アレ?もしかして俺ってメタボ…?
ただのポッコリお腹なのかメタボなのか、違いが分からん!!
確かにおっしゃる通りです、知らないうちにメタボになっていたなんてこともあることでしょう。
しかし、そのふっくらした腹囲はメタボかどうかを見極める一つのポイントで間違いないのです。
この記事ではメタボの基準を把握するための、腹囲の正しい測り方を紹介します!これで健康診断前の対策を打ちましょう!
目次からササッとチェック
そもそもメタボとは?
ただ太っている人の事をメタボと呼ぶわけではありません。
メタボとはメタボリックシンドロームの略称であることは流石に皆さんご存知だと思います。
肝心のどういう症状なのかをまずは紹介していきますm(__)m
メタボの症状とは?
太る=メタボ
このような基準は間違いで、太っている人が必ずしもメタボではありません。
メタボの別名は『内臓脂肪症候群』と言われ、その名の通り内臓脂肪が関係している病気の一種です。
内臓脂肪が急増することにより、内臓の周りに脂肪が蓄積され内臓機能を低下させます。
そうしたことにより、糖尿病や高血圧などの複数の生活習慣病に同時に掛かることがメタボなんです。
放っておくとどうなる?
では次にこのメタボを放っておくとどうなるのかという話なんですが…
最悪のケースだと、死にます。
メタボを放っておくと動脈硬化により、脳梗塞や心筋梗塞と言った、急死する可能性がある病気を引き起こす可能性があります。
もちろんこれだけではなく、他にも先ほど言った糖尿病、高血圧を始めとして、痛風や脂肪肝になったりします。
要約すると?
メタボは自分の身体がヤバいよ!って教えてくれる危険信号と言えるでしょう。
まっいっか( ・ ∀ ・ )
…では済みません!冷静に考えてみましょう。
メタボを放っておくということは、信号無視して急死するか、病気に苦しみながら生き続けるかのどちらかしか選択が残されていないということです。
もうこれメタボ改善するしかないじゃん( ´; ω ;` )
メタボの基準となるのは?
メタボは改善するに越したことはない!ということで、まずは自分がメタボの基準を満たしてしまっているのかどうかを見たいですよね。
健康診断でメタボと発覚する前にメタボを見つけ改善して、誰にも余計な心配をかけないようにしたいものです!
というわけで健康診断などで実際に用いられる、メタボの基準を紹介していきます。
健康診断で使われるメタボ基準の腹囲とは?
腹囲(ふくい)とはその名の通り、お腹周りの大きさを表す言葉です。
この腹囲はもちろんメタボかどうかを調べるに必要な情報となります!
以下がその基準値となります。
メタボとされる腹囲の数値
icon-male 男→85㎝
icon-female 女→90㎝
女性の方が腹囲数値高い理由
あれ?意外と女性の方が高いようですね。しかしこれにはしっかりと理由があります。
女性は男性と比べると皮下脂肪を溜めやすい体質だからなんです。
メタボの基準と皮下脂肪は関係ないため、腹囲に加え大体の皮下脂肪分の大きさを足してあります。
ちなみに男性は皮下脂肪より、内臓脂肪を溜めやすい体質であるため、メタボになりやすい体質であるとも言えます(´;ω;`)
健康診断で使われる腹囲以外のメタボ判断基準は?
うわ!俺腹囲85㎝以上じゃん…病院行ってくるわ…。
お待ちください!腹囲だけでメタボと決めつけるのは少し早いです。あくまでも腹囲は基準の1つでしかありません!
そこでメタボの確信性を上げるために、健康診断やメタボ診断では他にも判断基準が用意されています。
以下がその基準と各数値になります。
様々なメタボの判断基準値
1、空腹時の血糖値が100㎎/dL以上、ヘモグロビンA1cが5.2%
2、中性脂肪が150㎎/dL以上、HDLコレステロール40㎎/dL未満
3、最大血圧130㎜Hg以上、最小血圧85mmHg以上
1は血糖値の高さ、2は脂肪の多さ、3は血圧の高さを見ています。
また喫煙経験の有無を判断基準に用いることもあるようです。
どうですか?基準に該当していましたか?
健康診断でメタボが発覚した場合
健康診断、またはメタボ健診にてメタボが発覚してしまった場合は、必要度に応じて保健指導が行われますm(__)m
うわっめんどくさっ!って思った方もいることでしょうが、これを3か月~6か月に掛けて受けますからね!
受ける保健指導は『積極的支援』のどちらかを受けることになります。
前者は個別面接やグループでの支援を取りいれ、半年後に改善されているかどうかを見ます。
後者は前者に加え、より定期的な支援を受けながら半年後に改善されているかどうかを見るというものになります。
どちらにせよ結構手間になりますので、健康診断に引っかからないためにもメタボは事前に改善したいところです!
腹囲の正しい測り方とは?
とりあえず自分が85㎝以上かどうか気になるから測ってみたくなりますよね。
でもとりあえずの測り方ですと、大体違う結果が出ることでしょう。
正しい測り方をして、しっかりと判断したいですよね(∩´∀`)∩
ウエストと腹囲は違う!
衣類を購入する際、自分に合ったサイズを選ぶためにウエストを測りますよね?
そのため腹囲を測り方をウエストの測り方と同じようにしている人も多いと思います。
しかし!ウエストと腹囲は違うため、当然測り方も違います。
ウエストはいわゆるクビレの部分、お腹で一番細くなる部分にメジャーを巻き付ける測り方しますよね?
しかし腹囲はヘソの位置から水平にお腹にメジャーを巻き付ける測り方をします。
間違った測り方をしていた場合、85cm無いと思ってたのにちゃんとした測り方をしたら85㎝超えてた!となると思いますよ( ´艸`)
何故ヘソの位置で測るの?
ウエストと腹囲を分ける理由があるのか、何故わざわざ太くなる測り方をするのかと一部で怒りの声が聞こえてそうですが、これにはしっかりとした理由があります。
そもそも腹囲を測る理由としてはメタボであるかどうかを判断するためです。
そのメタボの原因は内臓脂肪の過剰な増加にありますよね。そしてヘソ周りこそが内臓脂肪が蓄積する場所であるため、そこを腹囲として計測します。
実際服を買うときにもコチラを測った方がいい気がします(笑)
メタボ基準の腹囲は?まとめ
メタボは死のリスクがある極めて危険な病気です。
現在メタボでない方も、生活習慣の乱れや加齢により、いつの間にかメタボになりやすい身体に変化していることも十分考えられます。
普段健康診断を受けていない方は、メタボに気付かないことが多いので一度健康診断を受けることをおすすめします。
メタボと判断されて、保健指導を受けることになったとしても自分の体型管理不足ということで…。
脂肪で死亡wなんて笑い事言ってる暇はないです!さっさとダイエットに取り掛かりましょう!