近年、日本の入れ墨事情はファッションやオシャレの一環として認知されている傾向にあります。
そんな中で1つ疑問に思うのが「入れ墨を彫るとがんになるのか?」という問題。
ネットの情報などでも取り上げられていますが、この疑問に関しての真相はどうなのか?本記事では、その点の疑問や入れ墨のデメリットなどについて述べていきたいと思います。
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まずは入れ墨のデメリットから
まずは、入れ墨を彫る事においてのデメリットからお伝えしていきましょう!
安易な考えで入れ墨を彫ると後悔する可能性もありますので、デメリットをしっかりと理解して心得た上で彫る事をおすすめしますm(__)m
①感染症のリスク
1つ目のリスクは感染症です。
「なぜ、入れ墨を彫ると感染症のリスクがあるのか?」これに関しては、彫師のやり方にもよりますが、衛生面が整っていない場所や安値でサービスを提供している所では、入れ墨を彫る際に使用する器具を使いまわしているという事が考えられます。
つまり、複数人に対して同じ器具を使用しているという事で、感染症を引き起こしてしまうリスクがあるわけです。
最悪の場合、エイズや肝炎などを患ってしまう可能性もありますので注意が必要。
②重金属の影響
2つ目のリスクは重金属(比重が4以上の金属)による影響です。
仮に、入れ墨を彫る彫師が重金属を使用していた場合、それが体内に侵入する事で「肝機能の低下」「MRIを受けられない」などのリスクもありますので予め把握しておきましょう。
彫師がどこまで注意してどこまで衛生面に気を遣っているかが最も重要なポイントとも言えるので、もし今後入れ墨を彫る予定があるのであれば最低限ここでお伝えしている事には注意しておくべきです。
③保険金のトラブル
3つ目のリスクは保険金のトラブルです。
まず、入れ墨があると生命保険に加入できない可能性が一気に高くなります。
その理由としては、上記でもお伝えしたように入れ墨は体に良い影響がなく、むしろ悪い影響を及ぼす可能性があり、それによって病気や感染症を発症する事は十分に予測できることだからです。
保険会社からすれば、「入れ墨を彫ってるなら病気になる可能性も高まるし、そんな人にはお金を出さないよ?」という事ですね。
また、保険に加入した後に入れ墨を彫り、その後に亡くなってしまった場合でも保険金が下りないケースが多いみたいです。
死亡保険が下りない事によるトラブルも多々あるみたいなので、入れ墨を彫る時にはそれなりの覚悟が必要だという事を十分に理解しておきましょう。
入れ墨とがんの関係性について
次に、入れ墨とがんの関係性についてです。
「そもそも、入れ墨を彫るとがんになる?」ってのは本当か否か…。
私が調べた中で参考になりそうな情報を整理してまとめてみましたので、こちらも併せて参考にしてみよう!
皮膚がんになるリスクは高まる?
まず、入れ墨で一番気になるのが皮膚に対する影響です。
がんで考えると皮膚がんが真っ先に思いつくと思いますが、結論から申しますと入れ墨を彫ったからと言って皮膚がんになる可能性が高まるとは断言できません。
ただし、先ほどもお伝えしたように、皮膚がんでなくとも肝臓などの臓器に対して影響が出てしまい、そこから病気に発展するという可能性は考えられます。
なので、必ずしもがんになるとは断言できないが、後々の病気につながる可能性はあるという事ですね。
結局のところ、体の事を第一に考えるなら入れ墨は彫らないほうが利口です。
山本KIDのがんも入れ墨の影響?
TVやニュースでも大々的に取り上げられていたのが、山本KIDさんの突然の訃報です。
間違いなく格闘技界を盛り上げた人物の1人に挙げられる山本KIDさんがお亡くなりになったのは本当にショックでした。
そんな中で噂になったのが山本KIDさんの入れ墨問題です。
一部では入れ墨によって体調を崩したり、それが原因でがんになっているのでは?という憶測も飛び交っていましたが、これに関して調べてみたところ、山本KIDさんの死因は胃癌でしたので、直接的な関係はないみたいです。
ただ、今となっては少なからず入れ墨も影響しているのでは?と思ってしまう方もいると思いますし、なんだかんだで入れ墨は体には悪影響なので、そこを踏まえると彫らないままのほうが安全ですよね。
入れ墨は「百害あって一利なし」
ここまでの内容からもわかる通り、ぶっちゃけ入れ墨を彫る事は「百害あって一利なし」です。
決して入れ墨を彫っている人を否定するわけではありませんが、いろいろと不便な点も多くあるので、個人的にはおすすめできないという事です。
改めて、入れ墨を彫る事によるデメリットや百害に当てはまるであろう内容をお伝えしておきたいと思いますので、以下ご参照ください。
- 保険金が下りない可能性が高い
- 保険に加入できない
- 肝臓の病気を患う可能性が高くなる
- 肝臓のがんになるリスクもある
- 海やプールに気軽に行けない
- 温泉や銭湯に入れない事も多い
- 結婚で相手の両親に反対される可能性もある
- スポーツジムでの入会NGが多い
- MRIの検査が受けられない事もある
- 消しても元通りにならない
以上、入れ墨を彫る際にはこれらを十分に覚悟した上で彫るようにしましょう。
入れ墨はできる限り早めに消すのが得
って事で、入れ墨はがんになるならない関係なしに早めに消しておくのが利口だと言えます。
もちろん、上記でお伝えしたことを重々承知している方に関しては無理に消す必要はありません。
ただ、入れ墨を消すことによるメリットはたくさんありますので、メリット・デメリットを考えてタトゥー除去などを検討してみるのもアリかもしれませんね!
消すことによるメリット
入れ墨を消すことによるメリットはたくさんあります。
上記の項目でまとめているデメリットがそのまんま逆になってメリットに変わります。
例えば、、、
・プールや銭湯にも行ける
・保険に加入できる
・MRI検査を受けられる
など、いろいろと不便な事が一気に解消されますし、がんになるリスクを心配する必要もありません。
今の生活に不自由がなくとも、今後不自由な事が出てくる可能性もありますので、将来的な事を考えて彫るか彫らないか、消すか消さないかを考えてみましょう。
おすすめのタトゥー除去クリニックをご紹介
もし、入れ墨に後悔しているのであればタトゥー除去クリニックで相談する事をおすすめします!
一昔前だと、皮膚を切除したり皮膚を移植したりなど外科的手術でないと入れ墨を消すことができませんでしたが、今ではレーザー機器を使用するなど新しい方法が主流になっています。
比較的痛みも少なくて傷跡も残りにくいので、日々美容外科クリニックに相談者が殺到しているという状況でもあります。
また、数ある美容外科クリニックの中でも特におすすめなのが「湘南美容クリニック」です。
湘南美容クリニックはタトゥー除去の実績も多く、最新のレーザー機器なども豊富に取り揃えていますので、入れ墨を消すことを前向きに考えている方にもおすすめですよ♪
【結論】入れ墨は無い方が良い!
以上の事を踏まえた私の結論は「入れ墨は無い方が良い」という事です。
まぁ、これに関しては賛否両論あると思いますが、結局のところ自分が死んでしまった時にも家族に保険金を与えられない可能性がありますし、そもそもプールや銭湯に行くのにも場所を選ばないといけないのが非常に面倒です。
結婚相手の家族の目もあったり、子どもの行事に参加する際にも入れ墨を隠すなどの面倒な対策が必要となるので、よほど入れ墨に対してこだわりが無いのであれば消すことをおすすめしますし、今から彫ろうと思っている方には彫らない事をおすすめします。
という事で、本記事では少し個人的な意見を踏まえて内容をまとめてみましたが、最終ジャッジは皆さん次第なので、ここまでの情報を参考にして検討してみると良いでしょう^^