本記事では、入れ墨を入れる人の特徴や彫る理由や心理状態についてまとめてみました。
また、昔と今では入れ墨に対する考え方がどう変わっているのか?実際に入れ墨を入れている人の体験談を交えつつ、現代のタトゥー事情を紹介したいと思います!
「入れ墨を入れるか悩んでいる」
「入れ墨を彫って後悔している自分がいる」
など、こういった方達の参考になる情報をお届けします。
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入れ墨に対する考え方
まず、大前提として入れ墨に対する考え方は人それぞれだという事。
・単なるオシャレ
・自分への戒め
・憧れの人との繋がり
など、入れ墨
を入れる理由も異なってくるので、入れ墨を入れているからという理由だけで人を判断してはいけません!
日本の現状としては、「入れ墨=怖い・危ない・危険な人」のようなイメージも強いと思いますが、彫っている人にはその人の事情や理由がある場合も多いので、偏見だけで人を見ないようにするという意識が今の日本には必要なのかもしれませんね。
入れ墨を入れる人の特徴や心理
では、実際に入れ墨を入れる人の特徴としてはどのようなものが挙げられるのか?
入れ墨を入れる人の特徴や心理を具体的な例を挙げて紹介したいと思いますので、入れ墨への理解を深めたい方や今後入れ墨を入れる時の参考にしたい方はぜひご参照ください!
精神的な病をかかえている
入れ墨を入れる人の特徴その1は、精神的な病をかかえている場合があるという事。
精神的に弱い方は、些細な事でもメンタルが崩壊してしまいますし、友人や知人に対しても気軽に相談できずに1人で悩んでいる方も多いです。
そういった精神的な病をかかえている方は、自己防衛本能や自己嫌悪感が強い傾向にもあるので、それを他人に示す為に入れ墨を入れるというケースもあります。
本人もそれなりに悩んで入れ墨を彫っている可能性があるので、単純なイメージで「入れ墨=悪」と決めつけない事が大切です。
コンプレックスが強い
入れ墨を入れる人の特徴その2は、コンプレックスが強く自分に自信がない人。
少しだけ上記に付随する部分もありますが、生まれつきのコンプレックスや学生時代・幼少期のコンプレックスが頭から離れず、それが大人になって自分の性格に大きく左右されることがあります。
大人になれば世間一般的な常識は身につきますが、昔のコンプレックスはなかなか消すことができないので、そこを入れ墨という目に見えるもので表現している方もたくさんいるというわけです。
つまり、常識を理解しつつも自分のコンプレックスを打破する手段として入れ墨を彫るというわけです。
単なる自己満足や自己表現
入れ墨を入れる人の特徴その3は、単なる自己満足や自己表現です。
入れ墨を彫る理由としてはこれが一番多いかもしれませんが、ぶっちゃけ入れ墨を入れる事は自己満足でしかありません。
上記2つの項目でお伝えしている事に関しても、一言で言えば自己満足です!
ただ、その自己満足や自己表現で自分を少しでも守る事ができたり自分をアピールする事につながるのであれば、それは個性として周りが認識してあげる必要もあるでしょう。
オシャレやファッション感覚
入れ墨を入れる人の特徴その4は、オシャレやファッション感覚です。
最近の若者には「入れ墨=ヤ〇ザ」というイメージがそこまで根付いていない事と、海外アーティストや日本国内で活動するモデルさんなどの影響でオシャレの一環として彫っている場合も多くなっています。
海外と日本では入れ墨に対する考え方も文化も異なりますが、現代の日本では入れ墨に対する考え方がだいぶ寛容になっている傾向にもありますので、オシャレやファッション感覚で気軽に彫っている方も増えているという現状があります。
虚栄心が強い人
入れ墨を入れる人の特徴その5は、虚栄心が強い人です。
虚栄心とは簡単に言えば「見栄っ張り」の事で、自分を強く見せたい方や相手を威圧したいという気持ちが強い傾向にあります。
自分のコンプレックスを隠すという事にも類似していますが、単純に「入れ墨=カッコイイ」「入れ墨=強い」というイメージを持っているだけで彫る方が多いです。
決してそれが悪い事ではありませんが、人の本当の強さは見た目だけではありませんので、その点を理解した上で後悔しないように改めて入れ墨に対する考えを見つめ直してみる事が大事かもしれませんね。
時代が進むにつれて考え方も異なる
という事で、入れ墨を入れる人の特徴については概ねご理解頂けたかと思います。
次に、入れ墨
に対する今と昔の考え方の違いを紹介しておきましょう!
入れ墨に対する昔の考え方
まず昔の考え方としては、ズバリ「入れ墨=ヤ〇ザ」です!
恐らく今の30代以降の世代にはこの印象が強く植えつけられていると思います。
ただ、もっと昔に遡ると「受刑者の認識番号」「刑罰の象徴」などの意味合いで使用されていたこともあるので、現代とでは大きく考え方も変わっているという事です。
入れ墨に対する現代の考え方
現代の考え方としては、「入れ墨=ヤ〇ザ」という印象がありつつも、オシャレやファッション感覚の方が強くなっている傾向にあります。
温泉やプールなど、日本国内の公共施設などではそこまで寛容になっていませんが、1人1人の考え方はだいぶ寛容になっている状況です。
刺青やタトゥーを彫っている訪日観光客が増えているのもその理由の1つと言えるでしょう。
入れ墨を彫った方の理由や体験談
実際に入れ墨を彫っている人たちはどのように考えているのか?
ここでは、入れ墨を彫った方の理由や意味、後悔などを体験談形式で紹介したいと思いますので、自分が後悔しない為にも参考にしてみると良いでしょう!
入れ墨を彫っている人の体験談や意見
【30代/男性】
・特に理由はありませんが、カッコイイってのと自分が強くなれるような気がしたので入れ墨を入れました(笑)ただ、いざ彫ってみると周囲の目が冷たくなったのは辛かったですね。。
【40代/男性】
・完全に若気の至りってヤツです。今更消すのもなぁ~って感じで、今では良き思い出としてそのままにしています。
【20代/女性】
・元カレと一緒に彫りましたが、結局別れたので意味ありませんでした(笑)。ただ、私の中での大恋愛だったのでメモリーの1つとして残しています。
【30代/女性】
・はじめは興味本位でワンポイントだけでしたが、徐々に彫る事に意味を感じるようになって今ではいろんな部位に彫ってあります。特に後悔はありませんし自分の個性だと思って楽しんでいます♪♪
考え方も人それぞれって事で、どちらが良いとは言い切れませんね。
ただ、彫ったら簡単に消せるものではありませんので、その点は十分に理解しておくようにしましょう!
入れ墨に後悔したら除去するのも1つの手段
入れ墨を彫って後悔した場合には、思い切って除去するのも1つの手段です。
自分で考えて彫った入れ墨なので、それなりに理由や思い入れはあると思いますが、入れ墨がある事によって不便な点もたくさんあります。
・プールに入れない
・保険に加入できない
・銭湯に行けない
・周囲の目が冷たい
・TPOに合わせる必要がある
など、入れ墨にはこういったデメリットもあるので、そこを改めて考えて消すか消さないかを選択してみてはいかがでしょうか。
入れ墨を入れる人の特徴まとめ
以上が入れ墨を入れる人の特徴となります。
まぁ結局一番大切なのは、『自分が入れ墨に対してプライドを持てるか?』というところです。
安易な気持ちで彫った入れ墨は必ず後悔します!
なので、彫る入れ墨に対して誇りを持てるか?一生背負っていけるか?などを真剣に考えて、彫るか彫らないかを考えてみましょう!
また、現実的な問題でのメリット・デメリットも踏まえて考える事で、彫った後の気持ちも変わってくると思いますので、その辺りを真剣に考えてみる事をおすすめします。
彫るのも消すのもそれなりにお金はかかりますので、当ページの情報を少しでも参考にして考えて頂ければ幸いです♪♪