舌ピアスとはベロに開けるピアスの事です。
とは簡単に言いますが、舌ピアスは開けた時よりも開けた後の痛みが辛く、舌が腫れ、頭痛と吐き気で3日ほどまともに動けなくなります。※筆者経験談
それでも口を開けたときにチラリと見える舌ピアスはかっこよくオシャレなものです。
今回は実際に舌ピアスを開けている筆者が舌ピの位置と名称、そして王道センタータンの痛みや腫れの少ない開け方を大公開しちゃいます！
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舌ピアスの王道は【センタータン】
舌ピアスと言ったらセンタータンです。
ベロのど真ん中の位置に開けるピアッシングで舌ピアスを開けるならまずセンタータンと言われるほど。
太い血管が流れてない位置を確認し開けていきます。
筆者が開けている舌ピアスもセンタータンです。
開ける時は痛くないですが、開けた次の日から舌が大きく腫れ頭痛で3日間動けなくなりました。
筆者が開ける時はそれはもう検索しまくりました。
いろんな記事を読んで実際にセルフで開けたセンタータンの開け方をご紹介します。
舌ピアスを開ける際に用意するもの
ピアスを開ける際にまず、これらを揃えましょう。
舌ピアスを開ける時に用意するもの
| 道具・器具 | 使用用途 |
|---|---|
| ニードル （14G） | 穴をあける器具です。 舌ピアスは14Gがおすすめ。 |
| ピアス （14G） | 開けるニードルと同じ太さを用意します。 シャフト18㎜、ボール5ｍｍ以上のもの。 |
| 消毒液(エタノール) | 器具と肌を殺菌するために使用します。 |
| イソジン（うがい薬） | 口の中を洗浄します。 |
| 消しゴム・コルク | ニードルを受ける時に使います。 適当な大きさに切っておくと◎ |
| 軟膏 | ニードルの滑りを良くし炎症を防ぎます。 |
| タオル | 唾液や血で汚れるため |
| 鏡 | 開ける位置を随時確認します。 |
ストレートバーベルを購入する際の注意点
ニードルとバーベルは同じゲージ数のものを用意しましょう。14Gのニードルで開けるなら14Gのバーベルを使用します。
舌ピアスを開けると舌が腫れ上がり、3倍くらいになることもあります。
腫れて圧迫されないようにシャフトは18mm~20㎜の長めのものを用意してください。
また、腫れていく過程でキャッチャーのボールが埋まってしまう危険性もあるので大きめのボール5㎜以上を選ぶようにしましょう。
あったら嬉しいもの
| 道具・器具 | 使用用途 |
|---|---|
| クランプ | 固定し開ける位置を明確にする為の器具。 |
| ゴム手袋 | ニードルが滑らないようにしようします。 あってもなくても可。 |
| 麻酔 | 有っても無くても大丈夫です。 痛みに弱ければ有った方がいいでしょう。 |
ニードルやストレートバーベル、クランプはネットで購入できますし、消毒液（エタノール）や軟膏は薬局で購入できます。
筆者はキシロAという軟膏を使用しています。オススメ。
麻酔を使用する場合はネットで個人輸入しましょう。
あとは、
・勇気
・勢い
も用意しておいてくださいね！
センタータンをセルフで開ける方法
道具がそろったら早速開ける準備に入ります。
前準備として、消毒液を小皿に出しニードル・ストレートパーベル・消しゴム・クランプを30分ほど漬けます。
器具がひたひたになるくらいでOK。
前準備
1.口内洗浄を行う
普段通り歯磨きをし、イソジンなどのうがい薬で口内洗浄を行ってください。
舌ブラシや綿棒を使うのも◎
しっかりと綺麗にします。
2.開ける位置を確認する
漬けている間に、どの位置にピアッシングするかを決めましょう。
センタータンを開ける際には、舌の裏を確認して、筋と青く見える血管を避けるようにしましょう。
3.ニードルを準備する
30分経ったらニードルを取り出し、清潔なタオルで消毒を拭います。
軟膏にニードルを1/3あたりまで差し込みます。
ニードルは真ん中に穴が開いているのでそのままにしておくと流血してしまいます。しっかり中まで入るようにしてください。
軟膏をニードルに塗ることで流血を抑えるほか、滑りが良くなりますし、炎症を抑えてくれるので絶対ケチらないでください！
ピアッシング
クランプや麻酔を持っていたらこの段階で準備しましょう。
舌を清潔なタオルで拭き、麻酔を塗ってから開けたい任意の場所を中心にクランプを挟みます。
ここから先は舌をなるべく動かさないように平行に保つようにしてください
舌が吊りそうになりますが頑張ってください。
1.タオルを敷いて心を落ち着かせる
舌ピアスを開ける際には舌をずっと出し続けることになるので、唾液が落ちます。
そのためのタオルを口の下に置きましょう。
あとは心を落ち着かせ、勇気を出します。
動機が早くなるとその分血流が早くなり痛みと流血の恐れが出るので不安に感じたら一度やめるようにしましょう。
2.任意の場所にニードルを立てる
ニードルを刺す前に裏側に消しゴムかコルクを当てて、他の部位が傷つかないようにします。
センタータンを開け方として上から開けるか、下から開けるかで悩まれる方もいますが、
どっちでもいいです。
勢いよく開けたい、見た目を綺麗にしたいなら上から
筋や血管に刺さるのが怖かったら下から開けるようにしてみてください。
ただ、下から開けるとホールが斜めに歪んでしまうこともあるので注意です。
ちなみに私は、下から開けて歪みました。
3.勢いよく突き刺す
ニードルを立てるとﾌﾟﾂｯと、皮膚に刺さる音がします。
音がしたら勢いよくニードルを貫通させましょう。
ゆっくりニードルを刺すことも歪む原因となってしまうので、勢いが大切です。
貫通したら
舌を貫通して消しゴムやコルクなどまで到達したら一度手を止めます。
しっかりと貫通したことを確認して一度休憩しましょう。
舌は出したままですよ！
ニードルをすべて通す
消毒液からストレートバーベルを取り出し、こちらにも軟膏を塗っておきます。
落ち着いたらニードルの周りに軟膏を塗りながらニードルを通していきます。
ニードルが少し残るくらいまで差し込んだらストレートバーベルをニードルに当てゆっくり差し込んでいきます。
ニードルを抜きながらストレートバーベルを舌ピアスのホールに入れていき、ニードルが貫通しきりバーベルが通って表側から見えたらキャッチボールを締めます。
お疲れさまでした！
舌ピアスの開け方終了です。
あとは、ピアッシング後の痛みに耐えるだけです。
頭痛薬や鎮痛剤を服用しながら耐えましょう。
1週間ほどすると舌の腫れも治まり、ピアスの異物感だけが残ります。
2~3週間したらシャフトを短いものに付け替えて大丈夫です。
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センタータン以外の舌ピアスの位置と名称
舌ピアスは、ボディーピアスの一種です。
センタータン以外にも舌ピアスは位置によってさまざまな名称があり、どのピアッシングも痛みを伴うので軽率に開けるのはお勧めできません。
それでもなぜだか目を離せない魅力がある舌ピアスのそれぞれの位置と名称をご紹介。
慣れれば2連、3連できる舌ピアス【タンエッジ（タンリム）】
センタータンがど真ん中の位置に開ける舌ピの一方で、舌の際に開けるピアスをタンエッジもしくは、タンリムと言います。
センタータンはストレートバーベルを入れますが、タンエッジのピアスホールにはリングピアスやBCRなどをいれてアレンジすることができることから人気が高いです。
しかし、センタータンに比べて痛みが強く、腫れやすい位置へのピアッシングになります。
舌の裏側の筋に開けるピアス【タンウェブ】
舌を上に出したときに見える真ん中の筋に開けるピアスをタンウェブと言います。
開けても腫れる位置ではありませんが、舌ピアスの中でも排除されやすく、最初のうちは舌を動かすたびに痛みを伴います。
普段見える位置ではないので、ボディーピアスを楽しみたい向けの舌ピアスです。
上級難易度の下ピアス【ホリゾンタルタン】
舌ピアスの中で最高難易度と言われるホリゾンタルタンは、舌の中を貫通させるピアッシングです。
舌の先端の位置を右から左へ貫通させるのですが、舌は柔らかく動きやすいので貫通させるのに時間を要し、痛みが続きます。
また、舌を突っ切った形になるのでホールが完成するまで長い期間腫れが続き、舌の中にバーベルが通った状態なので常に違和感と腫れている感覚がするんだとか…。
レアな舌ピアス【リンガム】
今回初めて聞いたレアな舌ピアスリンガム。
位置的には舌の裏側に開けるです。
表面にピアスが出てこないので、ピアスを開けられない社会人や学生など、ボディピを楽しみたい方向けです。
検索をかけても参考画像があまり出てこないリンガムはこれから流行りそう？な舌ピアスです。
舌の裏だけが腫れるってどんな感じなんでしょうね…。
唇と歯茎の筋に開ける【スクランパー】
『舌ピアス』の仲間ですが、実質舌にピアッシングしているわけではないスクランパーは、歯茎と唇を繋ぐ筋に開ける舌ピアスです。
上唇に開けるのをスクランパー、下唇に開けるのをアンチスクランパーといい、牙のよう見せるのがかっこいいピアッシングです。
タンウェブ同様筋に開けるピアスなので、そこまで腫れることはないようですが、無理に動かすと裂けそうですね…。
通称蛇舌【スプリットタン】
センタータンを開けてから拡張していき、最後に糸やメスで切り込み舌を二つに裂くスプリットタンも、舌ピアスの一種です。
というより身体改造の一種。
映画『蛇にピアス』から幅広く認知されるようになりました。
ちなみに味覚にも問題はなく、慣れると左右別々に動かすことができるそうです。
完成までの工程も痛そうだし見た目もかなり奇抜です…。おすすめはできないですね…(-_-;)
舌ピアスの痛くない開け方
舌は太い血管も通っているのでしっかりと開ける位置を確認し、舌の裏側をみて血管が見える位置には開けないようにしましょう。
神経が多く通っているところへのピアッシングなので完全に痛くない開け方というのは存在しません。
注意点を守れば痛みを減らすことができ、痛くないとまではいかずとも我慢できるくらいにはなります。
ピアスを開ける時に氷はダメ
ピアッシングの際、痛みを鈍らせるために氷で冷やすことがありますが、舌ピアスを開ける時は控えた方がいいと思います。
無理やり一時的に凍傷の状態にさせるので血流が一気に戻ったときに大量出血や、頭痛がひどくなる恐れがあります。
舌ピアスは筆者の経験上そこまで痛くないです。
軟骨にピアスを開けたことがある方なら、「こんなものか」と思うほどです。
神経がたくさん通っているとこにろ穴をを開けるので、痛くないはずないんです！
開ける覚悟を持つことが一番痛くない！と思える方法です。
洗浄・消毒をしっかりする
舌ピアスを開ける際、穴をあける痛みはまず覚悟しておきましょう。
舌ピアスの痛くない開け方として重要なのが、洗浄・消毒をしっかりすることです。
イソジンなどうがい薬でしっかりと開ける位置を洗浄し消毒することで口内細菌が傷口に入り炎症が起こるのを防ぎます。
これを怠ると、開けた後に痛みとともに高熱を出すこともあります。
ピアッシング後もご飯を食べた後や、ジュースを飲んだ後洗浄消毒するように心がけましょう。
薬に頼る
麻酔を使うのも一つの手です。
口内炎等にも使われる口に入れても大丈夫な麻酔を購入して使用するのもおすすめです。
ピアッシング時にも、開けた後にも痛くなったらサッとひと塗りして、痛みを軽減させることができます。
無理に動かさない
異物感でつい触りたくなってしまいますが、これこそ痛みを倍増させてしまう行為です。
なるべく動かさず、安定させるようにしましょう。
そもそも、舌ピアスを開けた後は舌が大きく腫れ動かせなくなりますし、ご飯もろくに食べれません。
鎮痛剤を飲んで安静に寝ていましょう。
ピアッサーでの舌ピアスの開け方は？
ニードルを使った舌ピアスの開け方を紹介してきましたが、ピアッサーを使用して舌ピアスを開けたい！と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
この先では、ピアッサーで舌ピアスを開けることができるのかどうかについて解説していきます！
舌ピアスをピアッサーで開けることはできる？
結論から言うと、ピアッサーでも舌ピアスを開けることは可能です。しかし、ピアッサーで開ける際にはニードルを使用するよりもデメリットが多いので注意が必要といえます。
舌へのピアッシングは繊細な位置への穴あけになるので、耳たぶ用のピアッサーで開けることはできませんし、ピアッサーに内蔵されているファーストピアスのゲージや長さも重要です！
どうしてもピアッサーで開けたい！という方は舌ピアス専用のピアッサーを購入するようにしましょう！
おすすめの舌ピアス用のピアッサーはどれ？
舌ピアス用のピアッサーでおすすめできるのは「セイフティピアッサー タン・舌用」です！Amazonからも購入できるのでチェックしてみてください。
ピアスのシャフトは18mm、太さも14Gなので安心してピアッシングが可能！キャッチもボールになっているので、舌に埋まってしまう心配も少ないのが嬉しいポイント。
また、金属アレルギーに対応したチタン製のファーストピアスが搭載されているのも魅力的です！
まとめ｜舌ピアスの開け方、痛みや腫れが出ない方法とは？
舌のピアスを開ける時には、開ける日よりも次の日を考えるようにしましょう。
最低でも3日間お家に引きこもれる時の方が安心です。
セルフで開けるとなると感染症や流血など様々な問題もあるので、できればクリニックや、ピアススタジオで開けるようにしましょう。
コンプレックスにお悩みなら、気軽に無料でカウンセリングを行ってくれる【湘南美容クリニック】が絶対におすすめ。
WEBからすぐに無料のカウンセリング予約ができるのでとっても簡単！豊富な施術内容からコースを選ぶことができるので、どんなコンプレックスも解決できますよ！
