【最新】次亜塩素酸水の正しい作り方とは?ハイターでは作れない?

除菌スプレーが手に入りにくい昨今、人体への影響が少なく除菌作用のある「次亜塩素酸水」が注目されています。

しかし、除菌スプレーよりも高価ということもあり、手作りする方が増えているようです。

キッチンハイター・ミルトン・ピューラックスと炭酸水で作れるという噂もあるので、

今回は、「次亜塩素酸水は手作りできるのか?」「水と塩で次亜塩素酸水を作れる機械」など、作り方をまとめてみました。

次亜塩素酸水とは?

次亜塩素酸水とは

主に、食品の殺菌料や医療分野では消毒剤として使用されています。

普通の消毒剤のように人体に入ると危険なものではなく、正しく使用していれば、人体にあまり影響がないという特徴があります。

厚生労働省が食品などの殺菌料として承認しているので、安全性は確かです。

次亜塩素酸水とキッチンハイターの違い

次亜塩素酸水とキッチンハイター

では、同じ殺菌作用があるものなら、「その他の除菌スプレーと何が違うのか?」という疑問が浮かびます。

次亜塩素酸水とその他の除菌スプレーの違いをまとめてみました。

次亜塩素酸水

人体への影響が少ないので空間除菌などにも用いられることがあります。

  • ・酸性~中性もしくは弱酸性
  • ・人体への影響小さい
  • ・食品や医療器具の殺菌目的

キッチンハイター

キッチンハイターは、強いアルカリ性である次亜塩素酸ナトリウムが入っています。

なので、手に付いたりした際にはすぐに洗いながさなければ危険なものです。

  • 強アルカリ性
  • ・人体への影響大きい
  • ・漂白が目的

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム

では、「次亜塩素酸水」「次亜塩素酸ナトリウム」はどう違うのでしょうか?

名前は似ていますが、全く別物です。

キッチンハイターやミルトンなどの消毒剤は、次亜塩素酸ナトリウムが使用されています。

先ほど少し触れましたが、強いアルカリ性なので、皮膚を溶かしてしまう作用もあります。

キッチンハイターを触った時にヌメっとするのは、次亜塩素酸ナトリウムの強いアルカリ性が皮膚の細胞を溶かしているからです。

ミルトンとは?

次亜塩素酸水とミルトン
出典:ミルトン総合公式サイト

ベビーグッズの衛生管理などにも使われているものがミルトンという消毒剤です。

こちらも主成分は、次亜塩素酸ナトリウムです。

補足程度ですが、ミルトンとキッチンハイターの違いも少しだけご説明しておきます。

ミルトンとキッチンハイターとの違い

主成分は同じ、次亜塩素酸ナトリウムなので、どちらもアルカリ性です。

大きな違いは、濃度にあります。

キッチンハイターと比べ、ミルトンは次亜塩素酸ナトリウムの濃度がかなり薄いです。

それに加え、キッチンハイターのように洗剤も入っていないので、万が一身体についても、水がなければすすぎをする必要がありません

ピューラックス

ちなみに消毒剤として有名なピューラックスは、次亜塩素酸ナトリウムの濃度がもっと濃いものです。

強力な殺菌作用を持つので、細菌や微生物などの殺菌に良く利用されます。

キッチンハイター・ミルトン・ピューラックス濃度まとめ

消毒剤 次亜塩素酸ナトリウムの濃度
キッチンハイター 4~6%
ミルトン 1.1%
ビューラックス 6%

キッチンハイター・ミルトン・ピューラックスなどで次亜塩素酸水は作れない?

次亜塩素酸水作り方

では、同じ消毒作用のあるキッチンハイターやミルトンなどから、次亜塩素酸水は作れないのでしょうか?

結論からいうと、科学的には可能です。

除菌作用のあるものは作れる

除菌作用

そもそも、キッチンハイター・ミルトン・ピューラックスは強さは違えど、殺菌効果のあるものです。

どんな方法で薄めても、何と混ぜようとも、元々殺菌効果があるものに手を加えているので、除菌効果が残るのは当然です。

ただ、手作りで除菌スプレーのようなものは作ることができても、

「それが安全なものなのか?」「次亜塩素酸水と同じ成分なのか?」を見極められる人は少ないでしょう。

キッチンハイターもミルトンも次亜塩素酸ナトリウムからなるアルカリ性なので、酸性の次亜塩素酸水を作るのはかなり難しいです。

人体への影響がある物質ですので、正しい作り方で次亜塩素酸水を合成できる人は限られています。

手作りの次亜塩素酸水はオススメできない

次亜塩素酸水 手作り

次亜塩素酸水の作り方を検索すると、キッチンハイターやミルトンと炭酸水などの次亜塩素酸ナトリウムが原料のものでの作り方が出てきますが、

科学的な知識無しで作るのは、非常に危険です。

もし作り方に沿って作る場合は、濃度なども合わせなければいけませんし、ミスをした場合は自己責任で対処しなければいけません。

先ほども言いましたが、強いアルカリ性である次亜塩素ナトリウムで間違った作り方をすると、人体に大きな危険が及びます。

緊急ではない限り手作りは避けた方がいいでしょう

水と食塩で次亜塩素酸水が作れる機械

次亜塩素酸水 機械

どうしても作りたいんだ!という方は、「次亜塩素酸水を作ることができる機械」がありますので、こちらでの作り方を参考にすることがオススメです。

では、次亜塩素酸水が作れる機械とは何でしょう?

最近急速に需要が高まってきた次亜塩素酸水ですので、生成する機械も比較的最近発売されたものが多いです。

今後もますます新たな機械が出てくると思いますが、とりあえず今現在発売されている機械の主な使い方についてご説明します。

簡単に次亜塩素酸水が作れる機械!「次亜塩素酸水生成器」

次亜塩素酸水 機械
出典:時事ドットコムニュース

基本的に出回っているものは業務用が多いですので、ご家庭で使用する場合は家庭用のものを購入するようにしてください。

生成器は、「電解次亜水」と呼ばれる、次亜塩素酸が入った食塩水を生成するものが多いです。

食塩水といっても、高濃度の次亜塩素酸が入っているので、除菌作用が失われることはありません。

厚生労働省は、次亜塩素酸水は「塩酸又は食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液」と定義しているので、次亜塩素酸水と電解次亜水は、ほとんど同じものという認識で大丈夫です。

次亜塩素酸水生成器に必要な物

次亜塩素酸水を作る際に必要なのは、たった2つだけです。

用意する物

・食塩

・水道水

次亜塩素酸水を生成できる機械さえあれば、家にある塩と水の2つだけで次亜塩素酸水を作ることができます。

水道水と食塩を電気分解で溶かして、機械が生成してくれるので、生成器があるのならば、他には何もいりません

自分で1から次亜塩素酸水を作ろうとする時に比べ、圧倒的に楽ですし、なにより安全ですね。

作り方

次亜塩素酸水機械 作り方

作り方はとても簡単なものが多いです。

そもそも簡単な作り方でなければ、次亜塩素酸水生成器の意味が無いですからね。

先ほどの2つの材料を用いて作ります。

① 水筒型のボトルに水道水を200ml~300mlとを0.3~0.5g(基本的に付属スプーンあり)を入れて、溶かす。

② 機械のスイッチをONにすると、機械が稼働し電気分解が始まる。

③ 待つ

メーカーにより異なりますが、3分~6分でできるものが多いです。

次亜塩素酸水の正しい作り方!ハイターで作れるの?まとめ

次亜塩素酸水を生成する機械があるということはあまり広く知られていませんが、あればとても便利ですよね。

やはり薬品ですので、キッチンハイターやミルトンと炭酸などでの作り方を参考にする場合は、自己責任ということですね。

どうしても作りたい方は次亜塩素酸水生成器を購入しましょう。

次亜塩素酸水は、まだまだ普及しはじめたばかりですので、情報量も少なく誤った使用をしている方が多いのも事実です。

次亜塩素酸水を作ることができる機械の販売源は、医療機器を扱っていたり、美容製品を開発していたりするところが多いので、

あまりにも心配なら、直接販売会社に問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。

みなさんも、正しい作り方で次亜塩素酸水を作ってみて下さい。