119!119!
自分や自分の家族などが病気で倒れてしまったときなどに積極的に利用したい救急車。
ただこの救急車の利用料金ってご存知でしょうか?
便利なものですが、結構な料金がかかりそうだから救急車の出動を依頼しにくいと考える人もいることでしょう。
特に深夜に呼ぶときは料金もそれだけ上がるのでは?と考えるもんです。
そんな救急車の料金について、日本と海外の違いにも触れつつ解説していきたいと思いますm(__)m
目次からササッとチェック
救急車の料金は?

まずは我らが日本の救急車の料金についてみていきましょう。
いざと言う時は頼りたいですが、金銭的に余裕がない人は正直救急車を呼びづらいと思うこともありますよね。
医療関係ってなんだかんだでお金かかってきますから、心配になっても仕方ありません(._.)
安心してください!救急車は無料!
救急車を呼ぶかどうかで悩んでいるそこのアナタ!安心してください!
2018年現在、救急車を利用することは無料です!
人の命がかかっているわけですからね、医療機関もそこまで金の亡者というわけではありません(笑)
だから救急車の料金のことは気にせずに、自分もしくは他人の命を守ることに徹底してください!それが医療機関の願いでもありますからね。
ちなみに救急車の出動の料金は税金で賄われています。緊急時に利用しないのはむしろ損してるかも…?
料金を請求されることもある
料金が請求されるとは言え、救急車の乗ること自体は基本無料であることに間違いありません。
この料金を請求される場合は以下のようなケースが該当します。
icon-edit 救急搬送診療料として…救急車に同乗している医師に治療を、救急車内で受けた場合
icon-edit 特定療養費として…医師により救急車を利用するほど緊急でないと判断された場合
このように救急車内の医療行為に対しては、病院についてから治療してもらうのと変わらない話ですから気にするようなことではありませんね。
ちなみに保険適用なので、全体の3割の負担で済むのでそこはありがたいです(˘ω˘)
ただ医師のさじ加減で緊急か緊急じゃないかが決まるのが難しいところで、納得できる人も多くないのだとか。
もちろんしょうもない事で呼んでしまった場合は自業自得です。法的処置で数十万の罰金が科せられる可能性もありますのでご注意を。
深夜だと料金が割り増しされるの?
深夜に救急車を呼びたい時というのもありますよね。
ご安心ください。深夜であろうと救急車を呼ぶこと自体は無料です。
しかし診察には深夜料金というのが発生するため、診察料の割り増しだけは我慢する必要があります。
深夜の救急車の利用には注意してほしい事があり、それは帰りの交通手段の確保が難しいことです。
流石の救急車さんも帰りまで送ってくれるわけではありません。深夜なので電車もバスも走ってなければ、タクシーを捕まえるのも一苦労。
そしてタクシー代を持っていなかった暁には、ATMも機能してないので徒歩で帰ることになりますよ…トホホ…。
救急車をむやみやたらに呼ばないことも大事
日本の救急車の料金は無料!やったぜ!早く来てください!とタクシーの様に利用するのは止めましょう。
特定医療費が発生して自分が損する羽目になる可能性があるというのもありますが、救急車1台が出動するには45,000円ほどの費用がかかるとされています。
この費用には救急隊員や同乗医師の人件費、救急車のメンテナンス費などが含まれます。結構高いですよね。救急車側の気持ちも考える必要があります!
無駄な出動を減らすために有料化になるかも!?
救急車を走らすだけでも結構高額な費用が掛かるということが分かってもらえたと思います。
いくら税金で賄っているとは言え、タクシーの様に使われてしまったのであれば救急車側の負担も増えてきます。
救急車の負担を減らすためにも、救急車の利用料金を有料化にしようかという話もあるようです。
ふざけた理由で救急車を呼ぶ輩のせいで、本当に病気で苦しんでいる人の負担が増えるとなるとか悲しいですよね…。(´;ω;`)
実例!こんな理由で救急車を呼ぶ人がいる
救急車の利用者は年々増加傾向にあります。全員が全員緊急かどうかと言えばそうではありませんがね…。
こんな理由で救急車を呼ぼうとしていませんか?実際に救急隊員の怒りを買ってしまった理由の例を見ておきましょう。
icon-male タクシー乗るお金ないから乗せて!
icon-male 処方箋切れたから薬持ってきて!
icon-female 紙で指先を切った!痛いから来て!
icon-female 深夜で寂しいからお話の相手をしてほしい…。
…(゚Д゚;)
しょうもな…。同じ日本人として恥ずかしくなりますよね…。|д゚)
海外だと既に有料化されている?
日本の救急車は早朝から深夜まで無料で乗ることが出来ますが、海外の救急車はというとそういうわけにもいかないみたいですね。
一部の国では既に有料化されていて、全額負担という形を取っているそうです。
日本の場合だと45,000円かかると言いましたが、それくらいは負担しなければならないのでしょうか…?
海外の救急車事情
海外では救急車が有料であることが多く、逆に日本のように無料の国はかなりレアです。
その理由は簡単で海外では医療もビジネスの一環という認識が強いこともあり、不適切な理由で利用されないためにも有料化にしてるんです。
日本人がよく行くであろうアメリカでも3~5万円ほどの費用を頂戴しているのだとか。
ちなみに私が見た中で一番高かったのはオーストラリアの15万という値段ですね。巨額すぎて開いた傷口が広がりそうな勢いです。
海外旅行の際に救急車を呼ぼうとしたなら一応注意しておきましょう。日本の医療保険は海外では意味をなさないこともお忘れなくm(__)m
海外でも無料のところもある
海外での救急車の有料化が進んでいるとはいえ、もちろん日本以外にも救急車が無料である国はあります。
分かりやすいところで言えば、イタリアのローマやイギリスのロンドンなどですね。
しかしこれは1年以上その土地に住んでいる人のみのようで、旅行している人には関係ない話みたいです\(^o^)/
ちなみにヨーロッパの救急車はベンツ社が作った救急車らしいですよ|д゚)関係ないか
救急車の料金事情のまとめ
というわけで救急車の料金事情を日本と海外で調べてみましたがいかがでしたか?
私的には深夜に呼んでも料金が発生しないという点が非常に安心だなぁと思いました。
また不当な理由で救急車を呼んでしまう、残念な人間がいるということが分かったのはとても悲しいですね…。
本当に救急車を利用したい人が有料化による負担を強いられないためにも、救急車の利用基準について見直してみる必要があるかもしれませんね!