1960年に日本初のロングタイプ(8cm)として発売されて以来、60年に渡り愛し続けられているのが、紙巻きたばこのハイライトです。
現在はハイライトとハイライトメンソールの2種類が、520円(税込)の値段でJTより製造販売されています。
本記事ではハイライト全2種類の値上げ後の値段のほか、ニコチン・タール量やイメージを始め過去の銘柄に至るまでを徹底解説していくので、ハイライトに興味がある方は是非最後まで読んでください。
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【2023年】ハイライト全2種類の値上げ後の値段を解説
2021年10月の増税で「ハイライト」「ハイライトメンソール」の値段は30円値上がりし、以下の販売価格になりました。
銘柄 | 値上げ前 | 値上げ後 | 値上げ幅 |
---|---|---|---|
ハイライト | 490円 | 520円 | 30円 |
ハイライトメンソール | 490円 | 520円 | 30円 |
増税後は初めて500円を超えてしまいましたが、同じJTが販売しているセブンスターやメビウスに比べると安くなっているため、比較的手の届きやすいタバコになっています。
ハイライト全2種類の味・ニコチン・タール量について解説
ハイライトは1960年に、日本初のロングタイプ(8mg)タバコとして日本たばこ産業(JT)の前身である日本専売公社より、製造・発売が開始されました。
ハイライトの特徴でもあるラム酒の香りは1970年に初めて配合され、その独特な味と甘いラム酒の香りで長年に渡り多くの愛好家に愛され続けています。
現在、ハイライトはレギュラーとメンソールの2種類が販売しているので、ここからは「ハイライト」「ハイライトメンソール」2種類のタール量や味・値上げ後の値段などを詳しく解説していきます。
ハイライトのタバコ1種類目「ハイライト」
ハイライトは、タール17mg・ニコチン1.4mgと高いタール量となっているので、これからタバコを吸い始める方には少し重めのタバコとなっています。そのためタバコに慣れてきた方のほうが、ハイライトを吸い始めるにはおすすめです。
1968年には売り上げが世界第1位にもなり、労働者のタバコとしての地位を確立しました。その後はセブンスターの台頭により徐々に販売数は減らしていきましたが、未だ根強い人気を誇っています。
味は1970年よりラム酒が配合されていることから独特の甘い香りを楽しむことができ、高いタール値の芳醇なうま味とラム酒の優しく甘い香りで、お酒に非常にあうタバコとしても有名です。
発売当初より非常に柔らかいフィルターでしたが、2007年には消費者の要望に応え、少し硬いものへとフィルターが改良がされています。
ハイライトの味・ニコチン・タール量の詳細
ハイライトの詳細 | |
---|---|
値段(税込) | 520円 |
タール量 | 17mg |
ニコチン量 | 1.4mg |
製造国 | 日本 |
ハイライトはタール値17mgと重めになっていますが、520円とセブンスターやメビウスに比べ安くなっています。
全国各地のコンビニやたばこ店でハイライトを購入することが可能で、どこでも手にすることができるタバコです。
ハイライトのタバコ2種類目「ハイライトメンソール」
ハイライトメンソールは2004年に発売が開始され、タール10mg・ニコチン0.8mgとレギュラーに比べ少し軽くなっているので、タバコを吸い始めて間もない方にはレギュラーのハイライトよりもハイライトメンソールのほうが吸い始めるにはおすすめです。
味は柔らかい味わいのメンソールとラム酒の少し甘いフレーバーで、吸うと口当たりが良く優しい清涼感のあるタバコとなっています。
2004年販売開始と比較的新しいタバコにはなりますが、ハイライト本来のラムの香りとそれを邪魔することがない柔らかなメンソールの風味で、確かな人気を確立しています。
ハイライトメンソールの味・ニコチン・タール量の詳細
ハイライトメンソールの詳細 | |
---|---|
値段(税込) | 520円 |
タール量 | 10mg |
ニコチン量 | 0.8mg |
製造国 | 日本 |
販売当初は、東京・福岡・長崎・佐賀での限定販売でしたが、現在では全国販売となっています。
ハイライトメンソールもハイライトと同様に全国各地のコンビニやたばこ店で取り扱いがあり、どこでも手にすることができるタバコです。
ハイライトの販売終了銘柄や銘柄名が変更になった種類について解説!
ここまでは現在販売されている2種類のハイライトの味、タール値・値上げ後の値段について解説をしました。
続いて、1960年発売開始から60年以上経った現在に至るまでの間に販売終了になったハイライトの銘柄や名称・ブランドが変更になった銘柄をご紹介していきます。
またその中でも、時代背景を感じることができる種類や地域限定で発売された銘柄も存在したので、そのあたりも詳しく解説をしていきます。
2023年時点でハイライトの販売終了銘柄は全6種類
現在販売されているハイライトは2種類のみですが、2023年時点でハイライトの販売終了銘柄は6種類もあります。
- ハイライト(25本入り)
- ハイライトエキスポート
- ハイライトデラックス(黒)
- ハイライトデラックス(茶)
- ハイライト・マイルド
- ハイライト・ウルトラマイルド・ボックス
ハイライトは2000年までに以上の6種類が販売終了となっています。
ハイライト・ウルトラマイルド・ボックスはタール3mg・ニコチン0.3mgと非常に軽く、北海道のみで販売されていました。
また、ハイライト25本入りは大阪万博の自動販売機用に作られたもので、当時20本入りのハイライトが80円で販売されていたため、おつりが出ないようにと100円で販売された結果25本入りという入数になった銘柄です。
2023年時点で銘柄名が変更になったハイライトメンソールは全2種類
2023年時点で銘柄名が変更になったハイライトメンソールは2種類あります。
- ハイライト・イナズマ・メンソール8・ボックス
→ウィンストン・イナズマメンソール・8・ボックス - ハイライト・イナズマ・メンソールワン・ボックス
→ウィンストン・イナズマメンソール・ワン・100’s・ボックス
上記の2種類が2012年にハイライトより発売されましたが、2013年にウィンストンへのブランド変更となっていて、パッケージデザインの変更と10cmのロングタイプに形を変え現在も販売されています。
ハイライトのタバコを吸っている人のイメージとは?
愛煙家の方は友人や知り合いと普段喫煙所を利用した際に、その人たちがどんなタバコを吸っているのかついつい見てしまうことがあるのではないでしょうか?
面白いことに吸っているタバコの銘柄から、その人がどんな人間なのかを愛煙家ならイメージしてしまうものです。
そこで今回は長くにわたって愛され続けている、ハイライト・ハイライトメンソールを吸っている人たちがどんなイメージなのかを解説していきます。
ハイライトのタバコイメージ:「ハイライト」
まずは、白色の下地と青色のロゴでシンプルなデザインが目に引くハイライトを吸っている方たちのイメージです。
長く販売されているハイライトは、値上げ後の値段も520円とセブンスターやメビウスよりも安くなっており、庶民的なイメージのあるタバコです。
タール値も高く40代50代の渋い男性が愛用しているというイメージですが、20代の方が吸っていても大人びたイメージになります。
また、ハイライトを愛用している芸能人の方も多くいます。
ハイライトのタバコイメージ:「ハイライトメンソール」
次はハイライトのロゴが緑色になったパッケージの、ハイライトメンソールを愛用している方たちのイメージです。
レギュラーのハイライト同様に40代50代の方たちが愛用しているというイメージがあります。
レギュラーに比べるとタール値も軽いですが、それでもタール10mgとしっかりした味わいが楽しめるため、大人の女性が吸っていてもクールでかっこいい印象です。
【2023年】ハイライトのタバコ全種類の値上げ後の値段・味・タール量を徹底解説のまとめ
今回は、JT(日本たばこ産業)が1960年より製造販売を行ってきた「ハイライト」「ハイライトメンソール」2種類の値上げ後の値段・味・タール量・吸っている人のイメージを徹底解説してきました。
1960年の発売以降、1968年には世界売り上げ第1位を獲得するなど、ハイライトは庶民的な労働者のタバコとして、長年日本や世界で多くの人々に愛され続けています。
2021年のタバコ税増税後も520円と比較的低価格ながらタール値も高く、味もラム酒の独特な香りがするなど、魅力があるタバコです。全国のコンビニやたばこ店でも広く取り扱われていますので、ぜひお見掛けした際には手に取って味わってみてください。