10代にとって肌トラブルは敏感な問題なので、ニキビが治る方法というのは重要な課題です。
化粧水を使うというのは一つの手段です。
しかし、化粧水も使い方を間違えると効果が発揮しないどころか悪化する原因にもなりえます。
効果的な化粧水の選び方はあるのか?人気の化粧水を選べば必ず治るのか?高い化粧水の方が効果があるのか?といった疑問を解決していきます。
目次からササッとチェック
思春期にニキビトラブルはなぜ起こる?
思春期ニキビは大人のニキビと違い、できる場所や原因が異なります。
思春期になるとホルモンバランスが崩れやすくなり、思春期ニキビができやすくなります。
大人のニキビは生活習慣の乱れや肌バリアの低下、肌再生機能の低下が原因で発症します。
10代の肌はホルモンバランスの崩れによる肌トラブルの転換期
幼少期のお肌は水分を多く含んでおり、みずみずしい肌をしています。
思春期ニキビはホルモンのバランスが崩れおでこから鼻にかけてオイリー肌になってしまいます。
その際に皮脂が詰まり、思春期ニキビができてしまいます。
10代のお肌はまだまだ健全ではあり肌のバリア機能は高いですが、放っておくと思春期ニキビはどんどん悪化していきます。
部活動や野外授業による紫外線による肌トラブル
中高生は部活や体育の授業で野外に出ることが多いです。
そのため紫外線を浴びる機会が多く、紫外線から肌を守ろうと皮脂が多く分泌されます。
過剰に出た皮脂が思春期ニキビの原因になります。
思春期ニキビが効果的に治る方法として、日焼け止めも同時に使うことをお勧めします。
食事や睡眠バランスが乱れて思春期ニキビが!
中高生になると食欲が旺盛になり、好きなものをたくさん食べたくなる時期かと思います。
その際に、今まで食べたことのないような量の糖分や脂を摂取してしまい、肌環境が崩れてしまうことがあります。
また、夜更かしが多くなったり質が悪い睡眠をとってしまうことで思春期ニキビが発生します。
ニキビは新陳代謝が上手くいかないことから発生するので、適切な食事と睡眠を取らないといけません。
10代の肌には化粧水が一番のニキビ予防
思春期ニキビが化粧水が一番です。
10代の内にレーザー治療やコンシーラーの使用は自ら肌の状態を悪化させるだけでなく、お金もかかります。
適切な選び方をしないと、思春期ニキビは悪化してしまうので注意が必要です。
10代の若い肌に適した化粧水の選び方
思春期ニキビが改善する化粧水の選び方をご紹介します。
思春期の肌はまだまだ健全で必要以上に刺激を与えると治るものも治らなくなり、最悪荒れてしまう可能性もあります。
適切な選び方ができるように覚えておくべきことをご紹介します。
手ごろな価格の化粧水でも全く問題ない!
選び方の第一基準は「高すぎる化粧水は選ばない」ということです。
10代の肌はまだまだ免疫力が強いので、必要以上に高価な化粧水を使う必要はありません。
あくまでサポートの役目として化粧水を選びましょう。
量がたくさんあり値段も手ごろな化粧水はたくさんあるので、コスパを意識して自分に合った化粧水を選ぶようにしましょう。
美白成分が入っているものは避ける
10代の化粧水の選び方として覚えておくべきことは「美白効果をうたう製品は選ばない」ということです。
美白効果のある化粧水は新陳代謝を促進させその効果を発揮しますが、そもそも10代の肌は新陳代謝が早いので成分ほどの効果は見込めません。
反対に肌再生のバランスが崩れてニキビが発症する可能性もあることから、美白成分がある化粧水は避けた方が無難でしょう。
アルコールが入っていないものを選ぶ
ニキビは肌の刺激によって悪化します。
強いアルコール成分がある化粧水は肌荒れの原因にもなりえ、10代の若い肌には合わないかもしれません。
ただし、アルコール成分は良いこともあり、皮脂のべたつきを抑えたり防腐の効果、成分の配合を安定させる効果があります。
アルコール成分が入っているものを選ぶ際は、低アルコールかアルコールフリーのものを選ぶようにしましょう。
適切な化粧水を選ぶ際の注意点
化粧水の選び方は上記の条件を満たせば問題ないですが、例え10代のみずみずしい肌だからといっても、化粧水と相性が合わないと荒れてしまうことがあります。
人気商品であるからと言って、それが自分にも合うかはわかりません。
使用前にパッケージの説明をよく読み、パッチテストしてみましょう。
一度荒れてしまった場合は、皮膚科の先生に相談して治る方法や適切な化粧水の選び方をを相談しましょう。
思春期ニキビを撃退するための化粧水成分を覚えておこう
ニキビを治すための化粧水の選び方は沢山ありますが、人気があるからと言って効果が保障されているわけではありません。
適切な化粧水の選び方として最も大切なこととして、ニキビに効く成分があるかをチェックしておく必要があります。
ここではニキビに効く成分がどういったものなのかご紹介します。
サリチル酸はニキビ予防成分の代表
サリチル酸はニキビ予防の代表的な成分です。
ニキビによって固くなった肌の角質や皮脂を溶かす作用があり、ニキビができやすくなった毛穴をきれいにする役割があります。
ニキビの殺菌効果もあるため、ニキビ対策にはサリチル酸は必要です。
ただし、作用が協力な場合肌へ大きな刺激を与え、乾燥肌になる場合があるので注意です。
植物由来で低刺激なグリチルサンジカリウム
植物由来の成分であるため低刺激です。
炎症を抑える効能があるため特に赤ニキビに対して効果があります。
ただし、サリチル酸と配合して使用される場合が多いです。
ニキビ予防に必要な栄養分はビタミンC
ビタミンCはニキビ予防や治す際に必要な栄養成分であり、体内にも取り入れてもニキビが治る手助けをしてくれます。
ビタミンCには、皮脂の過剰分泌を防ぐ効果があり、化粧水や洗顔にも含まれているます。
ビタミンCの成分表示は「リン酸アスコルビル」や「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na」などと表記されているので、ラベルをチェックしてみましょう。
思春期ニキビが治る人気の化粧水を紹介!
思春期のニキビに効く成分をご紹介しましたが、具体的にニキビが治る人気の化粧水を3種類ご紹介します。
選び方の基準は、「経済的」・「手軽」・「思春期ニキビに効く成分が含まれているか」の3つです。
自分で治る化粧水を選ぶ際も、3つの選び方を基準にしましょう。
ナチュリエ スキンコンディショナー

ニキビや肌トラブルが治る化粧水と言えばハトムギの化粧水「ナチュリエ スキンコンディショナー」です。
ナチュリエのハトムギ化粧水は敏感肌や肌バリアが弱い人でも荒れにくく、有効成分が含まれています。
また、量が多い割に値段が安いので、一度にたっぷり含ませて使用できるので人気があります。
ボディ部分のスキンケアにも使えるので、保湿ケアにうってつけの化粧水です。
ちふれ化粧品 化粧水ノンアルコールタイプ

ニキビケアの化粧水で人気があるのはちふれの化粧水です。
値段も1000円を切っておりコスパが良く、匂いも色も無いのでナチュラルに使用できます。
保湿成分がありますが、塗った後にベタ付きがなくしっとりした肌触りです。
乾燥肌・オイリー肌でも適用してくれる万能な化粧水なので、人気があります。
花王キュレル化粧水

キュレルの化粧水は思春期ニキビだけでなく、様々な肌トラブルに対して効果を発揮してくれる化粧水で人気があります。
低刺激であるため、敏感肌の人でも安心して使用できます。
キュレルには複数種類の化粧水があるので、自分の肌の段階や相性がいいものを選ぶことができます。
保湿成分である「セラミド」が配合されているので、すべすべのお肌を実現してくれます。
人気があるからと言って必ず効果があるわけではない
思春期ニキビが治る化粧水をご紹介しましたが、人気があるからと言って必ず効果があるわけではありません。
人気がなくても自分の肌に合う化粧水は存在するので、人気商品を試して効果がなかったとしても諦める必要はありません。
必要であれば、皮膚科の先生に治る化粧水がどういったものか、選び方を相談するのも一つの手段です。
効果的にニキビが治る化粧水の使い方
ニキビに効果的な効く化粧水の選び方は紹介しましたが、効果的に使用できなければ意味がありません。
化粧水の使い方や肌の扱い方次第では、肌が荒れてしまう場合があります。
ニキビに悩んでいる人は全員覚えておくべきことをご紹介します。
ニキビが治るには洗顔の仕方が大事
化粧水を使う一番最適なタイミングは、お風呂の後です。
顔をぬるま湯で優しく洗顔します。
皮脂を取り除こうとしてゴシゴシ洗顔してはいけません。
必要量の脂も洗い流してしまうため、肌のバリア機能が失われ肌荒れの原因になりえます。
少し肌に水分が含まれている状態でも問題ないので、顔にまんべんなく化粧水を馴染ませましょう。
化粧水を付ける前は手を綺麗な状態にしておく
顔の皮膚は薄いため、不衛生な手で顔を触ると悪化の原因になりえます。
手や爪は清潔な状態にしてから洗顔・化粧水を施しましょう。
心配な人はコットンを使用しましょう。
コットンを使用する場合はたっぷり化粧水を含ませ、まんべんなく馴染ませていきます。
馴染ませるときに強い力で叩かないようにしましょう。
化粧水だけでなく日焼け止めクリームも塗っておく
紫外線はニキビ予防の敵です。
普段外に出る機会が多い10代だからこそ、日焼け止めクリームは必須アイテムであると言えます。
紫外線を浴びることで肌が乾燥しニキビが悪化するので、肌にバリアを貼っておきましょう。
睡眠と食事のバランスを整えて新陳代謝を活性化させる
化粧水さえ使っていれば思春期ニキビが治るわけではありません。
整った食事や睡眠といった安定した生活習慣がなければ、ニキビはいつまでも発症してしまいます。
ニキビ予防に効くほうれん草やレモン、ストロベリーやマグロ、レバーといったビタミンB6・B2やビタミンA・Cを効率よく摂取しましょう。
質の良い睡眠を十分に取り適切な運動をして新陳代謝を促し、体をフレッシュな状態にしておくことが大切です。
思春期ニキビはつぶしてはダメ!
ニキビをつぶすことは絶対にしてはダメです!
ニキビ菌が他の部分にも付着して、その部分に新たなニキビが発症してしまいます。
無理やりニキビを潰すと、皮膚部分がえぐれてニキビ跡が残ってしまいます。
ニキビを潰すといいことは無いのでしてはいけません。
思春期ニキビが治る化粧品の選び方まとめ
思春期ニキビは大人のニキビとは違いホルモンバランスの乱れが原因で発症します。
適切な化粧水の選び方を学び、人気の商品を試してみることで効果を発揮してくれるでしょう。
ただし、人気だからと言って必ず改善されるわけではなく、洗顔の仕方や食事バランス、睡眠の質もニキビ原因になりえます。
健康的な生活を送り、ニキビ対策を普段から頭に入れておくことが大切です。