイッチ

人は暑さや寒さ、緊張などを脳がキャッチすると、様々な指令を出し行動を起こします。

そのひとつが交感神経で脳からの指令を受け取ると指令どおりに行動を起こし始めます。

発汗のスイッチも交感神経が押しているもので、脳が暑いと感じたときに体温を調整するために交感神経へ【汗を出すように】と命令を下し交感神経が汗を出すのですが、この交感神経が汗を出す量を間違えてしまうと多量の汗のもとになってしまうのです。

まさしく交感神経の誤発注ですね。

くらいならまだしも

なんて誤発注を交感神経はしてしまい、汗の大量発注をしてしまうのです。

その誤発注が継続的につづくとそれはもう病気で多汗症扱いになってしまいます。

特に足・脇・手汗はひどい

お手上げ

汗腺は全身に分布していますが、手や足、脇には汗腺が集中しているため汗の誤発注の際、多量の汗を掻きやすい場所でもあるのです。

手汗がひどいのもそのひとつですが、キラキラ手汗が光る程度から、手汗が滴り落ちるまでとグレードが分けられており、滴り落ちるほど手汗がひどい場合は手掌多汗症という病気に診断されることもあります。

手汗がひどいときにすぐに止める対処法とは?

水遊び

さて、あまりにも手汗がひどいと思ってもその感じ方は人それぞれ。

普段手汗をあまりかかない人にとってはキラキラ光る程度でも手汗がひどいと思うでしょうし、普段からキラキラレベルの人は水滴ができるくらいでないと手汗をがひどいと思わないでしょう。

今回紹介する手汗がひどいときにすぐ止める対処法もおすすめ度に合わせて効果の度合いをまとめてみました。

兎に角冷やす

アイス

手を冷やすことで手の体温を下げ発汗を抑制させ手汗をすぐ止めることができます。

体温上昇によって発汗されることが基本パターンなので、体温を下げることを行えば、脳からの指令もストップされます。

手汗がひどいときは直接手を冷やす、全身に熱がこもっていると感じるときは太い血管が通っている脇下や首元などを冷やすのも効果的ですよ。

おすすめ度:★★★☆☆

ツボを押す

針ツボ

手汗のよく効くツボというのも存在します。例えば手のひらの中心にある【老宮】や手首の【大陵】、万能ツボの合谷などは手汗がひどいときの対処法として効果的のようです。

しかし、体温が上昇している状態ではすぐ止めるには厳しいこともあるので、緊張する場面で手汗を抑制させるときの対処法として使用しましょう。

おすすめ度:★★☆☆☆

ハッカ油

ミント

要はメントールです。スースーするあの効果で手汗をスッキリ抑えることができます。

このメントールは男性用の制汗スプレーや制汗シートにはよく利用されていますね。また、最近では夏用の入浴剤にも使用されていたりもします。

方法は水とハッカ油を混ぜて、ハッカスプレーを作るのが持ち運びには便利でしょう。もしくは桶に水を溜めて何滴かハッカ油を垂らして使ってもいいですね。

ただ、配合量を間違えると凄いことになるので注意してくださいね。

おすすめ度:★★☆☆☆

制汗剤を使用する

ハンドクリーム

すぐ止める方法としては一番最適なのが制汗剤だと思います。

制汗剤は収れん作用を発揮する成分を使用することで汗腺を防ぐことができるのです。

つまり、汗が出る場所をなくす。

ということになります。

スプレータイプやクリームタイプなど制汗剤には種類がありますが、高い効果を発揮させたいなら肌に塗りこめるクリームタイプなどがおすすめです。

おすすめ度:★★★★☆

上の対処法でも手汗が止まらない場合は

溺れる

手汗がひどい場合は上で述べた対処法ですぐ止めることができるでしょう。

しかし、それでも効果がない方もいたりします。

もうそうなると手掌多汗症という病気の可能性が高いかもしれません。

手掌多汗症

雨

手掌多汗症の場合、通常の体温上昇による発汗以外でも手汗が出てしまう病気です。つなり、冷やしたりしても効果がないってことになります。

また、汗の量が半端ないので制汗剤で汗腺を塞いだとしても汗の勢いが強すぎて決壊してしまい効果がないなんてこともあります。

そこまで行くとすぐ止める対処法では手汗を止めることができないので、治療を行うしかありません。

手掌多汗症の治療方法

医者

手掌多汗症が起こる原因は発汗のスイッチになる交感神経の異常によって起こります。もう誤発注が当たり前状態の交感神経ってことです。

通常は体温上昇で反応する交感神経ですが、もう体温上昇関係なく反応してしまいます。

手掌多汗症は治療をしないと治らない病気ですが、病気と認定されているため健康保険が適用できる治療方法があります。

つまり、病院で治療が可能だということです。

主な方法は、

  • ☑制汗剤より強力な収れん作用を持つ薬剤の塗布

  • ☑電気を流すことで汗腺を抑える治療

  • ☑神経を麻痺させるボトックス注射

  • ☑バカになった交感神経を切断する手術

  • になります。

    手汗がひどいときにすぐ止める対処法まとめ!

    まとめ

    暑いときや緊張したときは特に手汗がひどいですが、すぐ止める対処法は存在します。

    しかし、手汗がひどすぎてしまう場合は手掌多汗症という交感神経が異常をきたしている病気の可能性もあり、手掌多汗症の場合は紹介したすぐ止める対処法では対処できないときもあります。

    手掌多汗症は病気と認定されているため保険適用が受けられるため、病院で治療も可能です。

    度合いによっては手術を受ける方も多くいるので、本当に悩んでいる方は一度病院で相談してみてもいいかもしれませんね。