本来皮脂というのは、肌や髪を紫外線や乾燥から守るために必要なものです。しかし、なんとなく「皮脂」という言葉を聞くとベタベタした悪いイメージがありますよね。
ベタベタするほど皮脂が分泌されるのは、あなたの生活習慣に問題があるからかも知れません。コンビニ食や外食ばかりだと脂質や糖質を過剰摂取してしまい、皮脂の分泌がさらに活発になってしまいます。
生活習慣を見直してサラサラ素肌を手に入れましょう!
目次からササッとチェック
皮脂をコントロールする食生活3箇条
忙しいとついコンビニで済ませたり、外食をしたり、栄養が偏ってしまいます。
皮脂が多くなる原因も食生活にあります。まずは、以下の3点に気をつけてみましょう。
油っぽいもの&刺激物は控える。
油もの、刺激物は皮脂腺を刺激するので、摂りすぎないように注意しましょう。脂身の多いもも肉や豚などは控え、お肉であれば、胸肉やささみを選ぶことをおすすめします。
魚ならDHAやEPAが多く含まれるサバ、さんま、イワシなどを摂るようにしましょう。DHAやEPAなど不飽和脂肪酸が含まれる魚は中性脂肪やコレステロールの値を下げ、脂肪を排出するのを助けてくれます。
糖質は摂りすぎない。
皮脂の主な成分は糖質が変化した中性脂肪です。
摂取した糖質は、中性脂肪となり体外へ排出されます。
つまり糖質を摂取すればするほど、皮脂が増えることになります。
炭水化物やケーキなど甘いものは糖質が多いので、注意しましょう。
ビタミンB2やB6を摂取する。
ビタミンB2やB6には皮脂の分泌を抑える役割があります。
レバーや納豆、うなぎや玄米など食事から摂取することもできますが、なかなか難しいという人はサプリメントなどで補いましょう。
ストレス溜めてない?睡眠不足とストレスに注意!
ストレスが溜まったり、睡眠不足が続いたりすると皮脂の増加を招きます。
人はストレスを感じるとストレスを排除するために交感神経が刺激されます。この状態が長期間にわたり続くと、男性ホルモンが過剰に分泌され、皮脂を増やす原因となるのです。
肌のゴールデンタイムと呼ばれる10時~2時にはゆっくり睡眠をとるようにしましょう。
夜の睡眠中に自然と身体が水分と油分のバランスを整えてくれます。
洗いすぎ厳禁!正しい洗顔&シャンプーの仕方
皮脂の量は人により異なりますが、過剰に分泌されると、毛穴に皮脂が詰まったり、頭皮がべたついたりする原因にもなります。ベタベタが気になって、ゴシゴシと洗顔したり、何度もシャンプーしたりしていませんか?
さきほどお伝えしたように、もともと皮脂は肌や髪にとって必要なもの。
それを無理に洗い流そうとすると肌が乾燥し、さらに皮脂が分泌されてしまいます。
洗顔もシャンプーもまずしっかり流すようにしましょう。
最後に
顔のテカリは自分の努力で改善できます。まずは普段の生活習慣を見直しましょう。
どうしてもコンビニ食や外食がやめられない場合は、サラダなどでビタミン類を意識的に補うよう気をつけてください。また質の良い睡眠も肌にはとってもいいもの。できるだけ、ゴールデンタイムには寝るようにしましょう。顔・頭皮の洗いすぎには気をつけ、しっかり保湿を心がけてください。