『百害あって一利なし』
タバコを吸い始めによく言われる言葉ですね。
実際にタバコにメリットを感じたことはほとんどないのですが、それでも吸ってしまうタバコの魅力って何なんでしょうかね?
喫煙による健康被害が叫ばれ、受動喫煙が問題になる昨今。
タバコのメリットには何があるのか?デメリットも含めお話させていただきます。
目次からササッとチェック
タバコのデメリットは沢山あるかまずはそこから
【百害あって一利なし】←2回目の登場
ほんとにタバコはデメリットばかりです。
皆さんわかっているとは思いますが、まずは先に喫煙デメリットを挙げていきますね。
健康被害は言うまでもないが
もう、タバコのパッケージに書かれていますしね。健康被害ありますよって。
タバコの有害物質はタールやニコチンだけでなく200種類以上の有害物質が含まれていると言われます。
その中で発がん性物質はおよそ50種類。
タバコを吸う行為が体の機能を著しく弱めてしまい、最悪死に直結してしまうのはタバコの中でも一番のデメリットでしょう。
その健康被害が他人にも影響する
タバコによる健康被害が吸っている本人だけであればまだしも、吸っていない周囲の健康被害も与えてしまうのが昨今問題になっている受動喫煙です。
健康増進法のひとつにも受動喫煙についての法令があり、多数が利用する施設では原則屋内禁煙の措置が取れられいます。←経過措置の施設あり
今後は益々喫煙できる場所が限られてくるでしょうが、これもタバコによる健康被害が自分だけの問題ではなく社会的問題になっているからです。
やめられないデメリット
タバコは一度吸ってしまうと、その強い依存性によってなかなか止められないものです。
タバコに含まれるニコチンは脳内のニコチン受容体と結びつくことで快楽物質のドーパミンを放出します。
しかし、その作用もおよそ30分。また快楽を得ようとタバコを吸うことになり、だんだんと快楽の沼に引きずり込まれてしまいます。
タバコを止めたいと思って禁煙に成功できる方は半年でわずか1割ほど。9割は挫折してまたタバコを吸ってしまうことになります。
お金が掛かる
タバコ1箱はおよそ460円。1日1箱吸ったとして、1ヶ月30日で13,800円。1年で167,900円で、10年で1,679,000円です。
タバコを吸わなければ1年で15万円以上貯金することが可能ということです。
さらに、10月にはタバコ税の増税により、1箱の価格がおよそ500円になります。
約50円ほどの値上げですので、1年で18,250円ほどの出費が増えるということになります。
タバコ吸ってなければ、今頃貯金もたんまりかもしれませんね。
歯が汚くなる
タバコを吸うことで歯が黄色く、いや、茶色く変色してしまいます。
タバコのヤニは水溶性なので、唾液と混ざりやすいので、タバコを吸った後歯磨きやうがいをしないと、直ぐに歯に着色していきます。←逆に言えば直ぐにうがいすると着色しにくいってことですよ。
歯が汚れると見た目も悪くなり、女子ウケ度は急降下。20代の今では「笑った顔がチャーミング♪」なんて言われても、50代になって茶色くなった歯をみた女子は「クサイ口開けるなボケ!」って思うことでしょう。
兎に角臭いのはデメリットとして痛い
臭い。そう、タバコの煙は臭いんです。
2年ほど前に紙タバコから加熱式タバコに移行した筆者ですら、
「ふぁっ!こんな臭いものを吸っていたのか!!」と感じてしまうほどです。
そりゃ、タバコを吸っていない人からみたら、タバコを吸っている人なんて悪ですよ。悪。
香水とタバコと混ざったそのニオイはさらに悪臭となって女子に嫌われるにで要注意ですよ。
頑張ってタバコのメリットを考えてみた
タバコのデメリットから羅列してきましたが、書こうと思えばまだまだデメリットは沢山出てきそうでしたのでこのあたりでストップしておきました。w
ということで、ここからはタバコを喫煙するメリットを考えていきたいのですが、喫煙するメリットなんてあるのでしょうか?
頑張って絞りだしてみたいと思います。w
緊張を緩和できる
タバコを吸うことで快楽物質が放出されるので、気分が落ち着いたり和らいだりしすることができます。
つまり、ここぞ!ってときにタバコは力を発揮してくれるのです。
タバコを吸う姿はカッコいい
それこそ以前はハリウッド映画などの名シーンではタバコを吸っている姿を何度も見かけることが多かったです。
太陽にほえろのジーパン殉職シーンやタランティーノの映画には架空のタバコ(レッドアップル)が何度も登場します。
それだけ、タバコを吸うシーンはカッコいいんです。
そんなカッコいい姿に憧れて喫煙し始めた方も多いのではないでしょうか?
タバコを吸う仲間との会話
タバコ1本吸う時間はおよそ5分~10分。その時間って仕事の小休憩にぴったりなんですよね。
もちろん、ひとりで吸うことよりも、仲間と一緒に1本吸いながら仕事やプライベートの話をする。
飲み会でもタバコを1本吸う時間帯は場の空気を変えるきっかけにもなるので意外に使えるアイテムだったりするんです。
納税金額が半端ない
国の台所事情が叫ばれる中、タバコ税は国にとっても大きな収益源だといえるでしょう。
そんな国に多額な納税をしている。これはメリットといえるのではないでしょうか?
タバコ1箱あたり、約60%以上の270円ほどが税金で国や地方自治体に納められます。
つまり、1日1箱計算だと、年間16万円ほどの出費のうち、10万円ほどが納税されていることになります。
納税額半端ないですね。
喫煙するメリットを絞りだしてみたが
どれも、自分勝手なメリットだな!
と個人的に感じた次第です。
タバコを吸わない方にとってみたらどれも得することはないですからね。
納税しているっていっても、タバコを吸わない高額納税者の方のほうがたくさんの納税をしているでしょうしね。喫煙して納税しているんだぜっていう態度は自己中極まりないですね。
ってことで、タバコを吸うメリットはあるけど、自己中過ぎる小さなメリットでしかない!
という結論に至った次第です。
タバコにメリットはあるの?まとめ
筆者は紙タバコから加熱式タバコにチェンジしたといっても喫煙者に変わりありません。
そんな筆者がタバコのメリットは何か?と問われ挙げてはみましたが、どれも自己中わがまま極まりない内容で、デメリットのほうが当たり前に多いという結果になりました。
【百害あって一利なし】←3回目
っていうのはまさしく喫煙者に言える言葉であり、これからタバコを吸おうと思っている方は健康被害を考えると吸わないほうがいいのでは?と思います。
せめて、ビタフルなどにしておくことがデメリットなく吸える電子タバコとしていいのでは?と思います。ビタフル美味しいよ