2017年の最初に飛び込んできたニュースといえば、新型アイコス(iQOS2.4Plus)の登場でしたね。
ところが、アイコス(iQOS)新型発表があったその直後、アイコス民が驚愕する最新ニュースが飛び込んできたのです。
『電子タバコアイコス(iQOS)に発がん性10倍!!』
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実際、私もアイコス民ですので、この2017最大のニュースはデマであって欲しいのですが、事の真相は何なのか?を究明するべく今回詳しく調べていきたいと思います。
目次からササッとチェック
アイコスはもう時代遅れ!
ぶっちゃけアイコスが盛り上がったのってライバルがいなかった2017年の前半まで。ライバルの参入により、デバイスの売上が一気に落ちることになったのですが、
実はそれだけでなく、ニコチン入り電子タバコが売り上げを伸ばしていたんです。
今時代の最先端になっているのは、JUUL(ジュール)というニコチン入りの電子タバコなんです!
カートリッジ交換式で好きな時にフレーバーを変えられるため、リフレッシュタイムがとても楽しくなりますよ!
しかも、JUULはリキッドの中に強めのニコチンが入っているので、吸ったときに物足りなさを感じることも無いのがポイントです!( ˘ω˘ )
アイコス発がん性10倍がデマなのか最新情報まとめ
今回、元記事を探るべく、さまざまなサイトで情報を調べていくと元記事が海外であることがわかりました。
海外サイトでここまで広がりを見せるということは、元記事がとても信頼が置けるということ。そして元記事となったのがロイター社のアメリカ版サイトでした。
やはり、今回のアイコス発がん性10倍の最新情報はデマではないのでしょうか?
アイコスを愛用している身としてはデマであって欲しいですね。
アイコスに害があるどころか発がん性10倍なんて…
アイコス発がん性10倍?デマ?の最新記事はロイター海外版より
今回、アイコスの記事が取り上げられたのが2017年5月26日のロイターのアメリカ版サイトの記事からでした。
みなさん、ロイターって知っていますか?
ロイターといえばイギリスを本拠地に150の国に支局を持つ、世界各国の情報・報道を扱う世界有数の通信社です。金融情報では世界トップであるため、今回の記事ももちろん信頼性の高い記事といえるでしょう。
しかし、アメリカ版であるため全て英語。
さすがに全てを訳すことはできないのでgoogleさんの翻訳機能を使用し訳してみることにしました。
【最新】アイコス発がん性10倍?デマ?の記事を要約してみた
googleさんの翻訳機能でも若干言葉回しがおかしいとこもあるので、要約をしてみると、
①紙タバコと同じような化学物質が電子タバコには含まれている。
②電子タバコには、ニコチンが紙タバコの84%含まれている。
③一酸化炭素、揮発性有機化合物(VOCs)、多環式芳香族炭化水素(PAHs)などの化学物質も含まれている。
④一部の化学物質は紙タバコよりも高い濃度だった。
⑤化学物質は少なくても安全とはいえない。
⑥アイコスの有害物質の濃度は平均して低い
などと、なっています。
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ロイターの元記事にはアイコスの発がん性が10倍なんてことひとつも書いてなかったのです!!
では、どこでアイコスが発がん性10倍なんてなったのでしょうか?やはり、デマの要素が強く感じてきましたよ。
最新:アイコス発がん性10倍?デマの拡散はまとめサイト
今回の日本でのアイコス発がん性10倍の記事が広まったのはマスコミではなく情報まとめサイトからでした。ロイターで記事になった当初はまだまだ広がりはなかったものの、ある情報サイトで取り上げたところ、それがツイッターなどで拡散されたことで1ヶ月も経たないうちに広がるかたちとなりました。
またその広がりが新たな記事を作成することとなり、本質の情報がないがしろになったのではないでしょうか?
アイコス発がん性10倍はやはり最新のデマだったのか!?
ちなみに、元記事であるロイターの記事をもう一度よく見てみると、前半部分は熱タバコ全体のことを記載しており、アイコスについて記載しているわけでなないのです。
電子タバコは主に加熱式とリキッド式にわかれ、加熱式にはアイコスだけでなく日本ではJTのプルームテックやBATのグローなどがそれにあたります。海外でも直接葉を加熱するタイプとリキッドタイプとわかれさまざまなメーカーから発売されていますが、リキッドタイプの電子タバコ全般をVapeと呼ばれ人気となっています。
そしてこの海外で発売されているVapeには、製造元がわからないような粗悪品のものがあり、その中には発がん性物質であるホルムアルデヒドが10倍以上検出された報告があるのです。
この発がん性10倍を検知し発表したのが厚生労働省の専門委員会であり、その発表が行われたのが2014年だったのです。
つまり、今回のロイターの記事では発がん性10倍の記事はどこにもなく、今より3年前に報告された他の電子タバコであるVapeの粗悪品から検出された発がん性物質であるホルムアルデヒド10倍と混同されてネットを中心に広まったことが『アイコス発がん性10倍』へと変わったと推測されます。
アイコス発がん性10倍はデマ?私的な最新の感想まとめ
今回、『アイコス発がん性10倍』の記事を調べていったことで本当の真相が分かった気がします。
ロイターの記事と日本での情報サイトの拡散内容を見ていった私的な感想をまとめてみると、
①発がん性10倍はアイコスではなく、3年前には報道されていた粗悪品のVape(他の電子タバコ)のことである。
②粗悪品のVapeとアイコスが同電子タバコとして混同され、情報サイトやツイッターなどで拡散されてしまった。
③アイコスにも有害物質は含まれるが、それは紙タバコよりも低い。(元々、有害物質が含まれていることはアイコスも言ってるし)
と、なるのではないでしょうか?
ネガキャン?デマ?最新のアイコス発がん性10倍記事は!?
今回の『アイコス発がん性10倍』の報道が拡散されたのが2017年の6月。
そして、アイコスの新型が発表されたのが、2017年の3月で、コンビニで購入できるようになるのがこの6月からと言われております。
ということは、これって新型の売上を阻止するためのネガキャンではないの?
対立する相手を誹謗中傷して勢いを下げるネガティブキャンペーンは昔からよくありますね。
特に、日本人はリスクを取らず右に倣えの感が多いので、こういった最新のネガキャンはとても反応が高いです。
今回もアイコスを狙ったネガキャンだったのではないでしょうか?
新型の最新アイコスで発がん性10倍はデマの可能性大
私もアイコス民ですので、新型アイコスは気になるところ。
まだ、アイコス民としての日は浅いですが、既にブレードは一度折っており、充電も接触不良で一発ではなかなか決まらないですが、それでもアイコスを吸い続けております。
新型アイコスではいくつか変わったところがあるのですが、今回の報道であった発がん性10倍など有害物質については特に変わりがないようです。
使用方法は同じですのでそれもそうですね・・・
新型最新アイコスと旧型アイコスの違いとは?
今回、新型アイコスと旧型アイコスと変わった点を簡単にまとめてみると、
①ブレードが折れにくく改良(これは嬉しい♪)
②充電時間の20%短縮(1分ほど短縮!)
③ホルダーのツメが改良(接触不良が減るってことね!)
などがあります。他にも白色LEDライトなどのデザインやバイブ機能なども追加され、全体的に旧型の不安を解消された作りとなっていますね。
今回のアイコス発がん性10倍は、新型アイコスに合わせたネガキャン要素が強くデマだと思っております。しかし、デマニュースが拡散されてもまだまだアイコス人気は収まることはなさそうですので今後は最新のポジティブニュースに期待したいですね。
今ではニコチン入り電子タバコがアイコスより上回る時代
加熱式タバコの先駆的な存在として登場したアイコスですが、その後グローやプルームテックなどが登場し一気に下火へとなってしまいました。
ただ、その中でも一番吸い応えがあるため今でもアイコスは人気を維持しているのですが、今やアイコスよりも使いやすいニコチン入り電子タバコの方が人気となってしまいました。
今回の記事でもご紹介しましたが、JUUL(ジュール)はタバコの葉や火を使わないので臭いが加熱式タバコよりも少ないので使いやすく、その為加熱式タバコから移行してくるユーザーも多いんです。
この機会にニコチン入り電子タバコを試してみてはどうですか?