Dr.Stick(ドクタースティック)で蒸気を吸おうと思っても、うまく吸えないということがあります。もちろん故障の可能性もありますが、使い方を間違えているケースもあります。
そのため、この記事ではドクタースティックの使い方について、詳しく解説していきます。
また、本当にドクタースティックが故障していた時にどう対応すればよいのか、本体交換はできるのか、返金対応はしてくれるのか、などについても説明していきます。
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ドクタースティックの正しい使い方についておさらいしよう

Dr.Stick(ドクタースティック)が故障した場合の対処法の前に、まずドクタースティックの「基本的な使い方」についておさらいしていきましょう。もしかしたら、会社側が定めている使い方ではなく間違った使い方をしているせいで、ドクタースティックが「吸えない」「煙が出ない」といった問題が起こっている可能性があります。
ドクタースティックのスターターキットには詳しい説明書が入っておらず、パッケージの裏に簡単な説明が書いてあるだけなので、気付かずに間違った使い方をしていることもあります。
もしも使い方を間違っていると、ドクタースティック本体を新品に変えても、また同じように故障してしまう危険性があります。
もちろん、正しいドクタースティックの使い方を知っているという自負があるなら、この項目は飛ばしてしまっても問題ありません。
ドクタースティックで蒸気を吸うのに必要なアイテム

ドクタースティックを使うためのアイテムは、スターターキットにすべて含まれています。スターターキットを頼んだ時に送られてくるのは、次の3つです。
- ドクタースティック本体
- ドクタースティック専用POD
- USBチャージャー
「ドクタースティック本体」は、長さ8cm(POD装着時で約10cm)、横幅1.5cm、厚さ0.5cmとスリムにできています。中にはリキッド加熱用のバッテリーが入っており、また外側には本体の状態を知らせるランプが付いています。
「ドクタースティック専用POD」は、フレーバー付きのリキッドが入った容器です。ドクタースティックのフレーバーは4種類ありますが、スターターキットに付いているのは「ストロングメンソール」で固定されています。
「USBチャージャー」は、本体バッテリーの充電に使うコードです。USBチャージャーのスペックは定格電圧入力5.0V、DC/定格電流120mAとなっています。
ドクタースティックでの吸引の手順
ドクタースティックを使って蒸気を吸いたい場合、次のような手順で行います。
- PODのカバーを外す
- 本体にPODを差し込む
- POD側から空気を吸い込む
最初に「PODのカバー」を外します。次にドクタースティック本体に、PODをしっかりと差し込みますが、この時にPODの表裏を反対に接続しないように注意しましょう。

PODの差込口の片一方のサイドには「突起」が付いています。そして本体接合部の片一方のサイドには「凹み」があります。この横側の突起と凹みが噛み合う方向で、PODと本体を接続してください。
接続が終われば、後はPOD側から空気を吸い込むだけです。ドクタースティックには多くの電子タバコのように起動ボタンは付いていません。吸口から息を吸い込むだけで自動的に本体が作動して、蒸気が出てくるため非常に便利です。
息を吸っている間は、本体に付いているランプが青く光ります。このライトが光らない場合は、何らかのトラブルが発生しています。
届いたらすぐに楽しめるドクタースティック
Dr.Stick(ドクタースティック)は本体とフレーバーPOD・USBチャージャーがセットになっているので、届いたらすぐにガツンと来る刺激を楽しむことが出来ます。
上記にも記載した通り、本体とPODの向きに注意する必要はありますが、その点さえ間違わなければ体に害の無い爆煙の電子タバコの魅力を体験する事が可能です。
ドクタースティックの最安値販売店である公式サイトでは、現在スターターキットを初回限定2,980円(税・送料込み)で購入することが出来るので、是非公式サイトにアクセスしてみてください!
ドクタースティックで考えられる3つの故障

Dr.Stick(ドクタースティック)が故障した場合でも、どんな症状が出ているかによって解決策が変わってきます。よく見られる故障は次のようなものです。
- PODがはまらない
- 吸えない
- 煙が出ない
そもそも本体にPODがはまらない、というケースがあります。本体とPODを繋げられなければ、フレーバーを楽しむこともできません。
PODと本体が繋がり吸引口からリキッドを吸っても、本体が起動せず吸えないという故障もあります。また、本体が起動していても煙が出てこないというケースもありえます。
では、これらの故障について詳しくみていきましょう。
PODがはまらないのは入れ方を間違っている可能性がある
PODがはまらない場合、まずPODと本体を正しい方向で接続しようとしているか確認してみてください。本体には、両側に差込口がありますが「DR」というマークが付いている方は充電のためのUSBチャージャーを差し込むポートです。
DRマークが付いていない方とPODを接続しますが、吸引手順の項目でも書いたようにPOD側の突起と本体側の凹みがピッタリと合う向きに差し込まなくてはいけません。このPODの表裏を間違えている人は意外に多いので、故障と判断する前に、まず確認してみてください。
ここまでの事項を確認した上で、PODがはまらなかったり緩くてすぐに抜け落ちてしまうようなら、故障の可能性が高くなります。公式サイトに連絡して本体を交換してもらいましょう。
吸えない原因はバッテリーの故障か充電切れ
吸引口から吸っているのに蒸気を吸えない時は、まずランプを確認してみてください。「青色」のランプが点灯していない場合、本体が作動していません。
ドクタースティックはオートパフ機能によって、吸引と同時に本体が起動します。そして本体が作動している間はランプが青く点灯します。ランプが点灯していない場合、次のような3つの原因が考えられます。
- ランプが故障している
- バッテリーが故障している
- バッテリーの充電が切れている
では、それぞれの原因について、対策を考えていきましょう。
ランプが壊れているだけなら本体は動くはず
ランプが故障している場合、本体の状況確認ができず不便にはなりますが、ドクタースティックの使用自体には問題ありません。
しかし今回のケースではランプが灯らず、なおかつ吸引もできないということなので、ランプが故障しているだけとは考えられません。
そのため吸引ができていないなら、バッテリーに何らかのトラブルが起きている可能性が高くなります。
バッテリーが故障するとドクタースティックは作動しない
バッテリーが故障した結果として、本体が作動しないこともあります。出荷前に点検はしていますがドクタースティックは大量生産品ですので、まれに初期不良でバッテリーが作動しないということはありえます。
またバッテリーは消耗品ですので、使い続けるうちにいつかは壊れてしまいます。バッテリーが故障した場合は、自分だけで対処するのは不可能です。ドクタースティック公式に連絡をして、新しい本体と交換してもらってください。
ただし、バッテリーの故障ではなく、ただ「充電切れ」になっているだけというケースもあります。公式に連絡をするのは、充電の確認をしてからにしましょう。
充電切れならUSBチャージャーで本体バッテリーに充電しよう
ドクタースティックをしばらく使うと本体に蓄えていた電力が消費され、吸引しても本体が作動しなくなってしまいます。しかしこのケースなら、バッテリーを充電すれば簡単にまたドクタースティックを使えるようになります。
バッテリーの充電が切れている場合、USBチャージャーで充電を行います。本体のDRマークがある側に、USBチャージャーのコードの差込口があります。USBチャージャーを本体に装着したら、反対側のコードをUSB充電ポートに差し込みます。
ドクタースティックは40分でフル充電され、充電中はランプが「赤色」に光っており、充電が完了するとランプの色が「緑色」に変わります。
パソコンやスマホなどUSBポートを持つ機器が無いと充電に不便
ドクタースティックのUSBチャージャーは、パソコンやスマホに付いているUSBポートから本体の充電をすることができます。ただしUSBポートにはいくつかのタイプがあるため、変換アダプターをかませないと、USBチャージャーと繋げられないことはあります。
またUSBチャージャーはコンセントから直接充電することはできません。そのため、パソコンやスマホなどのUSBポートが付いている機器を持っていない場合はACアダプターを別途購入する必要が出てきます。
なお、このACアダプターは0.5A以下の製品でないと、バッテリーを故障させてしまう危険性がありますので注意してください。
煙が出ない場合はPODが空っぽになっている
ドクタースティックのランプが青く点灯し、バッテリーが作動しているのに蒸気が出ない場合はPODに問題があります。考えられるのが、POD内のリキッドが空っぽになっているというケースです。
PODにリキッドを追加注入できる電子タバコもありますが、ドクタースティックの場合PODは使い捨てとなっています。そのため、リキッドが無くなったらPODを捨て、新しいPODと付け替えてください。
簡単にPODを交換できるのが、ドクタースティックの長所です。PODは口をつける吸引口でもありますので、この使い捨て方式は衛生的にも優れています。
ドクタースティックのPODは何回くらい使える?
ドクタースティックの公式サイトによると、PODは1個で約290回吸引できると記載されています。なおこれは、1回に2秒ずつ吸い込む場合のデータです。深く吸い込む人の場合は、もっと回数が少なくなりますし、浅く吸う人ならもっと使用可能回数が多くなります。
普通のタバコを、1本あたり10回ほど吸うと考えると、POD1個でタバコ29本分くらいになる、という計算です。
スターターキットに付いているPODは1個だけなので、タバコ換算で1箱半程度しかないということになります。そのため、1日~2日で吸い切ってしまうという人も多いようです。ちなみに定期コースでフレーバーPODセットが届くのは10日後です。
10日後に届くフレーバーPODは4箱です。1箱に5個のPODが入っているため、合計PODは20個になります。使用可能量としては、だいたいタバコ30箱分程度に相当すると考えられます。
ドクタースティックは年3回まで無償で本体交換ができる
Dr.Stick(ドクタースティック)が故障して煙が出ない、といった事態に陥っても心配はいりません。なぜなら、ドクタースティックは1年間に3回まで無償で本体を交換してくれるからです。
しかもこの無償本体交換は、使用者のミスによる故障時にも適用できます。仮にドクタースティックを落として壊してしまった場合でも、新しい本体と交換してもらえるわけです。
また1年間に3回限定と書きましたが、初期不良による交換はこの回数制限に含まれません。初期不良で交換した後でも、年に3回まで無償本体交換を利用できます。
無償本体交換を使うには3つの条件がある
ドクタースティックの無償本体交換を利用するためには、次のような3つの条件を満たす必要があります。
- 定期コースに加入中、もしくは解約後1年以内である
- 送料は自己負担
- 故障した本体を返送する
無償本体交換は定期コースに申し込んでいないと利用できません。そのためドクタースティックは、通常購入ではなく定期コースでの購入をおすすめします。また、定期コースを解約してしまっても1年後までは無償本体交換を利用できます。
本体は無料ですが送料は自分で支払わなければいけません。
故障した本体を送り返さないと、新しい本体は貰えません。これは会社側が故障状況を確認するために必要な措置です。つまりドクタースティックを紛失してしまった場合は、もう一度新品を購入しなければいけません。
ドクタースティックの無償本体交換の手順
ドクタースティックの無償本体交換サービスを利用する時は、次のような手順で行います。
- Dr.Stickお客様ご相談センターに連絡する
- 本体デバイス・納品書を指定された住所に送る
- 新品が送られてくる
まず、ドクタースティック公式サイトのDr.Stickお問い合わせフォームに連絡をします。ここで「アフターサービス」を利用したいと入力してください。
そうすると相談センターの方から返送先住所の指示がされます。この住所に、ドクタースティック本体と納品書を送ってください。その後、会社側からドクタースティックの新品が送られてきます。
なお、本体の色変更は頼めません。送った本体と同じカラーの本体が送られてきます。
ドクタースティックの使い方や煙が出ない・吸えない時の対処法のまとめ
- 正しい使い方をしないとドクタースティックが故障する危険性がある
- ドクタースティックの故障はバッテリーかPODのトラブルが多い
- バッテリー故障もPODのトラブルも、それぞれ本体、PODを交換して解決できる
- ドクタースティックは年に3回まで無償で本体の交換をしてもらえる
Dr.Stick(ドクタースティック)を故障させないためにも、正しい使い方をすることが重要です。本体とPODの接続を間違えてしまっていて、うまく吸えないというケースはよく見られます。
本体が起動しない場合はバッテリーが故障しているか、バッテリーの充電切れです。充電切れなら、付属のUSBチャージャーで充電可能ですが、バッテリー故障なら新品と交換してもらうしかありません。
煙が出ない場合、PODのリキッドが切れてしまっています。この問題はPODを新しいものと交換すれば解決します。
ドクタースティック本体が故障してしまった時は、1年間に3回までは無償本体交換をしてもらえます。ただしこれは定期コース利用者限定のサービスですので、ドクタースティックは定期コースで買いましょう。