朝起きてふと鏡を見ると出来ているクマ…。
可愛いものであればいいのですが、クマがあると他人からの印象が悪くなりますよね。
実年齢より老けて見えたり、暗い人に見えたりとマイナスの印象を与えてしまいがちです。
クマを早く治療したいから病院に行きたい!でもそもそもクマって病気なのでしょうか?
クマを治療するために行くのは皮膚科なのか眼科なのかもはっきりさせていきましょう!
目次からササッとチェック
そもそもクマとは病気なのか
クマって睡眠時間が少ないと出てくるもので、病気と言えるものなのでしょうか?
確かに出てきてしまうと中々消えてくれなくて鬱陶しいものでもありますもんね…。
そんなクマについてを紹介していきます。
クマは病気?
クマは病気なのかというと、クマ自体は病気ではないというのが正しいでしょう。
ただクマは病気のサインとも言われていて、身体に病気がある場合や、病気になりそうな場合に現れます。
その原因の病気により、現れるクマの種類が違い、治療が可能である場合とない場合もあります。
クマの種類
病気の現れだとされているクマには5つの種類があります。
詳細はいかにまとめていきますね。
自分に出ているクマと見比べてみてくださいませm(__)m
茶クマ
茶クマは特に病気の現れというわけでもないため、一番症状が軽いクマになっています。
原因は目元の色素沈着です。紫外線や擦る事によってできるシミと同じです。
女性の場合だと、アイメイクを落とさないで寝る事がある人なんかは発生しやすいクマになっています。
目を良く擦るという人は、それを止めるだけで茶クマの発生を防ぐことが出来ますね。
青クマ
青クマは疲れ目と言っても過言ではありません。
普段からPC業務などでモニターと見つめ合う生活をしている人に良くできます。単純にストレスが溜まっていたり、睡眠不足である場合も発生します。
要はですね、血行が悪い人ほど発生しやすいクマが青クマです。冷え性だという人も危ないです。
また青クマがある人はうつ病、肝臓か腎臓疾患、貧血の可能性があるともされています。もうとにかく血行が悪いということです!
改善するにはとにかく目を休めましょう。それと生活習慣を調えストレスフリーな生活をする必要があります。
黒クマ
黒クマは目の周りの脂肪が増えることによってできる、たるみによる影で黒く見えているものです。
他のクマより下にあるクマは黒クマの可能性が高いです。
また黒クマはバセドウ病の可能性があるともされています。
バセドウ病は眼球が徐々に前に飛び出してくる病気です。サッカー日本代表の本田圭佑選手なんかもこの病気なので、知っている人も多いですかね?
赤クマ
赤クマが起こる原因は青クマと黒クマを混ぜたような原因です。皮膚のたるみやら血行の悪さやらですね。
赤く腫れているように見えるのが特徴的です。実際は腫れてなく、血管が透けて見えているというだけ。
青クマとの違いは、青クマが静脈の血行が悪くなっているのに対し、赤クマは静脈に加え動脈も血行が悪くなっています。
基本的な改善方法は青クマと同じで、まとめられることが多く、紹介されることも少ないのが赤クマなんです(笑)
混合クマ
上記4つのクマが同時に複数発生してしまった時に混合クマと呼びます。
特に症状に違いがあるわけではありませんので、ご注意をm(__)m
クマを治療するなら何科に行くの?
クマの種類によって症状が違うことが分かりました。
そしてどの病気である可能性があるかどうかを、ある程度まで絞れることも分かりました。
ではクマを治療するのであれば、何科の病院に行くべきなのでしょうか?
茶クマのみ一般の皮膚科でも治療可能
茶クマは特に病気の可能性はなく、あったとしてもアトピーなどの原因ですから一般的な皮膚科にて治療が可能です。
皮膚科にてメラミン色素を抑える薬を貰って治療するのが一番楽だと思います。
その他だとレーザー治療が主になってきます。
他のクマはどこで治療する?
他のクマは美容外科か美容皮膚科で治療が可能です。
茶クマと青クマ、赤クマは美容皮膚科で、黒クマや混合クマは美容外科で治すことが可能です。
クマの治療はレーザー治療が主になってくるので、美容皮膚科ではレーザー治療にて完治を目指します。
黒クマや混合クマに関してはちょっと厄介なクマでもあるため、手術が必要になることもあります。
クマはしっかり予防することで簡単に防げる
クマは複数個の種類がありますが、出来る原因というのは根本的には同じ理由なんです。
ただクマの段階が進んでいくと色が変わるという話もあるくらいですからね。
何が言いたいかというと予防法は一緒なんだから、予防しておけばどのクマにもならずに済むということです。
せっかくクマを皮膚科で治したのに、またかかったじゃお金勿体ないじゃないですか!
結局生活習慣なんです
どんな病気の予防法でも言われてはいて、もう耳にタコ出来ましたと思ってしまっても仕方ありませんが、生活習慣の乱れはクマの原因でもあります。
睡眠不足は何となく察しがつくとは思いますが、食事も原因ですよ?
偏った栄養ではなく、ビタミンをしっかりと摂取すると肌のターンオーバーをしっかりと動かせるようになりますから、クマの予防には必須です。
肌のターンオーバーを動かすためにも夜の2時までには確実に寝るようにしましょう。寝るときはスマホを見ないように!
目の疲れを溜めない
日頃から目ってやっぱり一番使う場所なんですよ。
目の疲れが溜まっているとクマが出来やすいだけではなく、思考力の低下にも繋がります。
疲れ目はとにかく改善した方が良い症状です。蒸しタオルで温めたり、目のマッサージはこまめに行うと良いでしょう。
蒸しタオルの簡単な作り方は、水で濡らしたハンドタオルを絞り、600wの電子レンジで30秒加熱するだけです。
これだけですごいさっぱりしますし、癒されますのでストレス溜まってる方も是非お試しくださいm(__)m
クマは病気?病院行くなら皮膚科?眼科?まとめ
クマは病気ではなく、病気のお知らせだったんですね!
確かに最近お酒飲み過ぎて、肝臓悪くしちゃってるかも…など該当した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
普段から運動することを心がけて血行を良くしておくと、健康的にクマを予防できます。
長期的にクマが現れ続けた場合は一般皮膚科や美容皮膚科にて相談すると良いでしょう。