初めてピアスを開けよう!と決めたとき、不安になるのがピアスを開けた時の痛みや腫れですよね?
ピアスホールが膿んでしまったらどうしよう?膿まない方法や対処方法はあるの?と疑問に思うこともしばしば…。
中には「夏にピアスを開けると膿む」という話を聞いたことことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
果たして本当に夏にピアスを開けると膿むのか、その真相を探ってみましょう!
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ピアスホールが膿んでしまう原因は?
そもそも、どうしてピアスホールが膿んでしまうのでしょうか?
ついついやりがちなことが、膿の原因につながる可能性が高いです。あなたにも当てはまってはいませんか?
不衛生な手で触ってしまっている
ピアスホールが膿んでしまう原因として一番に挙げられるのが、不衛生な手でピアスホールを無意識に触ってしまっているということ。
ピアスホールが安定するまではむやみに触らず、ピアスも極力動かさないように心がけることが大切です。
ピアスホールのケアを怠っていた
毎日のケアを怠ると細菌が繁殖しやすくなり、膿の原因になります。
また、消毒のし過ぎでかぶれや炎症を起こす可能性もありますので、正しいケア方法と注意が必要です。
ピアスの素材が合っていない
金属アレルギーの方はもちろん注意する必要がありますが、中には樹脂ピアスやアクリルピアスが肌に合わない方もいらっしゃいます。
どの素材があっているかは人それぞれなので、不安な方はクリニックに相談してみるのも良いでしょう。
夏にピアスを開けると膿む?
それでは、どうして「夏にピアスを開けると膿む」と言われているのでしょうか?
また、夏にピアスを開ける注意点についても解説していきます!
夏にピアスを開けるのはよくない?
結論から言うと、ピアスを開けるのに季節は関係ないと言われています。ですので、夏にピアスを開けても問題はありません!
ただ、どうしても夏は汗をかきやすく蒸れやすい季節なので、「夏にピアスを開けると膿む」と言われるようになったのかもしれませんね。
しっかりと毎日正しい方法でケアしていれば、ピアスホールのトラブルは避けられるでしょう。
逆に冬に開けたとしても、毎日のケアを怠っていれば膿の原因になり兼ねないのです。
夏にピアスを開ける場合の注意点は?
夏は汗をかくことによって、肌に細菌が繁殖しやすい状態になっており、かゆみや赤みの原因になりやすいです。
ピアスホールが気になって不衛生な手で触ってしまうと、傷口に細菌が繁殖し、化膿する恐れがあるので注意が必要です。
また、衛生面からも海水浴やプールは控えた方は良さそうです。
ピアスを開けるのに最も適している季節は?
では、夏にピアスを開けても問題がないとわかったところで、ピアスを開けるのに適している季節があるのか、それがいつなのか気になりませんか?
季節ごとにメリット、デメリットをまとめてみましたので、参考にしてみてください。
春にピアス開けるメリット・デメリット
新生活をきっかけにピアスを開ける方も多く、初めてピアスデビューする方にはピッタリな季節かもしれませんね。
ただし、春は風が強く、花粉なども飛んでいるのでアレルギー体質の方は特に注意が必要です。
夏にピアス開けるメリット・デメリット
学生の方は夏休み、社会人の方はお盆など、長期休暇で開けられるのはメリットと言えるでしょう。
夏にピアスを開けるデメリットは、やはり汗をかく・蒸れやすいというところでしょうか?
秋にピアス開けるメリット・デメリット
秋は気候が落ち着いていることもあり、ピアスを開けるのに適している季節と言えます。デメリットは特にありません。
ですが、デメリットがないからといって毎日のケアは怠らないよう注意しましょう。
冬にピアス開けるメリット・デメリット
夏と同様に、長期休暇があることからピアスを開けるタイミングとしては良いと言えます。
乾燥しやすい季節なので、かゆみなどのトラブルが発生しやすいです。
ついピアスホールを触ってしまわないように気を付けましょう。
ピアスホールが膿まないようにする方法と対処方法は?
それでは、ピアスホールが膿まないようにする方法があるのでしょうか?
膿んでしまったときの対処方法と膿を正しく理解し、もしもの時に備えられるようチェックしていきましょう!
そもそもピアスホールの膿とはどういうもの?
ピアスホールの膿の特徴として挙げられるのは、腫れ・痛みを伴う粘着性の黄色い分泌液で、独特のきつい匂いがあります。
このような特徴の体液がピアスホールから出ている場合は、膿の可能性があります。
ピアスホールから出る黄色い液は膿?
ピアスホールから出る黄色い分泌液ですが、みなさんはこれが全て膿なのだと勘違いしていませんか?
この黄色い分泌液は、傷を治癒しようとする時に出るリンパ液やクラスティと呼ばれる体液の可能性が考えられます。
リンパ液の特徴は黄色い透明の分泌液で、さらさらしており匂いはありません。
また、クラスティは粘着性の分泌液で、乾燥するとかさぶたのように固まる特徴があります。
どちらもピアスを開けてから2、3か月は発生しやすい症状と言われており、このリンパ液やクラスティを膿を勘違いして消毒しすぎてしまわないように注意が必要です。
ピアスホールが膿まないように清潔を心がけよう
膿はもちろん、先ほど説明したリンパ液であっても放置は厳禁です!清潔に保つように心がけましょう。
毎日のケア方法は、入浴時のシャワーで汚れを洗い流す程度で十分です。
あまりに殺菌作用の強い石鹸や、過度に消毒液を使ったケア方法は逆効果になる場合もあります。
また、濡れた状態のまま放置すると細菌が繁殖しやすくなるため、きちんと乾かすことが大切です。
ピアスホールが膿んでしまった時の対処方法は?
ピアスホールから自然に出ている膿やリンパ液などの体液は、ガーゼまたはティッシュで優しくふき取りましょう。
どうしてもピアスホールが膿んでしまう…という方は、抗生物質が入っている軟膏を使用をおすすめします。
軟膏ですが、化膿止めなどの表記があるもの選びましょう。薬剤師に相談するのも手です。
夏にピアスを開けてはいけない?ピアスホールの膿の対処方法まとめ
いかがでしたか?
本当に夏にピアスを開けると膿みやすいのか、ピアスホールの膿の回避方法についてまとめてみました。
ピアスを開けるのに季節は関係なく、しっかりと毎日正しい方法でケアさえしていれば、膿の発生は低いことがわかりましたね。
ですが、どれだけ気をつけていても体調不良や免疫力の低下によって膿が出てしまうこともあるのも事実です。
もしも膿んでしまってご自身で対処ができない場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
初めてピアスを開ける方にとって不安なことや疑問に思うことはたくさんありますが、やはり魅力的なピアス。
膿の原因についてきちんと理解した上で、おしゃれを楽しめたら素敵ですよね?
この記事があなたにとって、少しでもお役に立てたられていたら幸いです。