キャンプ&BBQに欠かせないものといえばバーベキューコンロですね。
王道のコールマンからちょっとリッチなスノーピークまで、人気のバーベキューコンロは一体どのブランドになるのでしょうか?
今回はキャンプ担当として5年ほど売り場に立った筆者が、掃除の仕方や洗い方等含めバーベキューコンロについて色々とまとめていきますよ!
男の趣味でもあるバーベキュー、是非参考にしてみてください。
目次からササッとチェック
まずは使うシーンを考えよう!
バーベキューコンロを購入するときには、使うシーンを考えて購入することが一番です。
人数や頻度、場所などを想定しておくことが間違いないです。
人数を考える
売り場で一番数が多い大きさは30cm×45cmのサイズです。これがだいたい4人前後での使用サイズになるのですが、これを一つの基準にしてまずは考えていきましょう。
60cmサイズなど一回り大きいサイズのバーベキューコンロであれば6人ほどになります。
何人で使用するのかを考えて1つにするのか、将又2つにするのか考えていきましょう。また、家で保管するときにもバーベキューコンロは場所を取るのでその点を踏まえて大きさを選んでもいいかもしれません。
BBQに慣れている人がいるか?
例えばBBQに慣れている人と一緒に行く場合、その人がどれくらいの道具を持っているかを把握しておきましょう。
例えば、私の場合ですと、ツインバーナーにダッチオーブン用焚き火台、そして60cmサイズのバーベキューコンロを持っているため、10人くらいのキャパであればこの道具だけ事足りてしまいます。
一緒に行くメンバーに合わせて、自分はテーブルコンロにするなどと発想を豊かに選んでいきましょう。
何回使う予定か?
購入予定のバーベキューコンロで何回ほどBBQをする予定なのか?これで選ぶ基準も大きく変わりますし、値段も変わります。
バーベキューコンロは大きく分けて、スチールとステンレスに分かれます。
スチールは重く錆びやすいので価格が安く、ステンレスは軽量で錆びにくいので価格が高いです。
使う頻度が高いのならばステンレスを購入するほうが使い勝手がよいですが、繰り返し使わない予定ならばスチールでもよいでしょう。
人気はコールマン?おすすめのバーベキューコンロはどのブランド?
さて、バーベキューコンロというか、キャンプ用品といえば、コールマンが一番人気で有名だと思います。
筆者が売り場でキャンプ用品を販売していたときも一番人気があり一番商品数が豊富でした。
キャンプ用品ってみなさん同じブランドで揃えようとしてしまうんですよね。そうなった時に商品カテゴリーの多さと価格とのバランスが良いコールマンは人気になるのは必然でしょう。
ちなみに、私のアイテムはユニフレームが6割、コールマンが2割、スノーピークが1割、他1割、そんな感じです。
王道”コールマン”のバーベキューコンロ
キャンプ用品といえばコールマンと言われるくらい人気のブランドです。
昔か変わらないガソリン仕様のものから今や常識のガスやLEDまでキャンプ用品って何?って疑問に全て応えてくれるブランドでもあります。
おそらくバーベキューコンロだけでも一番種類が豊富なのがコールマンだと思います。テーブル用から大型ステンレスまで多種揃っています。
また、チャコール(炭)バーベキューコンロだけでなく、アメリカンタイプのガスのバーベキューコンロもあります。
コールマンならこれだ!
クールステージツーウェイグリル |
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焼面サイズ:約30cm×45cm |
使用時サイズ:約35cm×51cm×16.5/43/70cm |
重さ:約4kg |
コールマン定番のバーベキューコンロですが、コールマンでは一番おすすめです。焼面は30cm×45cmの4人サイズ、テーブルでも立食でもどちらでも使用できるスタイルは使い勝手がよく魅力的でしょう。
スチールタイプですが、メッシュボディは熱がこもりにくく変形が少なく錆びにくいので、長持ちもします。
ちなみにステンレスタイプを考えているなら、次に紹介するユニフレームをおすすめします。
国産ブランドの”ユニフレーム”
国産ブランドとして有名なユニフレームですが、『ユニークな炎(フレーム)を創造する』という理念のもと、炎(火)を扱う用品にはとても人気があるブランドです。
ファミリーキャンプで使用できる商品がメインになっていますが、バーベキューコンロでは、卓上タイプの【ユニセラ】、焚き火台の【ファイアグリル】はロングセラー商品になっています。
ユニフレームならこれだ!
UFタフグリル SUS-450 |
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焼面サイズ:約40cm×45cm |
使用時サイズ:約45cm×46cm×68cm |
重さ:約6.3kg |
ユニフレームのバーベキューコンロはどれもステンレス製ですが、ステンレス製のバーベキューコンロを求めるならUFタフグリルはおすすめです。
ステンレス製の弱点として熱による歪みがあるのですが、強度の高いステンレスを使用しているので歪みはありません。
また、網はステンレスワイヤーなので耐久性も高く掃除もとても楽。網が破れることもないですし、コゲも簡単に落とすことができますよ。
大きさは3種類あり、60cm、90cmタイプがあります。
蓋付バーベキューコンロといえば”ウェーバー”
アメリカンスタイルのBBQがしたい!って方には蓋付のバーベキューグリルのウェーバーをおすすめします。
アメリカではシェア60%を誇る人気はもはやアメリカのバーベキューグリルの象徴ですね。
蓋付であることで、蒸し焼きや燻製などを楽しむことができますよ。
ホウロウ加工なのも錆びにくいので長期愛用するのには嬉しいですね。
ウェーバーでおすすめはこれだ!
COMPACT KETTLE チャコールグリル |
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焼面サイズ:269 平方インチ / 1,542cm² |
使用時サイズ:約53cm×54cm×88cm |
移動ホイル付きなんて憧れますよね。
ウェーバーの特徴でもある蓋&ホイル付きの定番タイプです。日本にはあまりない丸型タイプです。
自宅の庭でバーベキューをしたい!って方には一気にアメリカンスタイルを作り出すことができますよ。
ただ、日本式BBQには蓋は邪魔なので、薄い肉を焼くだけなら値段もなかなかですので使わないほうが多いかも。。
安さならこれ!キャプテンスタッグ
兎に角安いバーベキューコンロを購入したいのであれば、キャプテンスタッグがおすすめです。
コールマンと並ぶほどスポーツ店やホームセンターに商品が陳列しているブランドで低価格帯が主流になっています。
新潟県の三条市に本社を構えますが、ここ燕三条は金物の町として有名で、ユニフレームもお隣の燕市に本社を構えています。
カヌーや自転車などアウトドア用品全般揃えており、カタログも一番分厚いです。w
キャプテンスタッグでおすすめはこれだ!
NEW スパイヤー ツーウェイ バーベキューコンロ(グリル)420 |
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焼面サイズ:約22.5cm×39.5cm |
約25cm×42cm×62/23cm |
重さ:約2.3kg |
金額的には一番安く購入できつつ、色々なお店で購入することができるため人気のバーベキューコンロです。
サイズ的にも4人なら十分なサイズですし、実売価格は2,000円前後くらいかな?と思います。
脚を組み立てるときにが蝶ネジで締めなければいけないのがちょっと面倒ですが安いスチールタイプと割り切って使用しましょう。
スチールでこの重さなので歪みもなかなかのものです。w
バーベキューコンロ(グリル)の掃除の仕方・洗い方
さて、バーベキューコンロで一番面倒なのが、食べ終わった後の後片付けではないでしょうか?
肉に脂がこびりついて焼固まってどんだけ洗ってもとれない。
ってことで少しでも楽に掃除ができるバーベキューコンロの洗い方などをまとめました。
アルミホイルで掃除が楽になる
灰になった炭や飛び散った油などこれを取るのが一番掃除でやっかいなんですよね。
なので、本体に直接つかないようにコーティングしましょう!
ってことで一番役に立つのがアルミホイルです。
バーベキューコンロ本体内部をアルミホイルで覆います。空気穴がある場合は塞がないようにします。
炭床下に軽く敷くだけでもかなり掃除が楽になりますよ。
また、丸めてタワシ代わりにすれば、網を洗うときにも重宝しますよ。
網は洗う前に焼き切る
網の黒い炭は洗い方でどうにかなるってものじゃありません。ゴシゴシやってもおちないものは落ちないです。w
一番は黒い炭を焼き切ることで、バーナーなどを持っていき、最後に焼き切りましょう。灰になってしまえば楽に落とせます。
しかし、編み目が細いものの場合、焼き切ると網が切れてしまうこともあるので注意しましょう。
また、バーナーなどがないときは、炭などを片付ける前に網の上にアルミホイルを被せておきましょう。
被せておくことで熱がより伝わり黒炭から灰に変わっていきます。
持って帰るのなら重曹で洗う
キャンプ場やBBQ場で洗うのが面倒という方はササッと油を落とした後にごみ袋に入れて持って帰り、自宅で洗う方もいるとは思いますが、そんなときには重曹を使いましょう。
洗い方は2パターン。重曹をタワシ等にかけて研磨する方法と、網が入る大きさのタライなどにお湯と重曹を入れてそのまま放置する方法。
クーラーボックスなどを桶代わりに使用してもいいかもしれませんね。
次回のために綺麗に準備を!
使い捨てではなく、繰り返し使うのであれば、次回までに錆びないように準備しておくことも重要です。
水分がついた状態でしまうと錆びてしまうので、必ず完全に乾かせてからしまいましょう。特に網は重なった部分に水分が溜まりやすいのでそこから錆びてしまいます。網は軽く油を塗って新聞紙でくるんでおくのもいいですね。
脚のジョイント部分も砂や土がついたままだと錆びる原因になるので、綺麗に拭いておきましょう。
バーベキューコンロまとめ!
今回は人気のバーベキューコンロについて、コールマンなどの人気ブランドから、筆者がおすすめするブランドまでいくつかピックアップしました。
また、バーベキューコンロの選び方や掃除の仕方・洗い方などもまとめさせていただきました。
自然の中で食べるご飯って最高ですよね!
それを実現させるにはバーベキューコンロ(グリル)も使うシーンを考えて選びましょう。
では、楽しいバーベキューライフを送ってくださいね!