禁煙化が進んでいる今、その考えはどんどん深まってきています。
そこで登場したのが主流煙や副流煙などに含まれるタバコの害を抑えて作られた電子タバコです。
アイコスやグロー、プルームテックなど、電子タバコを使用している喫煙者も増えてきていますよね。
これらの加熱式電子タバコは、有害性が大幅に削減されており、身体的リスクが無いと言われていますが実際のところどうなのでしょうか?
副流煙によって生じるリスクや、電子タバコの害についてまとめてみました。
※適宜最新の情報に更新中!
目次からササッとチェック
臭いなどの不快感を決別できる電子タバコはJUUL!
タバコを吸うと、臭いや副流煙などもすごく気になりますよね?
でも、電子タバコなら加熱式タバコや紙タバコと比べても害は少なく作られています!
その中でも一番おすすめなのはJUUL(ジュール)です!
特におすすめしたいポイントは、臭いが少ないことと、吸い応えがいいこと!
JUULにはニコチンソルトという成分が入っているので、タバコみたいに吸い応えバッチリなんです!
しかも、煙がたっぷり出るのに服や手などに臭いが全然つかないんです。これなら非喫煙者の人と接する前でも吸いやすいですよね!
「タバコを吸わないとイライラしてしまう、でもタバコの臭いは気を付けたい!」そんなあなたには絶対におすすめです!
電子タバコと紙巻きタバコの違い
電子タバコとは、従来の紙で巻かれた燃焼式タバコとは違うタバコ製品です。
電子タバコには「非燃焼・加熱式電子タバコ」と、「電子タバコ」の2つに分類されます。
非燃焼・加熱式電子タバコは、アイコス・グロー・プルームテックが挙げられ、葉タバコを加熱させて、ニコチンを含んだエアロゾルを生じさせ、吸引を行うもの。
電子タバコは、emili・ビタフル・VAPE等が挙げられ、電子タバコは中の液体リキッドを加熱させ、エアロゾルを吸引します。
それぞれ似ているようで、吸引方法や、吸い込んでいるエアロゾルが違うのです。
※エアロゾルとは、液体や、その固形の微粒子が気体中に浮遊している状態のことです。
日本で販売されているVAPEなどのリキッド(液体)を使用してエアロゾルを生じさせる電子タバコにはニコチンを入れてはいけないという法令になっているので、電子タバコのうち、ニコチンが入っているタバコは、加熱式電子タバコのみとなっています。
現在国内で購入することができるニコチン入りの加熱式電子タバコは、
電子タバコが広く普及した要因を作ったアイコス
アイコスの次に販売されたグロー。
そして、最近広く流通し始めた純日本製加熱式電子タバコグローの三種類です。
電子タバコの決定的な違い
電子タバコと紙巻きタバコの大きな違いといえば、火を使わないという点です。
電子タバコは、タバコの葉や同様の成分を詰めたスティックを加熱し、エアロゾルを発生させ吸引します。
タバコの一番の有害物質であるタールは物質を加熱した際に発生するため、加熱するだけの加熱式電子タバコからタールは発生せず成分として混入されているニコチンを摂取できるという仕組みになっています。
電子タバコだと害が減る
喫煙を続けていると心筋梗塞・肺癌といった様々な病気になるリスクが高まりますが、電子タバコならどうでしょうか?
加熱式電子タバコアイコスを製造販売しているフィリップモリス社は、『有害性物質を9割削減している』と紹介しています。
実際に、密室で紙巻きタバコと加熱式電子タバコで喫煙した後に副流煙にどの程度有害性物質が含まれているか実験したところ、9割程度削減したという研究結果が報告されています。
日本呼吸器学会の語る電子タバコの身体的なリスク
しかし、日本呼吸学会という団体は、電子タバコの主流煙にも、副流煙にも害があり、身体的リスクを伴うと警告を出しています。
電子タバコの主流煙には、紙巻きタバコと同じレベルのニコチンが混入されており、揮発性化合物などの有害物質が含まれているという研究結果を挙げました。
日本呼吸器学会は、加熱式電子タバコや電子タバコについて
1.加熱式電子タバコや、電子タバコの使用は、健康に悪影響が持たされる危険性がある。
2.加熱式電子タバコや、電子タバコの副流煙は周囲に拡散するため、受動吸引による健康被害が生じる可能性がある。
3.そのため、紙巻きタバコ同様に、飲食店やバーなどの公共の場所、公共交通機関での使用は認められない。
と、いう考えを上げています。
電子タバコによる主流煙の身体的なリスク
電子タバコを加熱してエアロゾルを生じさせるときに、リキッドの成分が複雑に混ざり合い、発癌性に変わる恐れがあるともいわれています。
このように、発癌性などの有害物質を体内に取り込む以上、電子タバコや加熱式電子タバコには、身体的リスクを伴うので、電子タバコには害があると言っても過言ではありません。
電子タバコによる副流煙の身体的なリスク
人が吸った空気の1/3程度はそのまま吐き出されると医学的に言われており、電子タバコから吸い込んだエアロゾルも同様に1/3程度は吐き出されており、周囲の空気を汚染します。
そのため、副流煙を吸い込んだ受動喫煙者にも害があり、身体的リスクが0ではないと言えます。
電子タバコの害による身体的リスクは未知数
電子タバコは、煙が少ない・煙がないと言われていますが、実は目に見えていないだけで副流煙による受動喫煙のリスクが無いというのは大きな誤解で有り、電子タバコにも副流煙により健康被害を生じる可能性があるとされています。
とは言え、電子タバコに害がある可能性があるというだけで、加熱式電子タバコよりは害がないと考える人も非常に多いです。
電子タバコによる発癌性リスクや、どんな身体的害が有るのかというのはいまだ未知数なのです。
電子タバコを購入するならJUUL
禁煙のために電子タバコを購入しようと思っている方にはJUUL(ジュール)がおすすめです!
アイコスやグローやプルームを吸った所で、絶対に禁煙には繋がりません。結局、タバコを吸いたい気持ちが強くなってしまうので、タバコに戻ってしまうという悪循環が出やすいです。
ニコチン入りのJUULなら、カートリッジの種類でニコチンの量を増減させたりすることが出来るので、禁煙に繋げやすいデバイスなんです!
しかも吸い応えがめちゃくちゃいいので、「タバコを吸いたい!」という衝動も軽くなります!
臭いも少ないので、紙タバコや加熱式タバコから切り替える方も多いんですよ!
電子タバコには、紙巻きタバコと違う害がある
ここまで、日本呼吸器学会の語る電子タバコの身体的リスクについての記事を簡単に紹介しましたが、喫煙者にとってはこんな話、ただの屁理屈ではないか?と思ってしまいますよね。
というか、筆者がそう思いました。
しかし、ほかのサイトにも、電子タバコの主流煙・副流煙には害が有り、身体的リスクを伴うと言われているのです。
高濃度の発癌性?
電子タバコの中でも一番有名なIQOS(アイコス)を、スイスの大学の研究者が独自に調査した結果、なんと
紙巻きタバコよりも、直接的に癌の原因になる化学物質が多い
と、報告されました。
フィリップモリス社から販売されているIQOS用のタバコの化学物質を分析した結果、「一酸化炭素」「多環式芳香族炭化水素」「揮発性有機化合物」といった有害性物質が検知され、これらの有害性物質に安全な最低基準は存在しないと言われているため、どんなに少量でも身体リスクを伴うと見解を示しています。
電子タバコに害がないはウソ!
電子タバコは確かに、臭いが少ない・火傷や寝タバコの危険性が少ないといったリスクを下げることができますが、主流煙にも副流煙共に、有害性物質が検知されており、アイコス喫煙者の『害・リスクがないタバコ』と言ったイメージしている安全性に達しているとはとても否めません。
加熱式電子タバコからも発癌性が周囲に流出するため、副流煙によって意図せず有害性物質を吸引し、非喫煙者の健康を害する恐れがあります。
紙巻きタバコよりも、加熱式電子タバコの方が有害性物質の濃度が高かったという点については、実験方法の違いもあるとして言及されています。
結論として電子タバコは…
害があるのか、ないのか、身体的リスクがあるのか、分かっていないと言うのが現状です。
普及してからもそれほど時間がたっておらず、今後、年月を重ねて電子タバコを使用する過程でどんな影響が出るのか全く分かっていないのです。
今後数年以内に、脳梗塞や肺癌での死亡者数が減り、その中に電子タバコを吸っている人がいない、もしくは少くなっていれば電子タバコの害が少ないと証明されることになるでしょう。
電子タバコが危険な理由
どんなに、害が減ったといっても、害が無くなったというわけではありません。
現段階でも電子タバコに害があり危険を伴う、リスクがあるといわれている理由としては、下記のものがあります。
そのことをしっかりと理解したうえで電子タバコを喫煙するようにしましょう。
症例は少ないが症例はある
副流煙に有害性が無いというで電子タバコですが、実は過去に数件ですが、報告されているのです。
この症例はリキッド式の電子タバコですが、電子タバコのリキッドに含まれているプロピレングリコールという成分が、加熱の過程でプロピレンオキサイドという発癌性のある物質に変化することがあり、電子タバコの副流煙を吸引したことが原因で、肺炎の一種の症例が報告されました。
電子タバコの副流煙には有害性の無い水蒸気であると思われていましたが、実はこのような有害性も持ち合わせているそうです。
また、このプロピレングリコールは猫に対して影響があると認められているので、絶対に猫の近くで吸ってはいけないとされています。
安全性が科学的に評価されたことがない
プロピレングリコールや、グリセリンを蒸気として、吸引した際に、肺及び身体的リスクがどの程度なのかなど、安全性が科学的に評価されたことがなく、今後後遺症として発症する可能性もゼロではないとされています。
また、加熱する事で発癌性物質へと変わるプロピレングリコールを吸引している時点で、主流煙にも副流煙にも安全性は薄いのではないかとされています。
まとめ
これから先、さらに研究が進み、電子タバコには本当に害が少ないことが分かるかもしれませんし、逆に、電子タバコには、紙巻きタバコよりも害が有るということになるかもしれません。
今はまだ、規制が緩い電子タバコですが、今後どうなっていくのか電子タバコの行く末が気になるところです。