疲れたから一休み…タバコを吸ってリラックスした後に襲い掛かってくるヤニクラ非常に厄介な奴ですよね。
折角一休みしたのに頭痛や吐き気等の症状に襲われるクラクラの原因はいったい何なのでしょうか?
タバコを吸った後のクラクラの原因と共に、クラクラしない方法や吸い方を調査してまとめてみました!
ヤニクラの手っ取り早い治し方は禁煙ですが、んなもん出来たらとっくにしてるわー!と捨て台詞をはいておきますね!
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ヤニクラとはいったいなに
タバコを吸ったあとにクラクラすることを総称してヤニクラといいます。
喫煙者や、元喫煙者の方なら一度は経験したことがあるはずです。
ヤニクラは基本的にタバコを吸っている限りついて回る症状です。
ヤニクラの症状
ヤニクラになるとこのような症状が起きます。
・頭がクラクラする
・めまい
・頭痛
・吐き気
・胸のあたりがモヤモヤする
頭痛や吐き気、また動悸が早くなり圧迫感を感じることもあります。
タバコを吸うとクラクラする原因はなに?
体に有害な煙を吸い込んでいるので、タバコの副作用でクラクラするのは当たり前っちゃ当たり前です。
でも、喫煙後にクラクラするのは、紙巻タバコだけでなくアイコスやグローなどの加熱式電子タバコでも起きます。
紙巻タバコよりも有害性が抑えられているアイコスでもヤニクラが起こるなんて、有害性物質が排除されてないじゃないか!と思ってしまいそうですが…一体なにがクラクラする原因になっているのでしょうか?
タバコを吸うとクラクラする原因① 一酸化炭素中毒
煙草喫煙時の有害性物質は、タール・ニコチン・一酸化炭素の3種類が主な有害性と言われていますが、そのうちの一つ一酸化炭素もクラクラする原因の一つとされています。
一酸化炭素は、不完全燃焼が起こることによって発生する気体です。
家電機器などの事故によって発生したり、練炭自殺でも使用される程の有害性を持っており、一酸化炭素中毒に陥ると最悪の場合死に至ります。
タバコからもこの一酸化炭素が発生しており、軽い一酸化炭素中毒になっているのもクラクラする原因になっています。
タバコを吸うとクラクラする原因② 酸欠
煙草を喫煙しているという事は、喫煙している間は新鮮な空気を吸わないことになります。
新鮮な空気ではなく、有害性物質を含んだ煙を肺に入れているため肺が正常に働かず酸欠状態になっていることがあります。
喫煙を続けていると肺の動きが悪くなり、肺活量が低下します。
酸欠状態になると血流も悪くなり、正常に血の巡りや空気の循環が行えないことでヤニクラが起こることも考えられます。
タバコを吸うとクラクラする原因③ ニコチン
始めのほうに、加熱式タバコでもヤニクラが起こると言いましたが、紙巻タバコでも加熱式タバコでも同様にクラクラする原因はニコチンです。
加熱式タバコはタールや一酸化炭素の発生が抑えられているだけで、ニコチンは吸収することができるため、例え加熱式タバコにしたところでヤニクラが起こります。
ニコチンの有害性は主に依存性といわれていますが、それ以外にも血管を収縮させる作用があり、血管が萎縮すると平衡感覚が失われめまいやクラクラする為ヤニクラがおこります。
言わば、貧血と同じ状態になっているのです。
喫煙後にクラクラする原因で考えられる3つの事
上記に挙げたように、一酸化炭素による軽度の一酸化炭素中毒、空気を取り込めないことで起こる酸欠状態、ニコチンによる血管萎縮作用と、が煙草喫煙後のクラクラする原因になっていると考えられます。
クラクラしない方法はある?
タバコを吸ってもクラクラしない方法はあるのでしょうか?
気分転換などのためにタバコを吸っているのに、吸い終わった後に頭痛や気分が悪くなっては元も子もありません(-_-;)
ヤニクラは慣れたり、改善したりするものなのでしょうか…?
ヤニクラにならないという方法はない
ヤニクラはタバコを吸い始めて日が浅いからなるというわけではなく、いくらタバコを吸っていてもなります。
ヘビースモーカーやチェーンスモーカーくらいまで行けば、ヤニクラしてても気づかなかったりある程度慣れるという事はありますが、ヤニクラにならないということはありません!
喫煙者でも疲れている時や、数時間置いてから喫煙すればヤニクラになることがあります。
タバコを止めない限りヤニクラから逃れることはできません( ˘ω˘ )
クラクラしない方法① 吸うタイミング
ヤニクラが起こらないようにする方法は、吸うタイミングにあります。
ヤニクラが起こりやすいタイミングと言うのが以下の通りです。
・空腹の時
・チェーンスモークを行った時
・寝不足や疲れがたまっている時
・前回の喫煙からスパンが空いている時
これらのタイミングでタバコを吸うと、ヤニクラが起きやすいタイミングとされています。
逆に言えば、このタイミング以外であればヤニクラは起きにくいとも言えます。
ただし、起きにくいタイミングと言うだけで、ヤニクラしないと言うわけではないのでご注意を。
クラクラしない方法① クラクラする原因を排除する
クラクラしない方法はもう、クラクラする原因である3つの条件を回避するしかありません。
一酸化炭素や酸欠状態を回避するために換気をした部屋で喫煙を行ったり、ゆっくりとタバコを吸ったりすることで、煙草の煙だけでなく綺麗な酸素も体に取り入れることができ一酸化炭素中毒や、酸欠状態といったクラクラする原因は減らせると思います。
ただし、ニコチンによる血管収縮はどうすることもできないので諦めてください。
ある程度クラクラしない方法としての提案です。
クラクラしない方法③ 吸い方を変えてみる
ヤニクラが起こるのは深く煙草の煙を肺に入れた時ともいわれています。
タバコの煙を肺に入れないようにコントロールするだけでもクラクラしない方法になります。
タバコの煙を吸った後に直接肺に煙を入れるのではなく、半分くらい口外に出してから残った煙を肺に入れるなど、半分ふかして半分肺に入れるなど調整するのも一つのヤニクラ対策になります。
タバコでクラクラする原因とクラクラしない方法まとめ
煙草を吸った後にクラクラする原因は、一酸化炭素中毒・酸欠・ニコチンによる血管収縮が原因となっています。
ヤニクラが起きないようにする方法は禁煙するしか方法がありませんが、ある程度ヤニクラが起きないように対処する方法はありました。
クラクラが起きにくいタイミングで喫煙を行ったり、シッカリと換気した部屋での喫煙
その他にもニコチンの摂取量を減らす吸い方など、クラクラしない方法を自分の体質に合わせて探り、回避するのも重要になってきます。
自分がどういうときにクラクラしやすいのか、どういう時ならクラクラしないのかなどを記録しておくのもいいかもしれませんね!
ヤニクラに負けないよき喫煙ライフを(/・ω・)/