気が付くとこの季節がやってくる・・・。
社会人になったら1回は発症するであろう五月病・・・。
今回はそんな五月病の治し方や予防策についてまとめてみましたので、毎年五月病でしんどい気持ちになる方はぜひ参考にしてみてください!
「なんか仕事に行きたくないな~」
「最近、精神的に病んでいる気がするな~」
こんな方達には見逃せない情報を紹介します!!
目次からササッとチェック
そもそも五月病ってなに?
五月病(ごがつびょう)とは、簡単に言えば精神的な症状の事を言います。
具体的にこれと言った病状が出るケースは少なく、基本的には環境の変化などに適応する事ができず鬱のような気持になってしまう状態の事を五月病と総称しています。
「やる気はあるのに気分が乗らない」
「新しい生活に適応できていない」
主にこういった状況下において発症すると言われています。
五月病の原因や症状について
では、五月病を発症しないようにする為には何か治し方・予防策などがあるのだろうか?
予防策をお伝えする前に原因や症状について説明しておきたいと思いますので、自分が五月病かどうかを気になっている方は参考にしてみよう。
2019年に関してはゴールデンウィークも10日間ある事で話題になっていますが、ゴールデンウィークが終わった途端に五月病になるケースも多いので要注意です!
考えられる原因
まず、五月病を発症する原因として考えられる事には以下のようなことが挙げられます。
- ・ストレス
- ・精神的疲労
- ・肉体的疲労
基本的にはストレスなどの精神的な問題が原因で発症するケースが多いようです。
また、医学的に考えられる原因としては、
・適応障害
・うつ病
・パニック障害
など、こういった要因があるとも言われています。
よくある自覚症状
五月病のよくある症状には、
・身体がだるい
・なんとなくモヤモヤする
・イライラする事が増えた
・気持ちがソワソワする
・寝つきが悪い、不眠が続く
・食欲減退
・会社に行くのが面倒
・外出するのが面倒
・集中できない
などなど、身体的にも肉体的にも何か違和感を感じる事が多いのが特徴です。
「あれだけやる気があったのに急にやる気がなくなった」
「悩み事があるわけでもないのに気持ちが不安定になる」
このように、よくわからないけど体も心も疲れてしまうのが五月病の怖いところです。
五月病になりやすい人
結論から申しますと、誰しもが五月病になる可能性を秘めています。
主に社会人デビューしたばかりの新卒生や一人暮らしを始めたばかりの方に多いとも言われていますが、必ずしも該当するわけではありません!
転職や結婚などを機に五月病を発症する方もいますし、何もなくても発症する人もいるというわけです。
とまぁこれらの事を踏まえてどのような人が五月病になりやすいのか?ちょっとした参考例をまとめてみました。
- ・真面目な性格
- ・責任感が強い
- ・普段は大人しい性格
- ・感情表現が苦手
- ・完璧主義者
- ・几帳面な人
簡単に言えば頑張り屋さんのほうが五月病を発症する可能性が高いという事ですね。
仕事に対するやる気や向上心がある人ほど、何かを達成したり環境が変化したりすると急激にやる気がなくなってしまう可能性があるみたいです。
燃え尽き症候群にも似たような症状だと思います。
五月病の可能性があるかチェックしよう
以下に該当する方は五月病の可能性があります。
- ・仕事に行きたくない
- ・どんな事にも興味がわかない
- ・遊びに行くのも面倒に感じる
- ・動悸が起こる
- ・食欲がなくなった
- ・身体が常にダルい感じがする
- ・イライラ、ソワソワ、モヤモヤが増えた
- ・胃が重い
- ・常に不安な気持ちがつきまとっている
細かく挙げればキリがないのでざっくりと紹介させて頂きましたが、これらの内1つでも該当するものがあれば五月病かもしれません。
本格的に五月病を発症すると精神的にも肉体的にも想像以上に辛くなってしまう事があるので、いずれも早めに対応する事が重要です。
五月病の治し方&予防策
という事で、できうる限りの治し方や予防策についてまとめてみました!
五月病を発症しないためにはどうすれば良いのか?
五月病を実感した場合にはどんな治し方があるのか?
など、具体的な対策方法や治し方を紹介したいと思います。
【治し方①】ストレスを発散する
とりあえずストレス発散をする!
自分的にはストレスを感じていないかもしれませんが、知らぬ間に体がストレスをため込んでいるという可能性もあります。
自分の趣味などがあればそれに没頭したりして、とにかくストレスフリーな生活を心掛ける事が大事。
仕事をしている以上、多少なりストレスを感じてしまう事があるかもしれませんが、そこをうまく回避するようにしたり、家に帰ってから自分なりのストレス発散法でリラックスできる時間をつくりましょう。
【治し方②】運動して体を鍛える
社会人になると学生の頃に比べて運動する機会が一気に減ります。
社会人専用のクラブやサークルに所属している方は別ですが、近年ではIT企業も増えているので昔よりもデスクワークが増えている傾向にあり、それに比例して運動不足に陥る社会人も増えているというわけです。
運動は心も体もリフレッシュするのにおすすめなので、ジョギング・ランニング・筋トレ・スポーツなど、自分がやりやすい方法で身体を動かしてみましょう。
「五月病かも…。」と思ったら、とりあえず運動するのも治し方の1つとして挙げられます。
【治し方③】生活習慣を整える
社会人あるあるですが、特に新卒や中途採用で社会人デビューした方たちは生活環境の変化についていけずに五月病を発症するというパターンも多いです。
なので、仕事に慣れる事も大切ですが身の回りの環境に慣れていくことも大事なポイントとなります。
一旦は仕事への比重をそこそこにしておいて、まずは生活環境や生活習慣を整える事から始めてみましょう。
これも五月病の治し方としてはおすすめです!
【治し方④】他人に打ち明ける
思い切って社内の同僚や友人に自分の気持ちを吐き出してみるのも1つの方法です。
モヤモヤしている気持ちやイライラしている気持ちを誰かに伝える事で気持ちがスッキリすることもありますので、それとなく誰かに相談してみるのもアリかもしれませんね!
ただし、事前に「自分は五月病かも…。」と伝えておかないと、急に不満を伝えられた周りの人間に悪いイメージを持たれてしまう可能性もあるので、うまい感じに伝えるようにしましょう。
実は六月病も増えている…?
これまで五月病に関する内容をメインで紹介してきましたが、実は近年六月病や七月病なども流行りつつある?と言われています。
ゴールデンウィークでリフレッシュした事で五月病をふっ飛ばして今まで以上にやる気が出るという方もいたり、働き方改革によって五月病を感じないまま過ごすことができている方も増えているようですが、その一方で時期がズレて6月・7月に病んでしまうという方もいるみたいです。
学生の頃は夏休みがありましたが、社会人になると夏休みのような長期休暇はありません。。。
なので、「あの頃は良かったなぁ」という楽しい思い出を蘇らせて徐々に仕事に対するやる気が失せてしまうという事もあります。
まぁ細かく挙げればキリがないのですが、とにかく社会人になってからは自分なりにうまくメリハリをつけて楽しく働く方法を考える事が五月病を回避するための大事なポイントになってくるという事です。
【まとめ】五月病はうまく乗り切る事が大切!
五月病の原因や症状、対策や治し方についてはいかがでしたか?
「あ、これって自分の事だ」と思った方もいると思いますが、まずやるべき事はリラックスできる環境づくりから始める事です。
自分がリラックスできていれば気持ちにも余裕が出てきますので、仕事にしろプライベートにしろうまく向き合っていけると思います。
ネガティブな方向に考えるとマイナスにしかなりませんので、五月病と言われる時期だからこそポジティブシンキングで頑張っていきましょう!!