働き盛りの若さ溢れる20代30代といっても、会社での立場はまだまだ低くストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。
そんな毎日のストレスを発散させるようと栄養ドリンクでファイト一発と自らを奮い立たせ身体を無理やり起こしている方もいると思います。
そんな栄養ドリンクですが、毎日飲み過ぎてしまうと副作用のリスクがかなり上がってしまい逆に肝臓がやられてしまうこともあるので注意が必要です。
目次からササッとチェック
滋養強壮・肉体疲労時の摂取する栄養ドリンク
栄養ドリンクというものは名前のとおり【カラダの栄養となる成分が多く含まれてている飲み物】となります。
そのため、栄養成分なんだから飲み過ぎてもいいんじゃないの?って思われますが、カラダに良いものでも過剰摂取になってしまっては身体に負担が掛かってしまいます。
栄養ドリンクが必要な時というのは、風邪を引いたときや疲れが溜まっているとき、お酒を飲むときや飲んだ後など一時的に身体に栄養が必要なときに服用します。まさしく滋養強壮・肉体疲労時ということになります。
例えば、風邪を引いたときであればビタミンなどを摂取するために栄養ドリンクを服用します。お酒を飲むときには肝臓の栄養素を取り込むために栄養ドリンクを服用します。疲れを溜まっているときには脳をリフレッシュさせるためにアルコールやカフェインを栄養ドリンクで摂取します。
過剰の摂取してしまうと肝臓に負担が掛かる
このように滋養強壮・肉体疲労時など一時的に栄養を多量に必要とするときに服用するものが栄養ドリンクです。
取り入れた栄養は、身体に行き渡らせるために体内でさらに分解され身体の隅々に送られることになります。このとき特に働くのが肝臓となります。
肝臓といえばお酒を解毒させる働きがあることがよく知られておりますが、実は解毒以外にもさまざまな栄養素を分別し合成させる働きがあるのです。
つまり、沢山栄養素を摂取すればするほど肝臓は栄養素を分別し仕分ける作業が出てしまうので、より働く結果となってしまいます。
風邪を引いたときには必要な栄養素を仕分ける作業が有効に働くことになりますし、お酒を飲む前もこれから解毒という肝臓に負荷がかかる作業のエナジードリンクとして必要ですが、栄養素が不必要な状態で肝臓に栄養を送りこんでも肝臓に不必要な仕事ができてしまうだけとなってしまうのです。
栄養ドリンクの成分と一日に必要な摂取量の目安
【100mlあたりの栄養ドリンクの成分の目安】
成分名 | 栄養ドリンク成分量 | 一日の必要摂取量 |
---|---|---|
カロリー | 50~80kcal | 1600kcal |
ビタミンB6 | 5~20mg | 1.4mg |
タウリン | 500~2000mg | 500~4000mg |
カフェイン | 30~100mg | 400mg |
上の表は栄養ドリンク100mlに含まれている主な栄養成分の量と、一日に必要とする栄養成分量となります。
全ての栄養ドリンクに当てはまるものではなく、あくまで目安となりますが、購入しようとする栄養ドリンクにはもしかするとこれくらいの成分が入っているかもしれないということです。
カロリーは高めに設定されており、風邪を引いたときなどで食事ができないときに補うことができますが、食事を摂取できる状態で飲み過ぎてしまうとカロリーオーバーになることもあるでしょう。また、タウリンやビタミンB6などは一日に必要な量を上回ることもあり、過剰摂取になりやすいとこでしょう。
カフェインもコーヒー1杯と同じくらいのカフェイン量ですので、普段コーヒーを飲まれる方は注意が必要な量といえるでしょう。
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栄養ドリンクによる副作用とは?
毎日栄養ドリンクを飲み過ぎてしまうと栄養の過剰摂取となり肝臓に負担が掛かってしまうことになるのですが、どのような副作用が起こってしまうのでしょうか?
下痢や腹痛
タウリンの副作用によって下痢や腹痛が起こることがあります。これはタウリンが消化器系にダメージを与えるようでそのため消化器系の活動が奮わず副作用が起こるようです。
手足の痺れなどの神経障害
ビタミンB6は手足の痺れなどの神経障害を起こすことがあります。栄養ドリンクを服用することで一日の必要量は簡単に超えてしまいます。ちなみにビタミンB6には厚生労働省が定める一日の上限量が定められており、男性ではおよそ50mgとなっております。
カフェイン中毒
カフェインを短時間に過剰摂取してしまうとカフェイン中毒により最悪死亡してしまうこともあります。神経過敏や興奮、不眠などの症状が一般的なカフェイン中毒には見られます。また、カフェインによる耐性もできやすいためより効果を発揮しようとさらに依存してしまうこともあります。
用法・容量は必ず守ること
栄養ドリンクのほとんどは【1日1本】というように容量が決められております。中でも栄養ドリンクの中には医薬品扱いのものもあるため医薬品扱いの栄養ドリンクは特に多量に飲むことないようにしましょう。
栄養ドリンクには成分がたくさん入っているため、成分によっては風邪薬などと併用すると副作用を起こすものもあります。
解熱鎮痛薬の成分であるアセトアミノフェンは、一般的な風邪薬によく使われる成分ですが、肝障害を起こしやすい成分でアメリカではアルコールに次いで肝硬変の原因物質とされております。
つまり、それほど肝臓に負担がかかる成分であり、栄養ドリンクと併用することでより肝臓にさらに負担を掛けてしまうおそれがあるのです。
風邪薬と栄養ドリンクとの併用は特に注意すること
上で解熱鎮痛剤のアセトアミノフェンを挙げましたが、その他風邪薬には栄養ドリンクと似た成分が含まれており、カフェインやビタミン類も多く含まれております。これは風邪薬の主成分を効果的に効かせるために副成分として風邪薬に含まれているのですが、栄養ドリンクの主成分はこの風邪薬の副成分に似た成分となっております。
つまり、栄養ドリンクと風邪薬を両方摂取することでカフェインやビタミンなどが一時的な過剰摂取状態となってしまい副作用を引き起こしやすくなります。もちろん肝臓にも負担になりますので、治るはずの風邪も治りにくくなってしまうことがあるというのです。
ちゃんと成分を確かめて併用してもよいか確認してから服用するようにしましょう。
栄養ドリンク飲み過ぎまとめ!
今回は栄養ドリンクを毎日飲み過ぎてしまった場合の副作用や肝臓に掛かる影響などをまとめました。
YOUTUBEなどで、過剰な演出などしていたりもしますが、
良い子は真似しないように!
必要な栄養も過剰に摂取してしまったら不必要な成分となり肝臓を筆頭に身体に負荷が掛かってしまい、副作用を引き起こしてしまいます。
最悪死に至る場合もあるので、コンビニで手軽に購入できるから安全というわけではなく、しっかりと目的を持って栄養ドリンクを飲みましょうね。
一番は食べ物から栄養摂取することですよ。