最近はよく目にするようになった鼻ピアス。
イケイケな男性が付けているイメージの強い鼻ピアスですが、他の位置に比べて敏感な鼻に開けるピアスはかなり痛い上に、セルフで開けるのは至難の業だそうで、誤って他の場所を傷つけてしまうなんてことも…。
それでも開けたい！と思っている方に、鼻ピアスの位置と場所ごとの名称、鼻ピアスの正しい開け方をご紹介したいと思います。
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鼻ピアスの場所ごとの名称
鼻ピアスは、4箇所開ける位置があります。
それぞれの場所ごとにご紹介します。
鼻ピアスと言ったらココ【ノストリル】
鼻ピアスの中でも一般的な位置がこのノストリルです。
外側から鼻の穴にかけて貫通させる鼻ピアスですが、小さなストーンや、リング状のピアスなどアレンジしてオシャレできます。
外国の方や、ダンサーさん等がつけている印象が強いですね。
牛のような鼻輪が特徴的【セプタム】
鼻の真ん中の位置に開けるセプタムは、密かに人気が高い鼻輪のような形の鼻ピアスです。
海外のアーティストさんや、セレブが開けていることが多く、2014年に女優の水原希子さんが開けたことからも話題を呼んでいる位置です。
目頭のインパクトある鼻ピアス【ブリッジ】
目と目の間の位置に開けるピアスをブリッジと言います。
ブリッジのピアスは、目につきやすく、隠すことが難しいため開けている人が少ないですが、個性的な印象を演出します。
難易度が非常に高い鼻ピアス【ナサラング】
ズキズキするΣ(゜Д゜) pic.twitter.com/rUBFIlc2Hm
— ニコチン (@mayuru0207) 2015年12月21日
ナサラングは、鼻の両穴を貫通させる形の鼻ピアスです。
他の鼻ピアスと比べても開ける難易度が非常に高いことからあまり開けている人は見かけません。
鼻かみにくそうですね。
鼻ピアスの開け方と用意するもの
今回は、鼻ピアスの中でも人気が高い位置のノストリルの開け方をご紹介します。
鼻ピアス専用のピアッサーを使って開ける開け方もありますが、ピアッサーで開けると押しつぶされた影響で周りの皮膚などを傷つけたり、痛みが長引きやすいので、ニードルで開けるのをおすすめします。
また、自分でやるのが少しでも怖いなと思ったら、病院や、ピアススタジオなど、専門機関で開けてもらうようにしてください。
鼻ピアスを開ける際に用意するもの
| 道具・器具 | 使用用途 |
|---|---|
| ニードル （18G） | 鼻ピアスは細めのものが多いため、 ノストリルなら18Gがおすすめです。 |
| ピアス （18G） | 開けるニードルと同じ太さを用意します。 |
| 消毒液(エタノール) | 器具と肌を殺菌するために使用します。 |
| コットンorガーゼ | 患部を消毒するときに使用します。 |
| 消しゴム | ニードルを受ける時に使います。 適当な大きさに切っておくと◎ |
| 軟膏 | ニードルの滑りを良くし炎症を防ぎます。 |
| 鏡 | 開ける位置を随時確認します。 |
| 麻酔 | 有っても無くても大丈夫です。 痛いのに弱ければ有った方がいい。 |
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鼻ピアスの開け方手順
1.前準備
前準備として、ほかの位置をピアッシングする時同様に、器具を消毒します。
穴をあける位置を確認し、マーキングします。
穴をあける位置は、ピアッシングがしやすい場所・開けた後のケアがしやすい場所を考えた位置にしましょう。
エタノールに漬け、消毒した器具をすべて上げてニードルを受け止める用の消しゴムを鼻の穴に突っ込んだら前準備は終了です。
鼻にも軟骨があり、開ける際に動いてしまうのを防ぐためにも消しゴムはぴったりハマるようにカットすることをおすすめします。
2.思い切って開ける
セットができたら、ニードルの内部と外側に軟膏を入れ込み、マーキングした位置に真上から垂直にニードルの先を当てます。
斜めに先端部分を当ててしまうと、開ける穴が歪んでしまうので注意しましょう。
垂直にニードルを当てたまま、消しゴムに当たるまで貫通させます。
消しゴムに当たったら鼻中隔に当たらないようにニードルを進めていき18Gの太さまで通します。
3.抜いてからピアスをセット
通常の場合なら、ニードルとファーストピアスを連結させ差し込みますが、鼻ピアスの場合ニードルを通し切ることができないので、刺した方向にニードルを引き戻します。
ニードルの周りに軟膏を塗り、体温で溶かしてから行うとすんなり抜けると思うので参考にしてみてください。
抜いた際に出血するので、タオルを用意しておき、ニードルが抜けたらファーストピアスを差し込みます。
最後にもう一度軟膏を患部に付け、落ち着いたら刺激のない石鹸(洗顔)を良く泡立てて泡で優しく洗えば鼻ピアスの開け方は終了です！
鼻の中は敏感なので、炎症等のトラブルが起きやすく痛い感じる期間が長引くことがあります。
ケアしにくい部分でもあるので、不安に感じた時点で病院に行きましょう。
鼻ピアスを開けるのは痛い？
どの位置に開けるピアスもそうですが、ピアスを開けるのは少なからず痛いです。
こればっかりはどうしようもないです。
痛いのが苦手な方は開けないのが一番ですが、病院などで麻酔をしながらのピアッシングであれば、それ程痛いと感じにくくなります。
どれくらい痛い？
ピアスを開ける時の感じ方は人それぞれです。
個人差が大きく、『痛い』と感じる人もいれば、『そこまで痛いと思わなかった』という方もいると思います。
とはいえ、軟骨であるのには変わりないので個人的にはかなり痛いと思います。
他の部位に比べて皮膚に厚みもあるので、貫通するまでにかかる時間が余計痛いと感じさせるのでしょう。
それを防ぐためにも、勢いよく思い切って開けるようにしてください。
痛いと感じる期間はどのくらい？
鼻ピアスは開けた時が一番痛いです。
軟骨を開けたことがある方は分かると思うのですが、開けた後1.2時間は熱を持っているようなジンジンと痛いのが続き、3時間を超えたあたりで痛みが消えていきます。
とはいえ、鼻は敏感な場所なので、穴が安定しきっていないうちにぶつけたり、触ったりすると、かなり痛いです。
開けたその日は安静に何もしないのをおすすめします。
また、鼻腔内に細菌がたまったり、炎症を起こすとかなりの痛みがともなうので要注意です。
ケアを怠らないようにしましょう。
まとめ｜鼻ピアスの開け方
鼻ピアスはできればプロに開けてもらうのをおすすめしますが、麻酔とケアを怠らなければ、痛くないピアッシングを行うことができると思います。
ファッションに合わせていろんな鼻ピアスを楽しんでくださいね。
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