結論から言うと、タバコのショートとロングの違いは長さ以外にも「タバコ葉の量」や「味」に違いがあります。
また、ショートとロングという種類は聞いたことあるけど「どっちがおすすめか・美味しいのか」気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、下記の3つの内容に着目して詳しく解説していきます。
- タバコのショートとロングどっちがおすすめか
- ロングサイズがあるタバコのおすすめ銘柄
- タバコにはショートとロングの長さ以外にも種類がある
上記内容をまとめると…
- ショートはガツンとした味が好みの方におすすめ・ロングはまろやかな味が好みの方におすすめ
- メビウス、マールボロ、パーラメント、ラーク、ケントがおすすめ
- 長さはレギュラー・ロング・キング・スーパーキングの4種類ある
この記事を最後まで読むことで、タバコのロングとショートの違いだけでなくロングサイズのおすすめ銘柄についても詳しく知ることができるので是非参考にしてみてください。
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タバコのショートとロングとは?
タバコのショートとロング、見た目で分かる大きな違いは「長さ」にあり、数字で比べるとショートは約85mmなのに対し、ロングでは100mmと約15mmの差があります。
またショートとロングの見分け方としては、ロングの場合にはタバコのパッケージに「100’s」と記載されているため見た目での違いは一目瞭然です。
ここからはショートとロングの違いをより詳しく解説していくので、タバコ初心者の方も愛煙家の方も是非この機会に色んなタバコにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
タバコのショートとロングの違いを徹底解説!
冒頭でもお伝えしましたが、タバコのショートとロングには見た目で分かる長さの違い以外にも「タバコ葉の量」や「味」に違いがあります。
ここではショートとロングそれぞれの違いを詳しく解説していきます。
また特に味に関しては、タバコを吸ううえで重要になるので是非タバコ選びの参考にしてみてください。
違い①:タバコの長さ
タバコのショートとロングの違い1つ目は見た目でも分かる「長さ」にあり、数字で見るとショートは約85mmなのに対しロングでは100mmと約15mmの差があります。
以上のことから、ロングはショートに対して15mm長い分「長い時間タバコを吸える」という特徴があります。
また、ロングに比べて15mm短いショートは長い時間吸えない分「煙やタバコ葉の味や香りをしっかり感じることができる」という特徴があります。
違い②:葉の量
タバコのショートとロングの違い2つ目は見た目では分からない「タバコ葉の量」にあり、ロングはショートに比べて15mm長い分タバコの葉の量が多くなっています。
しかしだからと言って「タバコ感が増す」というわけではなく、あくまでも長さに比例して多くなっているだけなので、ロングは長さがある分ショートに比べるとタバコ感はマイルドになります。
またショートとロングでは、タバコ葉の量が異なることから必然的に味が違うと感じるものと考えられるでしょう。
違い③:味
タバコのショートとロングの違い3つ目は「味」にあり、ショートでは「タバコ独特のガツンとした旨味」があるのに対し、ロングでは「タバコ独特の苦みがマイルド」になります。
味の差を感じる理由としては、タバコ葉の量が多くなると微量ではありますがニコチンやタールの量も多くなる場合があることから味に違いを感じると考えられます。
以上のことから、味に重点をおいてタバコを選ぶのであればショートはタバコ感を強く感じたい方におすすめで、ロングはタバコ初心者の方にも吸いやすいタバコであると言えます。
タバコのショートとロングはどっちがおすすめかそれぞれの意見をご紹介!
ここまでタバコのショートとロングの違いについて解説してきましたが、ここからは実際にショートを吸っている方とロングを吸っている方の意見をご紹介していきます。
ショートとロングの違いは分かったけどどっちがおすすめか知りたいという方のためにも、ショート派・ロング派それぞれのおすすめ理由をまとめてみました。
是非他の方の意見も参考に、どっちが自分に合うのかお気に入りのタバコサイズを探してみてください。
ショート派の意見
タバコと言ったらショートだよね~。一時ロングを吸ってたことがあったけど、途中で要らなくなって半分くらいあるのに捨てたw
吸いごたえも軽い印象あったし、そっから私はショート一択だわw
タバコ吸ってて「ん?タバコマズい~。風邪ぎみかな?」と思ったら間違えてロング買ってたなんてことがあったけど改めて味の違いに気づいた。圧倒的にショート派。
僕はショートが好きですね。ショートの方がロングに比べて味にコクというか旨味がありますし。あとショートは種類が多いので、味に飽きた時とか違う銘柄を試しやすいので良いです。
以上のショート派の意見を見ると、ショートは「吸いごたえ」や「タバコ独特の旨味を感じたい」という方におすすめと言えます。
また種類が多いことから、味に飽きた時やタバコの自動販売機で吸いたい銘柄が無い場合に違うタバコを選びやすいとの意見も多く見受けられました。
ロング派の意見
初めて吸ったタバコはショートだったけどなんか吸いずらくて。友達にロングを1本もらってからロングを吸うようになったわー。おすすめ。(笑)
俺はもう完全にお得感でロング吸ってる。ショートに比べたら味は薄いけど長い時間吸えるし。得してる気分。
でもたまにショートも吸う。「タバコ吸ってるぜ!」感で(笑)
私は気分でロングとショート吸い分けてる!
ショートはガツンとした味がして好きだし、ロングは柔らかい味がして好きで朝吸ったりしてる。気分で吸い分けるのもあり。
以上のロング派の意見を見ると、ロングは長い分「長い時間吸いたい方」や「柔らかい味が好み」という方におすすめと言えます。
また後のQ&Aコーナーでも詳しくご紹介しますが、ショートとロングでは値段が同じであることからお得感で吸っているという方も多くいました。
【感想】ショート派とロング派の意見を見た見解
ショート派・ロング派、それぞれの意見を見た中で何かタバコを選ぶヒントは見つかりましたか。
ここでの意見を見る限りでは、タバコを選ぶ基準としては味の違いで大きく好みが分かれていることが分かります。
またタバコ選びにあたっては、周りの喫煙者とタバコを1本づつ交換して吸い比べるのも面白いかもしれません。
ロングサイズがあるタバコのおすすめ銘柄をご紹介
今や数百種類もあるタバコですが、コンビニや自動販売機でもロングが並んでいるのは皆さんも見かけたことがあるかと思います。
ここまではタバコのショートとロングの違いやタバコ選びの基準について解説してきましたがここでは、ロングサイズがあるおすすめの銘柄をご紹介していきます。
ショートを吸っているけどロングを試したいという方、ロングを吸っているけど他の銘柄も気になるという方、是非参考にしてみて下さい。
銘柄①:MEVIUS(メビウス)
ロングサイズがあるおすすめの銘柄1つ目は「MEVIUS(メビウス)」で、今回調査したコンビニではロングサイズだけでも7種類が並べられていました。
またメビウスはフレーバーの多さでも人気の銘柄となっているため、万が一味に飽きたとしてもメビウスの中で味変をすることができるため試しやすい銘柄と言えます。
ちなみに、メビウスはマイルドセブンから刷新された銘柄であり、かねてから男女問わず愛煙家の多いタバコでもあります。
メビウスの豆知識
JT(日本たばこ産業)は8月8日、旗艦たばこブランド名称の「MILD SEVEN(マイルドセブン)」を「MEVIUS(メビウス)」に刷新、合わせてパッケージデザインも変更すると発表した。日本市場では2012年11月上旬に新パッケージに切り替え、2013年2月上旬に新ブランド名称に移行する。
出典:アイティメディアビジネス
銘柄②:Marlboro(マールボロ)
ロングサイズがあるおすすめの銘柄2つ目は「Marlboro(マールボロ)」で、今回調査したコンビニではロングサイズは2種類が並べられていました。
また商品名に関してですが、よく耳にする「マルボロ」は愛煙家の間で呼ばれている略称であり正式名称はマールボロとなります。
マールボロはファンの多い人気高い銘柄ですが、10年以内に紙巻きタバコ販売から撤退することが決まっているため是非今のうちにロングサイズを楽しんでみてください。
マールボロの豆知識
「マールボロ」や「ラーク」などを手掛けるたばこ大手の米フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)は、10年以内に日本で紙巻きたばこの販売から撤退する方針を表明した。
出典:日本経済新聞社
銘柄③:PARLIAMENT(パーラメント)
ロングサイズがあるおすすめの銘柄3つ目は「PARLIAMENT(パーラメント)」で、今回調査したコンビニではロングサイズは4種類が並べられていました。
パーラメントはフィルター吸い口部分に空洞があるタイプのタバコで、吸いごたえがとても柔らかくかつ、高級感を感じるパッケージであることから根強いファンが多いタバコでもあります。
ちなみに、パーラメントは愛煙家の間では「パラメ」と呼ばれており、人によってはフィルターの空洞をあえて潰したり切り取ったりなどして吸っている方もいます。
パーラメントの豆知識
パーラメントのフィルターは「リセスド・フィルター」と言い、巻紙の末端から奥まった形で入っているのが特徴で、空間部で煙を冷ます効果があるとされている。
出典:ウィキペデア
銘柄④:LARK(ラーク)
ロングサイズがあるおすすめの銘柄4つ目は「LARK(ラーク)」で、今回調査したコンビニではロングサイズは5種類が並べられていました。
ラークは味に大きな特徴がありチョコレートビター系の香料が使用されていることから、濃厚な旨味と合わせて香りも一緒に楽しめるタバコとなります。
またラークもこれまで紹介した3つ銘柄同様に愛煙者が多く歴史あるブランドでもあることから、特に喫煙歴の長い男性からの人気が高い銘柄となっています。
ラークの豆知識
チョコレートビター系の香料が使用されている。発売当初は、ガストラップフィルター(3層フィルター)を採用していた。現在は通常のチャコールフィルター(メンソールはプレーンフィルター)に変更されている。
出典:ウィキペデア
銘柄⑤:KENT(ケント)
ロングサイズがあるおすすめの銘柄5つ目は「KENT(ケント)」で、今回調査したコンビニではロングサイズは12種類が並べられていました。
ケントはショートサイズのタバコが少なく、ロングサイズメインのタバコを販売していることが大きな特徴で、ロングサイズを好む愛煙者の方から人気が高いタバコブランドです。
また、ケントはタールの量が1mmや3mmと少ないことから、初めてタバコを吸う方にもおすすめのタバコであると言えます。
ケントの豆知識
1952年にアメリカで販売開始された。一般的に世界初のフィルター付き煙草とされているが、1931年に誕生したパーラメントの方が先だという説もある。
出典:ウィキペデア
タバコはショートやロング以外の他に2種類の長さがある!
ここまで散々「ショート」や「ロング」と呼び、それぞれの違いやどっちがおすすめかなどを紹介してきましたが、実はショートやロングといった呼称は正式名称ではありません。
また、長さの種類に関してはショートやロングの他にも2種類あり、詳しく知らなかったという方も多いのではないでしょうか。
ここではタバコの長さの正式名称と、各長さがいったいどのくらいを指しているのかを紹介していきます。
長さの種類①:レギュラー
長さの種類1つ目は「レギュラー」で、数字で見ると70mmサイズのタバコです。代表的な銘柄では「ホープ」や「ピース」があります。
愛煙家の間では「ショートホープ」や「ショートピース」と呼ばれるタバコですが、実はレギュラーでありイメージとは全く異なる名称であることに驚きます。
ただし注意点として、販売店などでタバコを買う際に「レギュラーサイズのホープをください」などと言っても店員さんには伝わらない可能性が非常に高いので注意しましょう。
長さの種類②:ロング
長さの種類2つ目は「ロング」で、数字で見ると80mmサイズのタバコです。代表的な銘柄は今では販売されていないタバコですが「わかば」となります。
わかばは2019年に販売を終了した銘柄になるので再販される可能性は非常に低いですが、販売されていた当時は他のタバコに比べて安い銘柄の1つでした。
今や吸うことのできない「わかば」ですが、実は現在は葉巻の一種でもあるリトルシガー「わかばシガー」として販売がありますので、興味のある方は是非一度試煙してみてください。
長さの種類③:キング
長さの種類3つ目は「キング」で、数字で見ると85mmサイズのタバコです。代表的な銘柄は沢山あり、実はキングこそが今やタバコの定番サイズでもある「ショート」の部類になります。
この記事でショートとロングについてご紹介してきましたが「ショート=キング」という、少々分かりづらいもののキングが今のタバコの一般的なサイズと言えます。
しかし、コンビニなどでタバコを購入する際には「キングサイズの…」などと言っても、ほとんどの場合店員さんへは伝わらないため注意が必要です。
長さの種類④:スーパーキング
長さの種類4つ目は「スーパーキング」で、数字で見ると100mm以上のタバコです。代表的な銘柄はこの記事でもご紹介した「パーラメント」や「ケント」などがあります。
この記事でショートとロングについてご紹介してきましたが「ロング=スーパーキング」となり、パッケージに「100’s」と記載されているタバコがスーパーキングに該当します。
また、タバコを店舗で買う場合には「スーパーキングの…」などと伝えても店員さんは正式名称を知らない可能性が非常に高いので注意してください。
タバコのショートとロングに関するQ&Aコーナー
ここからはタバコのショートとロングについて特に多かった質問内容をQ&A形式でご紹介していきます。
タバコのショートとロングの違いなどついて調査していく中でも、やはり「値段」についての質問内容が多く見受けられました。
ショートを吸っている方もこれからロングを吸おうと考えている方も気になっていた方が多いのではないでしょうか。是非参考にしてみてください。
タバコのショートとロング長さが違うのに値段が一緒なのはなぜ?
タバコのショートとロングの値段ですが、ほとんどの銘柄がショートもロングも同じ値段で売られています。
同じ値段で売られている理由ですが「値段に差が出ると売れ行きが偏る」「飽きがきても他のタバコを試してもらいやすい」などといったメーカー側の想いがあってこそと考えられます。
また、値段は違えどやはり味が大きく異なることから「自分に合ったタバコを自由に選びやすい」というメリットが一番の理由であると言えるでしょう。
タバコのロングを買えば得をする?
ロングを吸っている方の中には「お得感」からロングを吸っているという方も多く見受けられましたが、感じ方には個人差があるでしょう。
なぜならば、タバコ葉の量が多く入っているからお得に感じるという方もいれば、ロングは長い時間タバコを吸うことができるから得している気分になるなど、意見は様々だからです。
つまり、タバコを選ぶ際の基準として「値段から見るお得さ」を重要視するのか「タバコ独特のコクのある旨味」を重要視するのかで変わってくるということが言えます。
タバコのショートとロングの違いや選び方・おすすめの銘柄まとめ
この記事では、タバコのショートとロングの違いや見分け方・選び方、おすすめの銘柄などを解説してきました。
今回はおすすめの銘柄として5種類の銘柄をご紹介しましたが、ロングサイズがある銘柄は他にも沢山あるので、是非これを機に色んなタバコにチャレンジしてみてください。
また、紙巻きタバコは時代と共に加熱式タバコへと切り替わりつつあるため、紙巻きタバコ初心者の方も愛煙者の方も今のうちにショートとロングの味比べを楽しんでみてはいかがでしょうか。