太っている人って、ちょっと不潔そうとか、だらしないとか、イメージで言いたい放題言われまくってますよね。
太っている人はなぜそのような目で見られてしまうんでしょうか?
太っている人の特徴でよくあげられる臭い・食生活・病気・性格は本当に根拠があるものなのか、調べてみました。
あなたの私生活や性格、太っている人あるあるに入っていませんか?
目次からササッとチェック
太っている人の特徴は臭い?
太っている人の特徴は「臭い」だなんて、なんて失礼なんだ!!と思う方もいるかもしれません。自分でも書いていてそう思います。
ですが、医学的にも太っている人の特徴として体臭が強くなる可能性が高いと言われているんです!
なぜそんな悲しいことが起きてしまうのか、調べてみました。
太っている人の特徴は「臭い」と言われるワケ
臭いの原因は汗にあります。
よく汗臭いなんて言葉を聞きますが、実は、汗自体はほとんど無臭。汗臭いなと思うのは、かいた汗を放置してしまうことで雑菌が繁殖してしまい、臭いを発してしまうそうです。
ですが、太っている人は元々臭いのある汗をかきやすくなってしまうんです!
しかも、臭いの原因になる要素が4つもあるんです!太っている人には!
そら太っている人の特徴は臭いなんて言われちゃうのも仕方ないのかもしれません…。
【加齢臭】
年齢に関係なく太っている人は加齢臭に近い臭いを放ってしまいます。原因は脂肪酸が酸化されてしまうことによってノネナールという成分が生成されてしまうから。太っているとその分脂肪酸が酸化する要素が出てしまうので加齢臭を放ちやすくなってしまいます。
【疲労臭】
人間の身体は疲れていると疲労臭と呼ばれるアンモニアの臭いを出してしまいます。本来は体内で無臭に代わるはずの尿素が疲労によって処理しきれないという不具合が起きてしまう場合があります。太っている人は、ちょっとの運動でもすぐ疲れてしまうので、この臭いが出やすい傾向があります。
【脂臭】
脂臭は、体内に取り込む酸素の量が少ないと汗に混ざって乳酸が排出されてしまうことによって出てくる臭いです。ちょっと動いただけでも乳酸が出来やすい体質なので、臭いになりやすいそうです。ちなみに30~40代に多い臭いです。
【汗の量】
そもそも、太っている人の特徴に運動不足がありますが、運動不足で汗腺の働きが弱くなるとサラサラの良い汗ではなく、臭いの原因になるよくない汗がでてしまいます。
これだけ臭いになりやすい要素があるなら、太っている人の特徴が臭いと言われてもちょっとしかたない気がしますね…。
太っている人の特徴は病気?
太っている人の特徴が病気というわけではありませんが、肥満はあらゆる病気の元になってしまうのは事実です。
では、太っているとどんな病気にかかりやすいのかを調べてみました。
太っている人がなりやすい病気は?
体重が重い=太っているというわけではなく、体内の脂肪が多い状態を太っているといいます。
脂肪が多いと心筋梗塞や高血圧、心臓病、椎間板ヘルニア、動脈硬化、腎不全、糖尿病などなど、命に関わる病気になりやすくなってしまうのです。
つまり、太っている人の特徴は病気になりやすいという点にあります。
体内に脂肪がたまると、血液の循環などにも影響してくるので、生活習慣病になりやすい身体になりますし、脂肪ばかりで筋肉が無いとその分骨に負荷がかかるのでヘルニアなどの病気になりやすくなってしまうんです。
ただ、中には何かしらの病気にかかって、薬の副作用などで太ってしまっている場合もありますけどね!
太っている人の特徴は食生活?
太っている人は食生活も著しい特徴があります。
太ってしまうのは、摂取したカロリーよりも消費カロリーが少ないから太るわけですが、太っている人は運動をしない上に摂取カロリーも多いので、どんどん太るというループに入ってしまうんです。
しかも太っている人は食事の内容だけでなく食事の摂り方ににも特徴があるので、「自分、こういう食べ方している…!」と思った人は気を付けてくださいね!
太っている人の食生活は?
太っている人は、
・食べるスピードが速い
・脂っこい物、味の濃いものが大好き
・一度の食事の量が多い
・お菓子などを四六時中口にしている
・よく噛まない
・1回で大量に口に含んで食べる
・水分補給にお茶や水を選ばない
・朝ご飯を食べない
などの特徴があります。特にゆっくり食べないというのは、食事をするうえでとてもよくないことなんです!
満腹を感じる神経は、食事を始めてから20~30分程で動き出すのですが、それよりも早く食事を終わらせてしまうと、自分の満腹がずれてしまうんです。
また、早く食べ終わると、他の人がまだ食べているのを見て「あ、もう少し食べたいな」と思ってしまうのでさらに余計に食べてしまうということも起きてしまいます。
さらに、朝食を抜いてしまう人は肥満傾向にあります。
朝ご飯を抜いてしまうと、1日のエネルギー源がないのでへとへとになってしまい、その代わりにお昼や夜に大量にご飯を食べることになってしまいます。
夜にご飯を食べすぎると太ってしまう原因になるので、朝食を抜く人はおのずと太りやすい傾向になってしまいます。
食生活と肥満は密接な関係にあります。食生活が乱れると太りやすくなるのは当たり前!太っている人の特徴が食生活の乱れなんて言われても、ちょっと反論できませんね…。
太っている人の特徴は性格?
太っている人の特徴は性格にもあります。
太っている人の性格はとても極端で2パターンで、びっくりするほどポジティブか疲れるほどネガティブ。
また、この他にも太りやすい人の性格というのもあります!!多く当てはまった人は、もしかしたら太りやすい性格かもしれませんよ!
太っている人の性格、太りやすい人の性格とは?
太っている人は、あまり細かいことを気にせずに、自分が太っていても気にならない!というポジティブタイプと、太っていることをコンプレックスにもっていてつい物事を悪い方に捉えてしまうネガティブタイプがあります。
明るい性格の人は、痩せてもあまり性格は変らないと思いますが、ネガティブタイプは痩せた途端に調子に乗るタイプが多いです。ネガティブどこ行ったといいたくなるぐらい。
また、ネガティブな性格に多いのは「自分だって痩せていれば人生はバラ色」と思いこんでいる割に、痩せようとしないタイプです。はい!!今ドキッとした人!!わかっているなら頑張って痩せましょう!!
また、太りやすい人・太っている人の性格として
・痩せている人を見て「あの人は太らない体質なんだ」と言い聞かせている
・ダイエットが続かない
・写真が嫌い
・痩せたいといいつつ、ダイエットをしたことが無い
・○○置き換えダイエット系の商品はすぐ買う
・痩せることはしんどいことだと思っている
・そのうち年をとれば痩せていくだろうと思っている
・結構言い訳っぽ性格
といった性格が多いです。当てはまるものはありませんか?1つでも当てはまったら太りやすい性格かもしれません。要注意ですよ!
何かと言い訳を付けて、ダイエットを長く続けなかったり、そもそもダイエットをしなかったりなど、そういった人も多いですね。
太っている人の特徴まとめ
今回の話を総評すると、太っている人の特徴と言われるものは全て根拠があるという事です!
太っていると臭いがするし、病気にもなりやすいし、食生活は乱れているし、性格も特徴がある…。ちょっとマイナスな要素が多いですね、太っていると…。
ですが、ダイエットはきつい運動と厳しい食事制限が必要なもんではないんです!毎日食べるものをある程度管理すれば、好きなものを食べても平気ですし、激しい運動を毎日しなければいけないわけでもありません。
太っている人の最大の特徴は痩せたいけれど、しんどいダイエットは嫌だと思っていることかもしれません。
これを機に、自分の生活などを見直してみてはいかがでしょうか?