足の蒸れって夏だけって思っていませんか?
ぶっちゃけ冬の足も蒸れ蒸れだったりしませんか?
蒸れた足は汗とともの悪臭を放ち、飲み会の席が座敷だった日には畳には足跡、部屋には臭いをたち込めてしまいます。
そんな足蒸れのあなたに、今回は足が蒸れる原因と対策、そして靴や靴下の消臭するコツをまとめていきます!
目次からササッとチェック
靴にはフットクリア
足ばかり消臭してもなかなか臭いニオイは消えないもの。
だって靴が臭いから。
特に革靴やブーツなどはニオイが付いてしまうと消臭スプレーではなかなか落ちません。
そこで使用したいのが【フットクリア】なんです。
一度靴の中に振りかけるとその効果は約半年間持続します。
これでもう、毎日のお手入れからもオサラバですよ。
足は汗をかく量が多い
足の裏は汗が出る汗腺の量が多いため、汗をかく量が多いです。
人が生命を維持するために汗をかくことは重要で、汗をかくことで体温調節の役割を果たします。特に脳や心臓などは生命維持には重要なので、額や脊柱近辺は汗をかく量が多くなります。
それなら末端の足や手は汗をかく量が少ないのでは?と思いますが、手のひらや足の裏などは、モノを掴む踏ん張るなどの滑り止め機能を発揮させるため発汗量が他の部位より多くなっています。
足の裏にはアポクリン腺はない
汗をかく汗腺はエクリン腺とアポクリン腺の2種類が存在します。サラサラの汗として発汗するのがエクリン腺からの汗で全身に分布しています。
一方、ワキガなどのニオイを発する汗はアポクリン腺から出る汗なのですが、このニオイの元のアポクリン腺は足の裏にはないので、足が臭い原因は汗のニオイではないということになります。
実際にワキガのニオイと足汗のニオイって違いますよね。これは汗の種類が違うからということになります。臭いことには変わりないですが。。。
足が蒸れてしまうとニオイが発生
さて、足が蒸れてしまうと発生しだすのがニオイです。いい匂いならまだしも蒸れた足は必ず臭いですからね。
蒸れの原因は汗ですが、エクリン腺から出る足の汗自体はそれほど臭くはないのですが、蒸れて雑菌が繁殖することで悪臭が発生してしまいます。
湿度が高いとカビが生えることは誰しも理解できることでしょう。実際に蒸れた足はカビが生えるくらいの湿度となっているのです。
汗と雑菌が結び付くと臭いニオイが発生
足の裏だけではなく体中には常在菌が存在するのですが、通常の状態であれば常在菌は悪さをすることはありません。
しかし、沢山の栄養と環境が良ければ普段温厚でも態度が急変してしまうのは人と同じなのが常在菌です。
蒸れた環境でカビが繁殖するように、常在菌も過ごしやすい環境です。さらにエサとなる皮脂、つまりあまり足を洗っていない状態では大量のエサが存在するということになります。
人が食事をしたら排泄をするように、常在菌もエサを食べたら排泄するのですが、このとき排泄される物質が臭いニオイが発生される元となるのです。
排泄される物質がイソ吉草酸とイソ吉草酸アルデヒドであり、足の独特なニオイの原因になるんです。
足が蒸れる原因は何?
上で説明したように、足の裏は汗をかきやすい場所であるため、この汗こそ足が蒸れる原因といえるでしょう。
足の裏にかく汗の量は1日にコップ一杯ほどと、体の面積に比べると多いなと感じることでしょう。
特に夏の暑い時期は体温調節のために汗を多くかくのですが、夏の時期は通気性の高い靴や靴下を履かずサンダルなどのときが多く意外に足が蒸れにくかったりします。
室内だからといって脱げない靴
しかし、冬になると話は別になります。
ブーツなど通気性が悪い靴を履くことが増え、足が蒸れる原因を作りだしてしまいます。
考えてみてください。革のジャケットなどを着ていた場合、室内で暑いと感じたら脱ぎますよね?しかし、靴は室内だからといって必ず脱げる環境かといえば違いますよね。オフィスでは土足なんてことも普通でしょう。
つまり、室内の暑い環境でも靴やブーツは脱ぐことができず、足が蒸れる原因を作りだしてしまうってことなんです。
化学繊維の靴下は蒸れる
化学繊維の靴下はとにかく蒸れます。蒸れまくりです。
化学繊維自体は汗を吸水することはほとんどないため、汗が蒸散することなく足に残ってしまい濡れたままの足を長時間つくりだしてしまいます。
極論からいえば、化学繊維の靴下=ビニール袋とイメージしてくれれば蒸れる理屈がわかることでしょう。
特に女性の場合はストッキングやレギンスに使われるのは化学繊維です。ブーツと併用してしまうと、どんなに可愛い女性の足も悪臭漂うこと必須です。
もちろん化学繊維を使った靴下でも蒸れないタイプはあります。それは下でご紹介していきますね。
精神性発汗は足に多い
緊張して汗をかくことなどを精神性発汗というのですが、このときに汗をかきやすい部位がワキや額、そして足の裏なんです。
この緊張性発汗は短時間で発汗することが特徴で、靴下が一瞬でびちょびちょになってしまいます。
この緊張性発汗や抑えようと意識するとより発汗してしまうことがあるのでけっこう厄介な汗であり、足が蒸れる原因をつくってしまうのです。
足が蒸れる原因を対策しよう!
足が蒸れる原因をもう一度整理すると、
-
・汗腺が多いから
-
・通気性の悪い靴
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・汗を吸わない靴下
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・精神性発汗
そして汗と常在菌が結び付いて臭いニオイが発生ってゆうことになります。
足が蒸れる原因ごとにしっかりと対策をすれば臭いニオイの発生を抑制することができるでしょう。
基本はきちんと足を洗うこと
まずはきちんと足を洗うことです。
足を洗っても汗を抑制することはできませんが、足を洗うことで常在菌のエサとなる角質が溜まりにくくなるため、ニオイの発生物質を抑制することができます。
ただ、アポクリン腺の汗は臭いニオイを発生しにくいですが、食生活が偏っていると汗自体が臭くなることもあるので注意が必要です。
足のデオドラント製品で制汗消臭する

汗を抑制させるには制汗剤を使用する他ありません。
手軽なところでは汗拭きシートなどを持ち歩き、洗面所などで小まめに拭くことでしょう。特に座敷に上がる前に一度拭いておくことをおすすめします。
併用してクリームタイプのもので長時間汗を抑制させることもおすすめですよ。
靴のニオイ対策を行う
通気性の悪い靴やブーツは一度臭いが染みついてしまうとなかなか取れないもの。
そのため、消臭スプレーなどを使用したいところですが、消臭スプレーでは対処できないのが冬の厚手の靴なんです。
靴のニオイが取れない!って方におすすめできるのが【フットクリア】です。
一度振りかけることで効果の持続は約半年。シーズン前に振りかけることで冬靴・夏靴とも消臭することが可能ですよ。
靴下を天然繊維のものに変え対策する
上で説明したように、化学繊維の靴下は汗を吸収しないため、足が蒸れる原因になってしまいます。
天然繊維の場合、繊維が細く断面がいびつなため、汗を吸水しやすいつくりになっています。できれば天然繊維を使用した靴下のほうが足が蒸れる原因を対策しやすいでしょう。
化学繊維でも優秀なものがある
とはいえある程度のことは科学の力で解決できる現在、靴下も例外ではありません。
化学繊維を天然繊維よりも細くし繊維の中を空洞にしたりし毛細管現象を起こし吸い上げる靴下も沢山あります。
特に長時間過酷な環境であるく登山系靴下は優秀なので使用してみてはどうでしょうか?
まとめ|冬こそ対策することが必須
夏は暑いと誰もが理解しているため、ある程度の対策をしている方は多いのですが、室内と外と気温差がある冬のほうが足汗がかきやすい環境なのを理解しておきましょう。
できれば通気性の良い靴や靴下を使うことが一番ですが、合わせて消臭効果のあるものを靴や足に使用することも忘れないようにしたいところです。
男性陣は冬のコンパなどでは靴を脱ぐ座敷などは避けるようにしておきましょうね。
冬の女性のブーツとストッキングの合体技は8割の女性がしているはずですのでお忘れなく。