タトゥー除去と言えば、どんな治療方法を思いつきますか?
外科手術でタトゥー除去する治療方法もありますが、今タトゥー除去を考えている人におすすめなのはズバリ、
【ピコレーザーを使った治療方法】です。
今回は、タトゥー除去の治療方法のメリットとデメリット、そして、なぜピコレーザーでのタトゥー除去がおすすめの理由を詳しくご紹介していきたいと思います。
※2018/06/08最新の情報に更新
タトゥー除去のリスクとは?
まずは、タトゥー除去を考えている人に知ってもらいたいタトゥー除去のリスクについてご紹介します。
タトゥー除去をしたいと思っている方のほとんどは、結婚のために、就職・仕事のためにと急いで治療しなくてはならず、焦っている場合が非常に多いです。
しかし、それが落とし穴。
タトゥー除去は、じっくりと考えて、時間をかけて自分に合った治療方法を探し、信頼できる医師を見つける事がとても大切です。
とにかく高い
タトゥー除去はどの治療方法でもとにかく高いです。
医療行為なので病院で治療を受ける必要がありますが、保険適用外のため、全額自腹です。
どんなに安くても10万円以上。大きなタトゥーなら50万円以上することもザラです。
また、保険適用外ということは病院によって治療費は変わってきますし、安さで病院を選ぶとタトゥー除去に失敗してしまうこともあります。
完全に消し去ることはできない。
外科手術であっても、レーザーでの治療方法であっても、タトゥー除去を完全に行うことはほぼ不可能と言われています。
ネットの記事を見て
『お金をかければタトゥー除去は簡単に綺麗に消せる』
と思い込んでいる人は少なくありません。
しかし、外科手術での治療方法を行えば手術の傷跡は残りますし、
レーザー治療方法だとタトゥーを完全に消すことはできないのです。
また、色素破壊が成功したとしても、タトゥーを入れたときの傷痕は残ってしまいます。
実は一番リスクがない方法が・・・
高い金額を払って意を決してタトゥー除去に踏み出したのに、思い通りに消えないことはよくあること。
それだけでなくタトゥー除去の手術により、幹部がケロイド状になり、激痛や、ひどい痒み、皮膚がつっぱたり痺れるという後遺症に悩まされることも少なくありません。
タトゥー除去治療で最も良い方法は、そもそも タトゥーを入れないこと、そしてタトゥーを取らずそのままにしておくことです。
外科医師のブログより抜粋
まずタトゥーを入れないことが第一ですが、タトゥーを入れたら消さないのが一番おすすめなのです。
外科手術とレーザー治療方法の違い
それでも、タトゥー除去を行いたい。と考えている人にには、レーザー治療方法がおすすめです。
タトゥー除去の治療方法は主に
icon-cut外科手術…切開手術・剥除手術・植皮手術
icon-magicレーザー治療方法
の4種類があります。
どの治療方法にも、メリットとデメリットがあるので、一度じっくり調べてみて、自分に合った治療方法を選ぶことをおすすめします。
外科手術のメリット・デメリット
外科手術は、基本的には1回の手術で終了すると言われていますが、それはタトゥーを取り除く手術に限った話です。
どの手術方法も自然治癒に時間がかかり、その間に感染症・治癒熱など様々な病気になる恐れがあります。
また、手術ということは皮膚を切開するということになりますので、必ず傷跡が残ることになります。
タトゥー自体が小さければ傷跡も目立たないですが、大きいタトゥーとなると皮膚移植をすることもあります。皮膚移植の場合はタトゥーがあった周囲に癒着させるための傷跡が残ることになり広範囲に傷がつくことになります。
メリット
・1回の手術で終わる
・1回で済むため手術費が明確
・タトゥー自体は消える
デメリット
・手術費が10万円以上と高価
・手術の傷が残る
・治癒中に感染症になる恐れがある
・今後の生活に支障が出る場合がある
外科手術は、タトゥー除去治療の終わりが明確です。
しかし、感染症や、後遺症が出てしまうと、別途治療が必要になってしまいます。
そのため、確実に信頼できる病院を探しだしてからの治療をおすすめします。
レーザー治療のメリット・デメリット
レーザーでの治療方法は、傷痕が残らず、回数を重ねることでタトゥー除去するというものです。
レーザー治療の場合重要になってくるのが、そのクリニックではどの種類のレーザー機を使用しているかです。
レーザー機の殆どは、黒色の刺青には強いですが、多色のカラータトゥーには対応できないのです。
レーザーによって皮膚の中の刺青の色素を破壊することで効果を発揮するのですが、レーザーの威力が不十分だと色素が薄まるだけでうっすらと残る事が多いです。
メリット
・1回の治療費が比較的安い
・レーザーによる傷は残らない
・大がかりな手術を必要としない
・黒や紺のタトゥーには効果的
デメリット
・何度も治療を受ける必要がある
・いつ終わるかは個人差がある
・刺青を入れたときの傷が出てくる
・機器によっては消せないタトゥーもある
レーザーでの治療方法は終わりが明確でなく、何度も治療を受ける必要があるため気がついたら高額になっていることも少なくありません。
また、一回の治療ごとに3か月ほどの期間を開ける必要があるため、1年~2年はかかると考えましょう。
デメリットが少ないタトゥー除去とは?
タトゥーを入れた時は、消すときのことなんて考えてないんです。
それでも、消さなければいけなくなってしまった時、出来ることなら傷跡などを残さずに綺麗に消してしまいたいですよね。
最新のレーザー治療であれば、従来のタトゥー除去よりは肌へのダメージも少なく済みます!
通院の回数も少ないので、忙しい方でも安心して受けることが出来ます。
除去方法についても事前に相談が出来るので、わからないことや不安なことも気軽に聞けるので安心ですね!
レーザー治療にも種類がある
一括りにレーザー治療といっても使用されるレーザーによって得意不得意なタトゥーが除去が存在します。
過去タトゥー除去で一番利用されてきたレーザー機が「YAGレーザー」と呼ばれるものです。レーザーでタトゥー除去を行うクリニックには代替備えられている機器となります。
製造メーカーによって特徴が異なっていたりもするのですが、一般的な機能としては、黒の色素にはよく反応し除去しやすいのですが、カラータトゥーには対応することが難しく何回通院しても消えないこともよくあります。また、黒のタトゥーだからといって直ぐに消せることはなく通院する回数も多いです。前述した特徴はまさにこのYAGレーザーについていえることとなります。
YAGレーザーは痛い!
そして、YAGレーザーは痛いです。とても痛いです。男性にはよくわからない表現かもしれませんが、お産を経験した女性は『出産時の次に痛い』とよく表現されるそうです。因みに麻酔をしても痛いそうですよ。
その他、浅いタトゥーが得意なのが炭酸レーザーです。YAGなどの他のレーザーと違い色素を抜いていくのではなく、皮膚をレーザーで削り取っていく方法になります。カラータトゥーにも対応できますが、彫り後が深い場合はそれだけ皮膚を削ることになってしまうため、回復までの治療期間が長くなってしまいます。
また、深い傷ほどヤケドのような後が残ることになるため、傷跡が残ってしまうことになります。
そんなときに登場したのがピコレーザー
このレーザー機のデメリットである、【カラータトゥーに弱い】【治療期間が長い】【傷跡が残ることがある】などをより最小限に抑えたレーザー機が最新の【ピコレーザー】となります。
ピコレーザーはカラータトゥーの反応もよく、また、皮膚への刺激が弱いため、施術までの期間を短くすることができ、またトータルの治療回数も抑えることができます。刺激が弱いということは傷跡が残りにくいともいえますので、より綺麗にタトゥー除去をすることが可能となったのです。
では、今までのレーザー機より凄い【ピコレーザー】の特徴とおすすめする理由をみていきましょう!
【ピコレーザー】がおすすめな理由
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どの治療方法にもデメリットが付きまといますが、最近日本での使用が開始されたピコレーザーという機会を使ったレーザー治療方法では、レーザー治療のデメリットを格段に減らしています。
ピコレーザーはどの治療方法よりもデメリットが少なく、今一番おすすめできる治療方法です。ではそのおすすめできる理由を挙げていきましょう。
ピコレーザーとは?
ピコレーザーはその名の通り、ピコ=1兆分の1秒でレーザーを照射します。
前述したYAGレーザーなどの旧型のレーザー機は、ナノ=10億分の1秒でレーザーを照射しますので、ピコレーザーのほうがより短いパルス幅で出力することができます。
このパルス幅が短いほど、タトゥーの色素をより細かく分解することができるようになるため、皮膚のダメージを抑制するだけでなく、カラータトゥーなどの色素を分解することが可能となるのです。
カラフルなカラータトゥーも消すピコレーザー
ピコレーザーの威力は従来のレーザーと比べて格段に向上しており、多色のタトゥーも消すことができるのが最大の特徴です。
赤や、緑、青や黄色など、どの色にも対応しているため、ピコレーザーで治療を行えば、どんなタトゥーも消すことができます。
治療期間が短い
ピコレーザーでの治療は平均で6回ほどで終了すると言われており、ダラダラと時間がかかりいつ終わるかわからない従来のレーザーより終わりが明確です。
威力が上がっていても、肌を傷つけないピコレーザーは色素を狙ってピコ単位で照射されるので、周りの肌に熱が伝わらず今まで以上に肌に負担をかけずに治療を行うことができます。
色素沈着が起こりにくい
傷口の治りが遅くなるほど、傷跡が色素沈着しやすく傷跡が目立ってしまいます。ピコレーザーは皮膚に負担を掛けずにタトゥー除去するため、レーザーで照射した傷口の治りが従来のレーザー機に比べとても早いです。その分色素沈着しにくいということになるため、タトゥー除去後がとても綺麗に仕上がります。
痛みが少ない
YAGレーザーなど従来のレーザー機は麻酔をしてても痛いくらいですが、ピコレーザーは麻酔なしでも耐えられるほどの痛みに軽減されております。麻酔をすることがなくなれば、その分医療費も安くなるので、余計な出費を抑えられることができます。
ピコレーザーがおすすめな理由まとめ
今回はタトゥー除去手術の定番であるレーザー治療の中でも「ピコレーザー」がおすすめな理由をまとめました。
従来のレーザー機に比べ、カラータトゥーを消すことに優れながらも肌へのダメージは少ないため、治療回数や期間が驚くほど短くなっております。また、治療中の痛みも軽減しているので、治療の恐怖はほとんどありません。
刺青を入れたときについた傷痕は、消すことができませんが、短期間で治療が終わるピコレーザーでのタトゥー除去は、1回の値段が多少高くとも、トータルでは従来のレーザー治療方法より安く済みます。
レーザー治療でのタトゥー除去を考えている方は、ぜひピコレーザーでの治療も視野に入れて考えてみてください。