もうすぐ楽しいお正月!__の前に。忘れてはいけない大掃除が待ち構えています。
大掃除というだけあってやる事がとても多いので、少しでも楽に、効率的に進めたいものですよね。
そこでこの記事では、今年の大掃除に役立つ事間違いなしの、大掃除の裏技を一挙ご紹介!
大掃除の裏技にもいろいろありますが、今回はお風呂やキッチン、トイレといった水回りに使える裏技にスポットを当ててお送りいたします。
これで今年の大掃除はぐっと楽になりますよ!
大掃除の裏技 ~お風呂編~
もう10年以上も前の事ですが、その昔、伊藤家の食卓という裏技紹介番組がありました。筆者の年代がバレますかね。
裏技と聞くととついその番組を思い出してしまうのですが…それはさておき。
大掃除に取り掛かる前に知っておきたい大掃除の裏技、まずはお風呂編からお送りいたします。
お風呂の大掃除の裏技 1.頑固なカビ
お風呂場のタイルやドアのゴムパッキンに沢山付いている黒い汚れ…それが黒カビです。下手をすれば奥の方まで根を張っているという、中々侮れない存在です。
そんな黒カビを一網打尽にするには、酸素系漂白剤と片栗粉を使いましょう!それぞれの分量は1:1で、しっかりと混ぜ合わせてペーストを作ります。
後はそれをカビを落としたい場所にしっかり塗布し、ラップでカバーしたら5分程度放置。後は古い歯ブラシでこするだけでOKです。
最後に綺麗に拭き取るか、洗い流せばびっくりするほど黒カビが落ちてしまうんですよ。
お風呂の大掃除の裏技 2.排水溝
お風呂であまり触りたくない場所で1,2を争うのが排水溝ではないでしょうか…。できれば直接触れたくない!という事で、簡単に排水溝の汚れを落としやすい裏技もご紹介しておきましょう。
使うものは重曹とお酢だけ。排水溝に重曹を満遍なく(量をケチらずに!)振りかけたら、重曹の半量程度のお酢を重曹にかけます。お酢の量は多すぎない様注意してください。
すると重曹とお酢が反応して泡が出てくるので、そのまま30分程度放置しましょう。この時出るガスは体には無害なのですが、一応換気しながら行う事をおすすめします。
放置した後はお風呂場のお湯で洗い流せば完了です。炭酸パワーで汚れを浮かせてくれる上に、有害物質も発生しないので環境にも人体にも優しい方法です。
お風呂の大掃除の裏技 3.浴槽の汚れ
浴槽も毎日使うものですから、知らず知らずのうちに汚れ(湯垢)が蓄積してしまっているもの。
日常的に使っているお風呂用の洗剤だけでは、ピカピカに汚れを落とす事は難しいかもしれません。
そんな時の裏技的な方法で活躍してくれるのが、やっぱり重曹なんです。お風呂の残り湯に重曹を1カップ加えておく事で、汚れが落ちやすくなるんです。
この重曹入りの浴槽には風呂桶や椅子、蓋なども一緒に漬けて汚れを落とす様にすると一石二鳥ですよ。
大掃除の裏技 ~キッチン編~
それでは続きまして、キッチンで使える大掃除の裏技に移りたいと思います。
キッチンも毎日使うのでそれなりに汚れてしまいやすい反面、忙しいと中々掃除もできにくいんですよね…。
大掃除でそんな蓄積した頑固な汚れを一度に落とすのは骨が折れるので、こういう時は裏技を使って賢く楽に掃除を済ませてしまいましょう!
キッチンの大掃除に使える裏技 1.シンク磨き
キッチンのシンクや蛇口付近に白っぽい汚れが付いている事が多いですよね。お風呂でも非常によく見かける汚れです。
丁度、水滴が付いてそのまま乾いた後の様な見た目の汚れをしていますが、汚れの元はまさにそれ。いわゆる水垢と呼ばれるものです。
水垢は別名カルキ汚れともいうのですが、水道水に含まれるカルキやマグネシウムなどの成分が固まって、汚れとしてこびり付いてしまうんです。
この水垢に効くのがクエン酸!なので、実はクエン酸パウダーやミカンの皮で磨くだけで、ピカピカに汚れを落とす事ができてしまいます。
キッチンの大掃除に使える裏技 2.茶渋や醤油などの瓶
お茶を入れた瓶や醤油入れの小瓶などは汚れがこびり付きやすいのですが、一方で洗いにくいという困った状況になりがちなもの。
そんな時は卵の殻を使って掃除をする裏技はいかがでしょうか?
やり方は簡単、普段は捨ててしまう卵の殻を小さく砕いて瓶に入れ、そこに殻が浸かるくらいの水も加えたら、後はしっかり振るだけ!
これだけであっさり汚れが落ちてしまうんです。洗剤を使わないので、哺乳瓶や子供用の食器を洗う際にもおすすめです。
キッチンの大掃除に使える裏技 3.魚焼きグリルの汚れ
焼き魚は美味しいものですが、大変なのが魚焼きグリルの掃除。サボっていたら受け皿の汚れが大変な事にも…。
そこで、魚を焼くときから受け皿に仕掛けをしておいて、掃除を楽々こなせるようにする裏技をご紹介します。これなら大掃除で一生懸命磨く必要もなくなりますよ!
やり方は簡単、普通は受け皿に水を入れておきますが、その水に片栗粉を加えるんです。水が120mlに対して片栗粉は大さじ2杯の分量です。
魚を焼き終わったら、グリルが冷めるまで置いておき、後は冷めて固まった片栗粉を剥がす様に掃除するだけ!油汚れが寒天の様に固めて捨てられるので物凄く楽なんです…。
大掃除の裏技 ~トイレ編~
さて、最後にお伝えする大掃除の裏技はトイレ編です。
トイレも普段からこまめに掃除をしておけば大掃除で苦労はしないのですが、ついサボりがちになってしまうもの。
ですがトイレこそ毎日少しずつでも掃除しておきたいですよね。そんなちょっと心理的ハードルの高いトイレ掃除の裏技とは…?
トイレの大掃除に使える裏技 1.落としにくい汚れ
トイレの汚れも何気に落としにくいもの。しかも掃除用の洗剤って直ぐに下の方に流れていってしまって、中々漬け置き掃除ができにくいんですよね。
そんな時は洗剤をトイレットペーパーに染み込ませて置いておきましょう。汚れやすい部分や汚れの多い場所などにトイレットペーパーを丸めるか折り畳んで置き、洗剤をかけます。
後は暫く放置してから流しましょう。この時、あまり大量に紙を使いすぎると詰まる原因になるので、調子に乗って使いすぎない様に要注意です。
やはり落としにくい汚れに対しては漬け置きが効果的ですので、洗剤が直ぐに流れ落ちて困っている方はぜひお試しいただければと思います。
トイレの大掃除に使える裏技 2.便器の黄ばみ
便器が黄ばんでいるとどことなく不衛生に見えますし、やはりしっかりと汚れを落としてしまいたいものです。
ここでも活躍するのが重曹とクエン酸。重曹はそのまま便器の汚れに振りかけますが、クエン酸はクエン酸水(水200mlに対して小さじ1)を使います。
重曹を振りかけた所にクエン酸水をかけると、重曹とクエン酸が反応を起こす事で、また汚れを落としてくれるんです。
反応して泡が出てきたらブラシで擦って黄ばみを落としていきましょう。
トイレの大掃除に使える裏技 3.壁の黒カビ
気が付くとトイレの壁に黒い汚れができている事はありませんか?それが黒カビです。
この黒カビもできれば大掃除のタイミングで掃除してしまいたいもの。そんな時の裏技としてはまたしても重曹とクエン酸が強力な効果を発揮してくれます。
やり方は簡単で、重曹水(水200mlに対して小さじ2)を壁に振りかけて直ぐに拭きます。クエン酸水も同様で振りかけた後に直ぐに拭き取り、乾いた布や雑巾で乾拭きします。
最後に換気して乾かしたら完了。ただし、壁の材質や壁紙によっては重曹で変色してしまう可能性もありますので注意してくださいね。
お風呂やキッチン、トイレに使える大掃除の裏技まとめ!
という訳で、今回は大掃除の前に知っておきたい、お風呂やキッチン、トイレに使える裏技まとめとしてお送りいたしました。
大掃除はとにかくやる事が多いので、てきぱき片付けて、お正月までかかってしまう事は避けたいもの。大晦日に大掃除をすると歳神様を追い出す事になるので良くない、とも言われています。
今年の大掃除は裏技を使って、賢く速攻で終わらせてしまいましょう!