結論から言うと、ライターよりマッチの方が低温でタバコに火を付けれるので、じっくりとタバコを燻せてうまくなります。
また、吸っている方の精神的な面でも、マッチでタバコに火をつける方がうまいと感じれる事があります。
そこで本記事では、マッチで吸うタバコがうまい理由を徹底解説すると共に、以下の項目についてもご紹介していきます!
- マッチでタバコを吸うと味が変わる理由
- タバコの火をマッチで付ける方の口コミ・評判
- かっこいいマッチの付け方をご紹介
また、本記事の伝えたい要点をまとめると…
- マッチの火は温度が低くタバコ葉をじっくり燻せて旨味が増す
- 「味」「匂い」「かっこいい」の3つに着目した口コミをご紹介
- 動画を元にしたかっこいいマッチの付け方6選
本記事では、マッチでタバコを吸うと味が変わる理由を解説していく他、マッチの種類や番外編としてマッチで火を付けたタバコが体に悪いのかも触れているので、最後までご覧になって下さい。
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マッチで吸うタバコはうまい?味が変わる理由
本来タバコとは、火種により燻されたタバコ葉から蒸発した成分を吸う事で、旨味を感じる事ができます。
ですが、ライターだと火の温度が高くタバコ葉の成分を必要以上に燃やしてしまうので、旨味成分も薄れてしまうのです。
マッチだとタバコを低温で燻す事ができ、旨味を維持した状態で煙の温度も低くなるので、ライターより旨味を感じやすくなります。その他にも味が変わるとされている理由を5つまとめて解説していきます。
マッチの火は温度が低くタバコ葉をじっくり燻せるから
タバコは低温でじっくりと燻す事により旨味が増すと説明してきましたが、ライターの火の温度は約800~1000℃あるのに対し、マッチは着火時が1000~1500℃となっています。
一見マッチの方が高い温度ですが、マッチの先端部分から持ち手の木材の部分に燃え移ると400℃まで温度が下がります。
温度が下がった状態のマッチでタバコに火を付ければ、旨味成分を焦がす事なく燻せるので、よりうまいと感じれるのでしょう。
マッチを付けてしばらく待つ事で、マッチの先端部分から木材部分に火が移り替わり低温になるので、そのタイミングでタバコに火をつけるように心がけてください。
マッチだと煙の温度も低くなり舌が味を感じやすくなるから
人間の味覚は、熱いものほど舌が味を感じにくくなります。例えば、熱すぎる飲み物と常温の飲み物を飲み比べてみると、温度が低い方のが味を感じれると思います。
タバコでも同じで、ライターで火を付けると燃焼温度が高い分、煙も高温になり舌が味を感じにくくなります。
マッチで火を付ければ煙の温度も低くなるので、タバコの旨味成分を舌が感じやすくなり、うまいと感じるのでしょう。
マッチで吸うタバコはうまいと思い込みをしているから
マッチで吸うタバコはうまいと色々な場所で聞いているうちに、本当にうまいと思い込みをしている部分はあるでしょう。
日常生活においてもネットで見たり、知人が言っていたりと多くの方が口にしている事で、不透明な情報を信憑性の高いものだと信じ込んでしまう事があると思います。
喫煙者の間では、マッチで吸うタバコはうまいとよく言われている事から、実際にマッチで吸ってみてもうまいと感じてしまいがちです。
マッチでタバコを吸っている自分がかっこいいと酔いしれているから
マッチでタバコを吸っている自分がかっこいいと酔いしれる事で、味が変わる錯覚に陥っている部分もあります。
ライターでタバコに火を付けている方が多い中で、マッチでの火の付け方をしている自分は、人とは違ってかっこいいと酔いしれているのでしょう。
自分自身がかっこいいと酔いしれる事で、何をしても気持ちが良くなり、タバコもよりうまいと感じるのだと思います。
マッチの匂いによる相乗効果でタバコがよりうまいと感じるから
マッチで吸うタバコがうまいのは、タバコ本来の味に匂いが加わる事による相乗効果でうまいと感じるのでしょう。
マッチでタバコを吸う時に、マッチに火を付けた時の匂いが好きで、いい匂いを感じながらタバコを吸えるからよりうまいと感じる事ができます。
ライターの油の匂いが苦手な方は、マッチでタバコを吸う事で普段よりもうまいと感じれるかもしれません。
タバコの火をマッチで付ける方の口コミ・評判
マッチで吸うタバコがうまい理由を解説してきましたが、実際にタバコの火をマッチで付ける方の口コミや評判も集めてみました!
SNSでも「マッチでタバコを吸うとうまい」と書き込みがあったり「懐かしい匂いがして好き」などの口コミも多く見られました。
ここでは意見が多く見られた「味」「匂い」「かっこいい」の3つの口コミに着目して紹介していきたいと思います。
口コミ・評判①:「味」
マッチで吸うタバコは一口目がマジでうまい!マッチだとゴミが出るのがネックやけど、ライターよりも旨味が口の中に広がってくる感じがして好き。気のせいなのかもしれないけど(笑)
実際に喫煙者の方に聞いてみても、口を揃えてマッチは一口目が格段にうまいとの意見が多くある事がわかりました。
ライターなどで火をつけた時とマッチでつけた時では、味が変わる理由を明確に理解していない方も多いみたいですが、根拠が無くても何となくでもうまいと感じるみたいです。
口コミ・評判②:「匂い」
タバコに火を付ける時にフワッと香るマッチの懐かしい匂いが好き。マッチの匂いが体に悪いのかわからないけど、嗅いでからタバコを吸ってみると気持ちが落ち着くし、匂いと味でタバコを2倍楽しめて勝手に得してる気持ちになってる(笑)
今では日常生活でマッチを使う機会は減ってしまったかもしれませんが、夏のお盆時にはお墓参りや花火などでマッチを使った経験がある方もいると思います。
マッチの匂いに懐かしさを感じる方や、体に悪いものであってもマッチの匂いが好きな方からすると、タバコの味とマッチの匂いでよりうまいと感じる方が多い事がわかりました。
口コミ・評判➂:「かっこいい」
スマートなマッチの付け方でタバコを吸ってる人を見た時に、かっこいいと憧れてマッチ派になったな。ライターもマッチもコスパは変わらない気がするし、マッチをお洒落アイテムの1つとして選ぶのも楽しい。
タバコの火を付けるのはライターのイメージがある中で、マッチでの火の付け方でタバコを吸っているのを見ると、確かにかっこいいと思ってしまうかもしれません。
お気に入りのタバコの銘柄があるなら、ファッションアイテムとしてマッチでもお気に入りを探してみるとかっこいい自分に近づけそうな気がしますね!
かっこいいマッチの付け方を6選ご紹介!
マッチで吸うタバコはうまいと解説してきて、マッチでタバコを吸ってみようと思った方もいるのではないでしょうか?
ここではマッチでタバコを吸い始めようと思った方に、動画を元にかっこいいマッチの付け方を6つご紹介していきたいと思います。
本来なら両手を使ってマッチを擦るのが一般的ですが、片手でスマートにできる付け方をご紹介していくので、最初は安全な場所で練習する事をおすすめします。
片手の親指と人差し指を擦る付け方
先ずは、練習すれば誰でもできる片手の親指と人差し指を擦るようにするかっこいいマッチの付け方になります。
マッチを摩擦させた後に親指と人差し指でキャッチ失敗する事もあるので、引火の恐れがないような屋外で試してみましょう。
片手の親指をスライドさせる付け方
片手でマッチ箱を持ち、親指をスライドさせるだけのシンプルでかっこいいマッチの付け方になります。
マッチの赤い先端部分を親指で抑えて摩擦を起こすだけの一番簡単にできる付け方で、火がついた瞬間に親指を離さないと火傷の恐れがあるので注意してください。
片手の中指での付け方
こちらも片手で箱を持ち、中指でマッチ棒を摩擦するのと同時に反転させるかっこいいマッチの付け方になります。
喫煙者あるあるで、知り合いにタバコを吸いたいから火を貸してと言われた経験もあると思います。この技を使えば火を差し出す感じになり、かっこいいと思われる事間違いなしです。
マジックのような付け方
普通にマッチを擦るだけの火の付け方に飽きてきた方は、こちらのマジックのようなかっこいいマッチの付け方を実践してみてもいいかもしれません。
あらかじめマッチ箱の摩擦させる部分を切り取っておき、手に付けるだけのトリックなので小技として覚えておくのもいいでしょう。
片手でのブックマッチの付け方
箱マッチのかっこいい付け方をご紹介してきましたが、こちらはブックマッチでのかっこいい付け方の動画になります。
マッチを切り離して両手での火の付け方をしてる方が多いと思いますが、マッチ棒を折りたたんで親指をスライドさせる事で、簡単にかっこいい付け方ができます。
靴裏などで付けれる摩擦マッチの付け方
最後にご紹介するのは摩擦マッチになり、摩擦が起こせる部分であればどこで擦っても火を付けれる事ができます。
一見優れものに思えますが、日本だと危険なので作られていません。もしネット通販などで入手する事があれば、靴裏などで擦ってみるかっこいい付け方ができるでしょう。
タバコに火を付けるマッチの種類を解説
かっこいいマッチの付け方を動画付きでご紹介してきた中にも、マッチの種類がいくつか出てきたと思います。
マッチの歴史は長く、現在使われているマッチにどんなものがあるのか気になった方もいると思うので、かっこいいマッチの付け方を練習する前に、基礎知識として覚えておきましょう!
よく使われているマッチから日本では作られていないマッチも合わせて解説していくので、特徴を捉えてから自分がやりたいかっこいいマッチの付け方に挑んでみてください。
箱マッチ
一般的なマッチとして思い浮かべるのが箱マッチだと思います。線香やロウソクに火を灯す時にもよく使われているのではないでしょうか?
100円均一のお店では6箱1セットで手軽に入手できる他、スーパーや薬局などでは大箱でのお徳用などでも販売されており、利用用途に合わせて買える事ができます。
箱マッチはブックマッチより掴みやすいので、力加減に苦戦する事も無く摩擦させる事が可能であり、マッチ初心者でも割と簡単に着火させる事ができるでしょう。
ブックマッチ
箱マッチの次に思い浮かべるであろうブックマッチは、ホテルや旅館などに置いてあるイメージがありましたが、近年ではあまり見かけなくなってしまいました。
ポケットティッシュみたいに広告宣伝としての用途で扱われている事が多かったのですが、ネット社会の普及により物での広告宣伝効果の需要が減ってしまった事で、見かける機会が少なくなったのでしょう。
それでもアンティークなデザインをしたブックマッチもまだまだあるので、ファッションアイテムの一つとして持ってみるのもかっこいいと思います。
摩擦マッチ
先ほどご紹介した箱マッチとブックマッチは安全マッチに分類されます。マッチ棒と摩擦面がセットでないと着火できないのに対し、どこで摩擦させても着火するのが摩擦マッチになります。
摩擦マッチは簡易的に作りになっている反面、摩擦しにくいポケットやバッグの中に入れておいても発火する可能性が無いとは言い切れないので、取り扱いや保管には十分注意が必要です。
危険性のある事から日本での摩擦マッチの製造はされてません。靴裏などでマッチを付けてみたい方は、ネット通販で手に入れる事ができるので検討してみるといいでしょう。
【番外編】マッチで火を付けたタバコは体に悪い噂は本当か解説
タバコの火をマッチで付けるとうまい理由などを解説してきましたが、マッチで火を付けたタバコは体に悪いのか?気になる方もいるのではないでしょうか?
マッチの赤い先端部分は頭薬と言って様々な薬剤が含まれており、箱側の側薬と呼ばれる部分には危険物扱いされている原料も含まれています。
危険物と聞くと体に悪いイメージがあるかもしれませんが、毒性は低くいので体に悪いと気にするレベルの健康被害はありません。
マッチとタバコに関するFAQをご紹介!
これまで、マッチで吸うタバコがうまいと解説してきましたが、マッチに関する多かった質問に対してQ&A形式で答えていきます!
マッチとタバコに関する質問で多かったのが「マッチはいつから日本で使われるようになった?」「タバコに火を付ける方法でダサいのは?」「タバコのかっこいい持ち方は?」の3つでした。
それでは、マッチに関する多かった質問を解説していくので、同じ疑問を抱いていた方は本記事を参考にし、解決していきましょう!
マッチはいつから日本で使われるようになった?
マッチが日本で使われるようになったのは、1876年に国産初マッチが製造されてからになります。
日本のマッチ工業の大元になる人物である清水誠がフランスで製造技術を学び、新燧社(しんすいしゃ)と呼ばれる会社を東京に設立、その後マッチの製造を始めたのです。
実は、マッチよりも先にライターが発明されていましたが、タバコに火をつける役割として実用されたのが早いのはマッチになります。
タバコに火を付けるのに「マッチ・ライター・ジッポ」の中で1番ダサいのは?
マッチ・ライター・ジッポの中で、タバコに火を付けるのに一番ダサいと思われているのは「ライター」になります。
マッチやジッポは特有の匂いがある事から好き嫌いが分かれるので、タバコに火を付けるのに1番無難なのがライターなのに?と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
実は、ライターがダサいと思われているのには理由があり、100円ライターでタバコに火を付けている方が安っぽく見えて一番ダサいとの事でした。
タバコのかっこいい持ち方は?
タバコのかっこいい持ち方には、基本の持ち方よりタバコを下げ、中指と人差し指の根元に挟む持ち方があります。
タバコを中指と人差し指の根元で挟むようにすれば、吸う時に口元が隠れて渋いオーラを出せるのでかっこよく見えます。
尚、親指と人差し指でタバコを持って吸っている方は少ないので、人と違ったかっこよさを求める方には親指と人差し指での持ち方がおすすめです。
マッチで吸うタバコはうまい?味が変わる理由やかっこいい付け方のまとめ
本記事では、マッチで吸うタバコはうまい?味が変わる理由やかっこいい付け方を解説してきましたが、マッチを使うだけでタバコの旨味をより感じれるなら試したくなったのではないでしょうか?
番外編のマッチで火をつけタバコは体に悪いのか?でも問題なくマッチを使用出来る事を解説したので、自分好みのマッチを見つけて吸ってみてくださいね!
また、クールスモーキングと呼ばれるタバコをゆっくりと吸う事で旨味が増す方法もあるので、そちらも試してみる事をおすすめします。