「サウナの平均温度ってどれくらいなんだろう?」とふと思ったことのある方もいると思います。
ここでは、サウナの平均温度や湿度、やけどしない為の注意点、水風呂の温度などをご紹介!
サウナにもいろんな種類があり、人それぞれ楽しみ方や目的も違うと思いますが、参考にしてみてください。
サウナの新しい知識を得る事で、もっと違う楽しみ方ができるかもしれませんよ?
目次からササッとチェック
サウナの平均温度について
さっそくですが、サウナの平均温度について紹介したいと思います。
ちなみに、サウナにもいろんな種類があるのをご存知でしょうか?
・高温サウナ
・中温サウナ
・低温サウナ
これらをはじめ、他にもスチームサウナ、遠赤外線サウナなどたくさんの種類があります。
それぞれの平均温度を見ていきましょう!
サウナの平均温度(種類別)
サウナ(種類別) | 平均温度 |
---|---|
高温サウナ | 85℃~95℃前後 |
中温サウナ | 60℃~90℃前後 |
低温サウナ | ~60℃前後 |
スチームサウナ | 40℃~60℃前後 |
遠赤外線サウナ | 50℃~55℃前後 |
ミストサウナ | 40℃前後 |
塩サウナ(ソルティサウナ) | 40℃~50℃前後 |
乾式サウナ | 80~100℃ |
※場所によって多少の前後はあります。
だいたいの平均温度はこれくらいだと思っておいて良いでしょう!
湿度はどれくらいになる?
湿度もサウナの種類によって異なります。
一般的なサウナであれば、平均湿度は5%~10%前後、スチームサウナであれば、80%~100%が目安です。
スチームサウナに関しては、その名の通りスチームを重要視しているので、それなりに湿度を高く保っていますが、一般的なサウナであれば意外と湿度は低いんです。
ただ、低い湿度だからこそ、高温でも耐えられる事もあたったり、じんわりと汗を流すことができるので、これもサウナの特徴だと言えるでしょう!
温度と湿度の程よいバランスがサウナ独特の熱さを醸し出しているのかもしれませんね。
水風呂の温度はどれくらい?
サウナの温度がわかったところで、水風呂はどれくらいの温度設定になっているのかも気になりますよね?
水風呂に関しても温泉や銭湯によって設定温度が異なるのですが、一般的な平均温度としては15℃~20℃程度です。
15℃では少し冷たい感じもしますが、サウナ通の方からすればごく普通の温度なので、特に気にする人もいないと思います。
逆に20℃の水風呂では水風呂と思えない方もいるようなので、たかがサウナといっても意外と奥が深いみたいですね。
温度計を確認してみよう
サウナは自分の体に負荷がかかり過ぎないように楽しむことが大切です。
高温すぎると、貧血を起こしてしまったり、人によっては熱中症を発症する方もいます。
無理してサウナに入って倒れてしまっては、体の健康を促すどころではなく、体調を崩してしまう事にもなり得ます。
なので、サウナに入った時には温度計・湿度計をチェックするように心がけましょう!
サウナを楽しむには「健康を考えつつ」というのが大前提です!
サウナでやけどしない理由
サウナの平均温度だけを見てみると、「絶対に火傷するだろ」と思う方もいるかもしれませんが、不思議とやけどしませんよね?
サウナは、直接熱湯を体に浴びるわけではありません!温かい空気を感じるようなイメージです。
空気は熱を伝えにくい性質なので、お湯と比較しても熱の伝わりやすさは20分の一くらいです。
このような仕組みをうまく活用したものがサウナなんです。逆に熱湯風呂などは皮膚からダイレクトに熱さが伝わってくるので、80℃近くのお湯に直接浸かると間違いなくやけどしますね。
テレビでもお笑い芸人の方が熱湯風呂に挑戦していますが、一体どれくらいの温度で設定されているのでしょう。。。少し気になりますね。
注意!火傷するポイントがある?
基本的にはサウナでやけどするという事は考えにくいですが、万が一サウナの中に鉄製のモノが置いてあったり、壁にもたれかかたったりした場合、火傷する可能性もゼロではありません。
あくまで可能性の話ですので、気を付ける程度で問題ないと思いますが、ガッツリ火傷するというよりは低温やけどくらいだと思いますが、注意しておくに越したことはありませんので、参考までに。
最後にもう1つ、金属類のアクセサリーを身に着けている場合には、外してからでないと火傷する恐れもありますのでご注意を!
サウナに入る前に知っておきたい事
サウナの温度に関する情報は、ある程度把握できたと思います。
ここで、改めてサウナに入る事で期待できる効果についてまとめておきましょう!
冒頭でも話した通り、サウナに入る目的は人それぞれ違うと思いますが、なにも考えないよりはサウナに入る目的と明確にしておいた方が入りがいがあると思いますので、効果や入る前の注意点に関してもまとめてみました。
期待できる効果効能
サウナに入る事で期待できる効果は以下の通りです。
・美肌効果・美容効果
・デトックス効果
・リラックス効果
・免疫力アップ・代謝アップ
・ストレス解消…etc
など、こんな効果が期待できますし、すでにサウナに通っているという方は、このような効果を期待している方も多いと思います。
必ずしもこれらの効果が得られるというわけではありませんが、サウナに入る事で血圧が上昇し、血管を鍛えたりする事も可能なので、気持ち的にも「なにか効果が得られる」という気持ちで入った方がメリットがあるかもしれませんね!
入る前の注意点
サウナに入る前には注意しておくべき点もあります。
サウナに入ると血圧が上がるというのは皆さんもご存知の通りだと思います。サウナと水風呂を交互に入る事で、血圧も増減し、それによって体が鍛えられるというのをメリットと考える事もできますが、逆にデメリットとなる事もあります。
特に、もともと血圧が高い人は要注意です!
過去にはサウナによる死亡事故も起きていますし、心臓麻痺・脳梗塞を引き起こす可能性もあります。その他にも循環器系の病を患っている方は注意が必要です。
単なる熱い部屋ではなく、こうした体への影響も考える事が安全につながっていきますので気を付けるようにしましょう!
サウナの歴史について
そもそも、サウナはフィンランド式の蒸し風呂であるという事をご存知でしょうか?
これは意外と知らない方も多いですが、一般的にはサウナの発祥はフィンランドとされ、おおよそ1000年以上の歴史があります。
実はフィンランドでは、各家庭には必ずと言っていいほどサウナがあるみたいです。
サウナの種類とマメ知識
日本におけるサウナは、乾式のものが一般的で、フィンランド式のサウナはロウリュなどと呼ばれています。
乾式サウナでの口呼吸は内臓に悪影響が懸念されているので、できる限り鼻呼吸する事が推奨されています!これも知っておくと良いでしょう。
ちなみにですが、日本古来のかま風呂や、温泉の蒸気を利用した蒸し湯なども、湿式サウナの一種らしいです。
サウナの温度設定まとめ
サウナの平均温度やマメ知識、その他注意点など、サウナに関する情報を紹介させて頂きましたが、いかがでしたか?
今まで何気なく入っていたサウナでも、意外と気にするべき点があるという事をご理解頂けたかと思います。
これらの情報を元に、くれぐれもサウナでやけどする事のないように十分に注意して、体の健康を考えつつサウナを堪能するように意識してみましょう!
サウナ通を目指している方なら知っておくべき情報がたくさんありますので、ご自身でも改めていろいろと調べてみると良いかもしれませんね。
安全性を理解した上で、サウナをご堪能下さい!