婚約者から突然「距離を置きたい」と言われたら「結婚したくないの!?」と焦ってしまうかもしれません。
ただし、距離を置くという言葉には様々な意味が含まれているので、すぐに別れるという判断は早計です。
婚約者が「距離を置く」と告げたのはどういった心理からなのでしょうか?どれくらいの期間距離をおくべきなのでしょうか?
建設的な距離の置き方と共に詳しくご紹介していきます。
婚約者の「距離を置く」と言った心理は?
婚約者から距離を置くと言われて、「婚約破棄か!?」と焦ってしまうかもしれません。
しかし、距離を置くからといって必ずしも婚約破棄に至るわけではありません。
一生を添い遂げる約束をした相手である以上、復縁できる可能性はあります。
どういった心理状態から婚約者は距離を置くと言ったのか、どれくらいの期間距離を置くべきなのか見ていきましょう。
熱くなってしまったから落ち着きたい
喧嘩やもめ事で一時的に熱くなってしまって、勢いで「婚約破棄しよう!」なんて言ってしまう場合があります。
感情的になっている自分を冷静にするため、一度距離を置きたいという提案です。
あなたが感情的になっていて適切なやり取りができないと思った場合も、距離を置くことで冷静になるまで待っています。
喧嘩は日常的に起こってしまうことなので、距離を置く期間も1週間や10日前後で落ち着くようです。
この場合は婚約破棄に至る可能性は低いです。
婚約期間中の喧嘩はいつもと違う
いつものような喧嘩だと思って距離を置かれてしまったと思ったら、1カ月経っても2カ月経っても連絡がこない場合があります。
婚約期間中の喧嘩は普段の喧嘩とは一味違います。
婚約者は結婚について考えており、それが今後ずっと続くことを想像し不安を覚えます。
もし普段通りの喧嘩なはずなのに、2、3カ月の期間連絡が来ない場合は危険信号です。
お互いの愛情を試していることも
婚約者が距離を置くと告げた理由として、あなたのことを試している可能性があります。
距離を置く期間に、お互いがお互いの存在のありがたみや大切さを確かめることができます。
より愛情が深まった中で結婚に至るという具合で、このような手段に至るようです。
この場合も婚約破棄に至る可能性は低そうです。
絶対に許せないことがある
結婚すると一生添い遂げることになり、嫌なことも一生続いてしまいます。
距離を置くことで、いかに自分がそれを許せないか伝えています。
喧嘩の延長線上にありそうなものですが、「直せないのなら婚約破棄もあり得る」という点で危機感が違います。
期間としては、「それをあなたが克服できるか」か「婚約者が許せるか」によって変わってきます。
3カ月から半年距離を置く期間が続くと危険水準であるようです。
マリッジブルーに陥っている
婚約者が距離を置く理由ナンバー1はマリッジブルーです。
結婚とは人生の一大イベントであり、自分に務まるのだろうか?という不安や、本当にこの相手で大丈夫だろうか?といった心配に襲われてしまいます。
マリッジブルーの場合は、人生の最大級の判断を迷っているので距離を置く期間は長期化する可能性があります。
3カ月や長いと1年距離を置いていても復縁したといった場合もあるようです。
マリッジブルーの場合は、長期スパンで見ておく必要がありそうです。
もはや冷め切っていたり、別れたいと思っている
すでに冷め切っていて、別れるために距離を置くという一番最悪なパターンです。
この場合、婚約者は婚約破棄を想定して行動しています。
マリッジブルーからの婚約破棄になる場合もあるので、期間は長期化する場合があります。
距離を置くと告げられたら取る態度は?
婚約者から「距離を置く」と告げられてしまったらショックで感情的になってしまう場合もあります。
様々な感情が生まれるかと思いますが、そこではどういった行動が適切なのでしょうか?
1人の大人として、距離を置くと告げられた後のふるまい方を見てみましょう。
まずは冷静になる
相手からの「距離を置く」宣言はショッキングであると同時に、怒りも湧き上がってくる場合があります。
しかし、ここで感情に身を任せると修復できるものもできなくなります。
一度は結婚を考えた相手である以上、1人の大人として冷静になりましょう。
その時の態度次第で、婚約者の思いの度合いが変わります。
相手の人生を尊重する
マリッジブルーに陥ってしまった婚約者に対して、意味不明で身勝手だと思うこともあるかと思います。
しかし、婚約者も結婚のプレッシャーや家族になる不安に押しつぶされそうになっています。
1人の人間の人生として、冷静に考える時間を与えてあげるのは悪いことではありません。
人一倍真剣だからこそ、マリッジブルーになってしまうことを理解しましょう。
いつでも戻ってきてもいい準備をしておく
距離を置かれたからといって、必ずしも婚約破棄になるわけではありません。
距離を置いた期間が数カ月や半年のように長くても、はっきりと結論が下されるまではいつでも戻ってこれるよう準備しておきましょう。
その懐の深さが、結婚を考えるパートナーの誠実な態度であると言えます。
接触は一切しない
距離を置くということは一時的にでも「接触しない」という宣言であるわけです。
一度お互いが関わらない状態で考える時間が必要なわけで、そこで連絡したり頻繁に会うようなことがあってはいけません。
一方的に距離を置かれた立場としては寂しかったり会いたくなったりするかもしれませんが、そこは我慢が必要です。
建設的な距離の置き方
怒りに身を任せたり不安や心配だから取り合えず距離を置く、という判断は婚約破棄は気に至る可能性が高くなる傾向にあります。
長期間接触がない場合も、心の距離も離れていき婚約破棄の危機が高まります。
本気で結婚を考える相手として、より建設的な距離の置き方はないのかご紹介します。
期間を決める
やみくもに距離を置いてしまうと、先の見えない関係に不安を覚えます。
距離を置こうと告げられた側は、一切連絡が来ない状態が長期化すれば諦めてしまって新たな恋人を作る可能性もあります。
まずは1カ月だけ距離多くとお互いで決め、1カ月後お互いの心境を報告しあいましょう。
自分が直すことを把握する
距離を置いている期間は、なぜ距離を置くに至ったのが原因を探りましょう。
その原因が把握できたら、それを克服する努力をしましょう。
すぐには克服できないかもしれませんが、その姿勢が婚約者を説得してくれます。
まずは距離を置く1カ月間だけ、本気で取り組んでみて下さい。
結婚相手としてふさわしい人間になる努力する
自分の欠点の克服だけでなく、結婚相手にふさわしい男になる努力をしましょう。
料理や家事だけでなく、家族を持つにあたって必要なスキルを身に着けておきましょう。
仕事とプライベートを充実させて、いつでも結婚できるような姿勢でいましょう。
依存しないよう免疫を作る
距離を置いている期間に自立した自分を育んでいきましょう。
結婚はお互いが支え合って一生を共にするので、お互いが尊重し合える度量を身に着けておく必要があります。
依存体質の人は、これを機に独立心を育てていきましょう。
婚約者に距離を置くと提案されたら婚約破棄なのか?まとめ
婚約期間中の「距離を置く」という告白は、相当な覚悟がないと言えないことを理解しておかなければいけません。
マリッジブルーになる場合でも、真剣だからこそそのような不安に襲われます。
一方的で身勝手な判断だと怒りたくなりますが、それを踏まえた上で告げられたということを理解しましょう。
距離を置くことで愛が深まる場合もあるので、お互いの思いを尊重してお付き合いしていきましょう。